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天皇陛下とプータンの国王の晩餐ワイン

国家元首の晩餐会で出されるワインは基本的に決まっている!!

というお題目に少し前のワインリストを眺めてそういば

そうだったーと思い出していた。日本の迎賓館での対応は

国の大小に関わらず最高のおもてなしで迎える!という皇室の

ルールがあるが、そのワインの質が常に問われる。

平成天皇の時だったが、プータン国王に提供されたワインは

シャンパーニュ ドンペリニオン96、白ワイン シャブリグラン

クリュ ボーデジール97、赤ワイン シャトーラフィットロートシルト89

だった。階級社会のおいて TOP OF TOPラフィットだ。

意外と普通はマルゴーだったりラトゥールが多いが、

国家元首たちのワインはこんな感じと知っておいた方がいい。

もうどちらも亡くなっているがフランスシラク大統領と

当時の橋本龍太郎 首相の時のワインは昼だったこともあるが

ワインはシャンパーニュ ブルーノパイヤール90、白ワイン

ボーヌクロドムシュー90、赤ワイン、シャトーラグランジュ88

白ワインはブルゴーニュ地方の2番目ぐらいのワイン、

赤ワインはボルドーの日本のサントリーが所有している

ワイナリー!当時サントリーが買収したときには

今の中国と同じような感じだ、ジャパンマネーが

フランスに侵略してきたーと当時は新聞にも出ていたが

今ではすっかりその文化を地に根付いている。

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日本人は文化を育てる民族なのでその地域に合わせて

ワインを作ることが得意だ、チャイナマネーは

儲かるからやる!それ以外のイデオロギーがあまりないので

現地でも嫌がられているのは世界共通か。。

提供されるワインでその国の人柄、国力が

読めて取れるのでワインに詳しくない政治家は

恥をかくといいうこちになる。なんともいやらしい世界だが

ワンポイントアドバイスとして、日本ではソムリエに

「1万円で何かワイン選んでよ」とよくある場面だが、

遠い意味でこれは俺は1万円の人間か・・と勘違いされるので

注意が必要だ。海外のパターンはこの方の好みは。。。

好きな香りは。。味わいは。。とその人の趣向を考慮して

結果1万円にならOKという考え方もあるので覚えておいた方が

良いこともあるのだ。なんともめんどくさい文化だが

裏から勘繰ると楽しいものなのだ!!

付加価値つけようサービス業マガジンVOL393



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