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なんで日本人は倒れるまで働くの?

美徳であり、おかしなところだが、我々飲食業界に「あるある」だが

倒れたいと思ったことがある人は、仕事を休むことや弱音を吐くことが

「甘え」なのだと思い込んでいる場合が多く上司など目上の人に

「甘えている」と言うやつ多いのかもしれない。だから仕事が辛くても

「休みたい」「きついです」と言えずに、「倒れるしかない」

という結論に至る。しかし、それは決して甘えでもなくある種の洗脳だ。

倒れたいとまで思うのは、明らかに過度のストレスと過労だ。

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 「倒れたい」と思ってしまう原因のひとつに、人間関係のストレスがある。

いじめやパワハラなどを受け続けたり、苦手な人間の付き合いで負担が続くと、

精神的にすり減って心の悲鳴!ある意味恐怖心で思考が停止してしまう!
「倒れたら職場の人にしばらく会わなくて済む」
「自分が倒れることで問題が露呈する。」
「倒れたら人の心をどれだけ傷付けているか見せつけよう」

人間関係の悩みは、社会の中で自力での解決がとても難しい問題で

このように解決の糸口として「倒れたい」思考になる。

仕事があまりに忙しすぎて疲労がピークに達すると、不思議と「倒れたい」

思考に!ごく決まった繁忙期だけなら「この忙しさが過ぎれば休める」

と頑張れるが、常に終わりが見えないような状況では、残念ながら

生きる屍になってしまうのだ。「倒れることでしか休むことができない」

ブラック飲食店は50歳近辺のオーナーに多い。

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「一日でもいいから倒れてそのままぐっすり眠りたい」

忙しいのは良い事だ、と言うオーナーも多いが、それは現代においては

それは違う。心身の健康や充実した感覚がなくては無理なのだ。

あまりにも過酷な環境で働いている料理人の多いこと。。。
* 拘束時間が長くプライベートの時間が取れない
* 寝る時間がない。
* 体力的、精神的な負担が大きい

こういった環境で長く働いていると、

自分の身を守るため本能的にそこから逃げ出したい。

しかしブラックな会社であったり人手が不足していると、

簡単に休んだり辞めづらいもの。そのため心身が追い詰められ、

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唯一の逃げるための手段として「倒れるか」「逃げるか」ない状況になるもの

ストレスや過労により追い詰められ、正常な判断ができない状態なのだ。

これはもはや経営者の作戦と言えるだろう。考える時間と余裕を与えないのだか

ら例え倒れても根本的な解決にはならない。はっきり言ってストレス抱えて

仕事するならさっさと辞めるのが普通ということを覚えておいた方が良い。

付加価値つけようサービス業マガジンVOL245

次回ー飲食業の目的は「サービスそのものの瞬間!?」


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