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アルゴアルゴアルゴアルゴ



最近アルゴ=アルゴリズムの値動きがメインになってきた



とかよく聞きません?

具体的にはどの辺?ってかどゆ意味?って思うでしょ

ぼくなりの理解を書いていこうと思います




ぶっちゃけアルゴってなに?

→「自動取引」

って理解でOKかと。

「AI」って呼ばれたりもしますよね

「AI」の場合は、例えば

要人発言の「ワード」に反応するようにあらかじめプログラムしておく

要人からそのワードが発せられればいち早く反応

最近では日銀黒田総裁の「出口戦略」に反応して円高とか




自動取引はたとえば15分足の移動平均線をサポートレジスタンスに注文出してみる、とか

異常に反応しやすい時期があったと記憶してますw




大口がこういう取引メインになってきたって意味で、最近アルゴの値動きが主流に…なんてよく言われてます。

では、具体的にどう変わって、それに我々個人トレーダーが対応していくためにどうすればいいのか?

ぼくが意識している点をまとめていきます。




具体的に変わったのは値動きのスピード感です

たとえば、1円動く場合は昔はジグザグジグザグある程度時間をかけて登っていったものですが、

今や一瞬w

押し目などなく一瞬で1円上がるイメージ

これは一斉にアルゴが反応するから起こる現象だと想像できます

個人がとれる戦略としては、巻き込まれないようにポジションサイズを常に管理しておくことかなw

機械には勝てないので、守りの戦略





逆に攻めの戦略として有効なのが


アルゴの誤爆狙い


最近、アルゴって言葉もよく聞くけど、同じくらいアルゴの誤爆って言葉も聞きます

アルゴの誤爆とは、実際人間が判断すれば材料になるような材料じゃないのに、アルゴが勝手に反応して注文を出してしまうこと

これにより、意味不明な値動きが発生したりしています

前述した日銀黒田総裁の「出口戦略」発言

アルゴがワードに反応したが中身はそこまで円高になる内容ではなかった

大口は大慌てで反応したアルゴのポジションを手動で戻す

アルゴの誤爆タイミングでつけたレートは結果お宝ポジションとなるわけです。




要人発言はタイミングも読みづらく、中身が誤爆なのかの判断をぼくらがするよりも早く大口が戻してしまうので、使いづらいと感じるかもしれませんが


極論大きく動いたら逆張り


って頭で臨んでも昔に比べれば期待値は上がったのではないかと思っています

そのままズルズル下げるようなら損切りすればいいだけなので。





もう1つアルゴの誤爆を狙えるタイミングとしては、経済指標発表時です

基本は


触らぬ神にたたりなし


と、ノーポジで通過することが当然最も期待値の高い行動とされてきましたが、最近はそうでもないんじゃないかなと。

経済指標発表時も大口アルゴは猛威をふるいます

出た数値に対して所詮人間には敵いっこないスピードでポジションを建てます

結果、数値通りにチャートは動きますが、アルゴは


事前の折り込み度


までは対応できていないようです。


sell the fact


とか呼ばれる現象ですが、マーケットは先を先を折り込むものなので

予想や期待で行き過ぎることってよくあるんですよね

で、いざ指標の発表→予想通り高い数値→上昇反応

ここまでがアルゴ

しかし実際にはマーケットはすでにその予想通り高い数値を行き過ぎるほど折り込んでいます

となれば発表されたことで、

やっぱりだね。ここが限界だね。

と利食いも出ます。

するとそこを頂点に下がる=指標は予想通り高い数値なのに発表後(正確にはアルゴの反応後)反対に動いてしまう





結局これも大きく動いたら逆張り

で、お宝ポジションを構築できるパターンかと。

最近ぼくはスプレッドが開いていようがお構いなしに掴みに行っていますw

もちろんファンダの状況や折り込み度、ロット管理なども意識した上でやってますので、みなさん、もし真似する場合は自己責任でお願いしますねw






アルゴ主流の取引は今後も加速すると言われています

であれば我々個人トレーダーもそれに合わせてトレードスタイルを変えていかないと生き残れないし、個人がトレードで勝ち続けるために必要な能力って相場に合わせることだけと言っても過言でないとも思ってます

そのために日々ニュースチェックしたりチャートの動き見続けたりしてるわけですが(結局大変w)


ではでは!今週もトレードがんばりましょう!


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