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自分史の棚卸し vol.1

1988年(0歳)
北海道札幌市にて生を受ける。
父親は自営業、両家ともに裕福な家庭で、不自由のない生活からスタート。
一人娘として、両親、祖父母から「蝶よ花よ」状態で育てられる。 

1991年(3歳)
「おばあちゃん、私疲れるの。」と祖母に吐露。(祖母談)
「私、いい子にしなきゃいけないから疲れるの。」
おそらく、この頃からHSP気質を発揮。三つ子の魂百まで。

1993年(5歳)
人生最初の記憶。
幼稚園の花壇の花をみんなでひっこ抜いて先生に叱られる。
自分が焚き付け役(かつ主犯)なのに、最後まで嘘をつき通そうとする。
その時の「友達の視線の痛さ」「胸の奥の気持ち悪い感じ」「居心地の悪い空気感」が記憶に残っている。最後の最後に「ごめんなさい、嘘つきました。私が皆にやろうと言いました。」と言えて、ホッとする感覚を覚える。

1998年(10歳)
両親の離婚。田舎の祖父母宅に引越し、『学校で自分が輪の中心でない』という人生初の経験に戸惑う。
(それまでは友達と取り巻きがたくさんおり、
所謂スクールカーストのトップとして、悩み事なんて一つもない日常を送る。
かつ、「ちょうだい」と手を伸ばせば毎日でもお小遣いがもらえる生活。
この頃の感覚としては周りが合わせてくれている、というよりも、自分をフルに表現した上で認めてもらっていた感じがしていて、(その世界しか知らないので)それが当たり前と思っていた。今思えば、周りが全員味方、というパラダイスのような環境。)
母親から日々「あなたは特別」「あなたは世界一」と言われて育てられていたことが関係している気もする。(後に理由を聞いたら、祖母がとにかくモラハラ母親だったため、自分の子どもは100%尊重して育てたかったとのこと。)
実は加害者はどこにもいない。連鎖。

2001年(13歳)
彼女の好きな人が私のことを好きだという理由で、友達(だと思っていた人)に教室で突然突き飛ばされる。「だからお前は嫌いなんだよ!」という怒号とともに。
人生で初めて自分に向けられた明確な敵意に驚愕し、対応できず、大いに傷つく。
彼女は今で言う立派な『フレネミー』で、スクールカーストトップの女子を懐柔し、クラス中の女子から村八分にされるという経験をする。
明確な敵意を向けてくる相手であるにも関わらず、その相手と交換日記や文通を続ける(内容は明らかに私に向けた悪意)という大変歪な関係を続け、精神状態と自己肯定感がグラグラするも、学校では平気なフリを続ける。
(無視されるよりは悪意でもいいから自分に目を向けてほしい、と思っていたのかもしれない。)
家にはモラハラかつ地雷系の祖母がおり、たまたま所属していた生徒会が唯一安心できる場所となる。

2002年(14歳)
77歳まで現役で、高給取り&一家の大黒柱だった祖父が倒れる。
一家の収入が断たれ、金銭面でそれまでと180度生活が変化。
その日から約10年に渡る貧乏生活がスタートし、生活保護とネット系軽犯罪を経験。
在学中、読書数校内トップになる。

2003年(15歳)
校内スピーチコンテスト選出。(書くことがとにかく好きだった)
経緯は失念したが、仲間と部活を立ち上げる。
生徒会長就任。担当のモラハラ教師に徹夜で作った配布用の資料を破かれたり、定期的に人格を否定するような言葉をかけられる、という出だし早めの経験をする。
会議中、立ち上げた部活の否定までされショックを受けている時に「○○は十分頑張っています!」と矢面に立ちかばってくれたM先生の存在が心の救いとなる。
その後もM先生にはいろいろなことを教わり、

【この先生のように、生徒(人)を明るい方に導ける教師になる】

と決意、進学のため猛勉強を開始する。

2004年(16歳)
念願の進学校に入学。
陸上部と迷うも、憧れの先輩(美女)がいる演劇部に入部。
初回から主役を経験させてもらう。
ある時、顧問の先生が言った「お前がいると癒される」という言葉を今でも記憶。(それくらい嬉しかったんだと思う。)
合宿中、女性の先輩が布団の中に入ってきて耳元で口説かれる、という特殊な経験をする。

2005年(17歳)
歌うことをどうしても諦められず、気の合うU君と部活を立ち上げる。
貧乏生活の中、人生最初の転機となるアメリカでのホームステイを経験。(学校選抜に応募。出席日数が若干人より少ない、かつ倍率4倍の中、奇跡的に選んでいただく。恩師Y先生のおかげです。)
たった10日間だったが、世界観を変える衝撃を受けるには充分で、「世界は広い!」「普段自分が見ているのは世界のほんの一部なんだ」と強く感じる。


【日本と海外の橋渡し役をしたい!】

と一念発起。
ここから(栄養科と心理学科と少し迷うも)英文学科に進学を決める。

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