見出し画像

21-22La Liga Santanderでのvillarrealは如何に?

はいさい!

Issaです!

本記事では、21-22シーズンのクラブ総括をしたいと思います!
CLでは、強豪を幾度となく打ち破る破竹の活躍を見せて、クラブ史上二度目となるベスト4進出を果たした一方、Ligaでは思ったよりも勝ち点が伸びず、なんとかECL出場権を獲得したシーズンでした。

そこで、本記事では、21-22シーズンのLigaの総括を行いたいと思います!

<La Liga Santander:7位(ECL)>

<勝ち点・シーズン雑感>

ホームでは、順調に勝ち点を積み上げている一方で、アウェーで勝ち点を積み上げることができなかったですね。
特に、アウェーでは1試合平均1失点を記録。全体ではLiga4位タイの失点数で抑えられていることからも、悔やまれる点であると言えますね。

また、試合終盤での勝ち点に関わる失点が多かったことも悔やまれます。


・3節Atletico de Madrid戦:オウンゴール(90+5)で同点。

・9節Osasuna戦:Avilaのゴール(87)で勝ち越される。

・15節Barcelona戦:Depayのゴール(88)で勝ち越される。その後、CoutinhoのPK(90+4)で追加点。

・21節Elche戦:Boyeのゴール(78)で勝ち越される。

・29節Cadiz戦:Sobrinoのゴール(90)で勝ち越される。


と、75分以降に同点・逆転弾を食らった試合は、5試合もあります。

取りこぼした勝ち点は、合計8ポイント。仮に全て取れていたら、CL権獲得も夢ではなかったですね。

また、今季初勝利は6節のElche戦で、スタートダッシュに失敗したことも悔やまれます。

そのため、結果10節で11ポイント。5試合もドローゲームがあり、勝ちきれない日々が続いたことで悶々とした日々を過ごしていました。

要因としては、Gerard MorenoやDanjumaといった結果的に今シーズンの得点力となった選手が、怪我で欠けていたことが大きいように感じます。実際、彼らが本領を発揮したCLでは、大躍進を遂げていますし、Ligaでの得点力となっています。

<得点・アシスト>

二桁得点を記録した選手は、Danjumaのみ。

Liga初年度、23試合出場での記録なので、十分合格点と言えるでしょう。
加入当初は、エストレーモで起用され、彼の馬力あるドリブルが注目されましたが、シーズン途中でデランテーロにコンバートされ、ハーフスペースからの抜け出しを見せてくれました。

戦術的な柔軟性も彼の魅力と言えますね。

Gerard Morenoは、今季17試合出場で9点。
フル出場ができていれば、20点に届きうる成績だったことを考えると、チームにとって非常に痛い離脱が続いていたことを伺えます。

ただ、3-6点を記録した選手が、7名いることから分かるように、多彩な得点パターンを持っていたことも事実です。

特に、セットプレーからの得点は、うまく試合を運ぶ上で効果的に使われていたように思います。

その象徴が5得点でチーム内5位タイにいるPau Torresですね。

個人的には、来季は2年目の正念場を迎えるDiaに期待したいですね。
トランジションの質や、ポストプレーの柔軟さは彼の魅力で、得点力さえついてくれば、十分にスタメンレベルの選手です。



アシストは、流石のParejoが二桁を記録。Liga三位タイは流石ですね。

得点と同じく、アシストを複数記録している選手が多いことも、チームの強みと言えます。

また、チームとしての記録はこちらです。

<チームスタッツ>

LigaではEmery仕込みのポゼッションサッカーが相変わらず有効で、ビックチャンス数や、枠内シュート数は、Ligaでも屈指の数値を誇っています。

実際に得点も取れています。
失点数も少なく、得点と失点だけ見ると、7位にいてはいけないチームですね。

これは、一点差のゲームでポイントを落としていることが多いことと、大量得点をしたゲームが多いことが要因であると考えられます。

来季は、”Partido a Partido”で、目の前の1試合を勝ち切ることが求められそうですね。

また、タックル数値の低さや、ファウル数、カード数の少なさから分かる通り、クリーンな守備を好むチームでもあります。
しかしながら、止めてほしいところでスカッと裏を取られて得点するシーンが散見される以上、メリハリのある守備を構築してほしいところ。

ただ個人的には、ファウルの少ないチームは、見ていて気持ちがいいので、そのままでいてほしい気持ちもあります…笑



<まとめ>

Ligaだけを見ると、スカッド規模からすると、物足りない結果となってしまった、ということが正直な感想です。

ただ、試合終盤での失点で勝ち点を取りこぼしたことも多く、印象がすこぶる悪いこともあり、実際のスタッツを調べて、よく健闘したなとも思いました。

そういった意味では、難しいシーズン序盤を過ごし、さらにCLがほとんど最後までもつれた割には、コンペティション権を獲得できたことは、僥倖と言ってもいいですかね。

なので、CLの躍進を含めて、今シーズンは満足かな。

来季は、ECLを兼任するとはいえ、まずは、Liga4強入りを目指して、チームを作り上げてほしいところです。

来季の躍進に期待!!

では、こんなところで!



本記事のデータは、 transfermarktと、fotmobから引用させていただいております。
本記事の写真は、Villarreal official Twitterから引用させていただいております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?