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できる男のワイン術!?

「猫のおしっこ?」「濡れた犬」「腐葉土」ワインの表現は奥が深い。。

よーし!ワインの勉強するぞー!と日本人はやたらと知識を詰め込むが、

ワインなんぞ、飲んで覚えるのが今の基本。残念ながら飲めないソムリエは

ソムリエではない。テイスターだ。今の時代お好みのワインに出会ったら、

ラベルの写真を撮って、葡萄品種を調べる。感想をメモに書き留める。

そんな繰り返しの積み重ねで、覚えるもの。その時少し気の利いた事を言って

「おっ、デキるやつ!」と思われればいいのだ。

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自分だけとんちんかんなコメントして恥ずかしい場合もあるが

プロでもたまにトンチンカンなことはよくあること。


テイスティングのキホンは大きく3つ、色(外観)・香り・味わい

1 見た目(外観)
まずは色を見るところから。男性はご自分のYシャツの袖、
もしくは白いナプキンを背景にして見るフリするだけで
上級者っぽく見える!色の濃淡、色調(赤ワインなら紫がかっているか、褐色に近いかなど)などを言う、どうせ聞いている方も大半は覚えてない。スラスラ言えるだけで内容は2の次だ。
にごりや異物がないかチェックするのもポイント。
近年、無濾過のワインも多いので、にごっている=異常ということもない。
傾けていたグラスをゆっくり起こすと、ワインの液体がグラスの内側を「ツー」と流れるこ落ちる速度が遅ければ粘性が強い=アルコール度数が高いし凝縮感のあるワインだ。さらっとくれば軽いワインということになる。
2 香り 
色の後は香りだ(臭いとは言わない=臭そう)グラスに鼻を近づけ、
まずは香りの第一印象!鼻をグラスに突っ込みすぎるのは少し格好悪いのだ。
 グラスを軽くまわして空気に触れさせると、香りの印象がどんどん変わる。
その変化も楽しみだがグラスを何時迄も回しているソムリエが意外にも多いが、
ずっと回しているのはカッコ悪い。(日本人とアメリカ人が特に回す)
「何か香りが変だな?」と思ったら、臆せず口に出すべし。
 香りの表現には色々あって、植物、果実、花などに例えるのが多いが「猫の尿」「濡れた犬」「なめし皮」「麝香/じゃこう」「ヨード」「タール」「石油」「腐葉土」「トリュフ」などと思えるような表現ができるとカッコよく見える。
官能的な熟成古酒の赤ワインに使う最上級の表現だからだ。

3味わい

甘み、酸味、苦み、アルコール感、バランス、余韻などチェックすべきポイントは色々あるが端的にまとめると色、香り、味わいの3要素でそのワインの個性を判断するしかないが、ワインなど過去飲んだ体験からしかイメージはできないのでさっさと肝臓が許される限り飲んだ方が良いし、飲んだ数の記憶を辿っていくのがデータの蓄積だ、記憶力の集合体がワインの知識と言えるでしょう。飲み過ぎると脳の細胞も破壊されるので量と痴呆は常に戦いだ。

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記念日や誕生日はシャンパーニュ、エロくキメたい夜には年代のブルゴーニュ。
接待ならばボルドー!、なんて選べれば粋なワイン通の仲間入り
コメントをする際に、聞いていて恥ずかしくなるような詩人ソムリエもいるが
やめた方がいい。 どこぞの漫画のように
 「おお…!!輝やく煌めきの光の中に立っている。赤い絹の衣をまとった美しい少女のようだ!」このような意味不明な表現ははっきり言ってドン引きで
内心 「こいつ頭大丈夫か?」と間違いなく思われるのでワインを褒めるより
ワインを通して女性を褒める!つまり、ワインを飲んだら、意中の女性をいいところをワインに重ね合わせて全力で口説く感じで行くのがいいでしょう。

 色をみたら、「キレイな色ですね」。香りを嗅いだら、「いい香りですね」
 一般の宴席の場では、ソムリエ並みの細かく的確なテイスティングコメントをされるより、その方が断然楽しくいける。
 ワインのコクや重さを表す単語に「フルボディ」「ミディアムボディ」「ナイスボディ」??という駄洒落でもできればさらに楽しい?

付加価値付けようサービス業マガジンVOL243

次回ー今更水素はどうだ?

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