ハザマの有利不利についての個人的見解 -P4U勢編-



はじめに

お久しぶりです。ハザマ使いのグレイです。今年もハザマについて記事を書いて行きます。

今回も前回に引き続きハザマの有利不利について書いて行きます。前回の反省として、BBTAGはキャラ数が多いので全キャラの有利不利を詳しく精査したうえで、文章を全部書いて行こうとなると、相当時間がかかってしまう。故にタイトルで区切って有利不利を書いた方がいいなと思ったので、今回からはタイトルで区切って書いて行きます。

どのくらい不利なのっていうのは、前回と同様、どの程度不利なのかは★の数(★1~★5)で表します。少ないほど有利、多いほど不利です。★3が五分だと考えてくれると読むうえでスムーズになると思います。なお、有利不利はアシストなしで考えているものです。ご注意ください。

ちなみに前回の記事はhttps://note.com/grey_alucard/n/n0183e56e7395こちらになります。こちらも併せてどうぞ。

それぞれの有利不利

ペルソナ勢に対する基礎知識

キャラの有利不利について書く前に、ハザマはP4U勢には他のシリーズのキャラと違いP4U勢にしかない読みあいがあるので、まずはその点についてお話ししようかと思います。

ここまで書けば、このゲームを遊んでいる人にはある程度分かると思います。はい。その通りです。ペルソナ攻撃の当たり判定についてです。

P4U勢の一部攻撃にはペルソナという本体と切り離して使える、分身攻撃があります。この分身攻撃には当たり判定がありこの分身に攻撃するとペルソナが割れて、本体に少しダメージが入るよというP4U勢にしかない仕様があります。これの何が問題なの?と思われる方もいると思いますが、ハザマにはこの仕様がかなり死活問題でして、この仕様で苦しむキャラが多かったりします。

まず、ハザマの立ち回りでは主に5B、JB、J2B所謂ウロボロスを主軸に試合を展開していきたい場面が多いのですが、問題はこのウロボロスは相手の当たり判定や弾に引っかかると、ウロボロスがその時点で止まってしまい、使っているプレイヤーの想定している動き方が出来なくなるという点。

ハザマのウロボロスの後の移動はウロボロスの伸ばし方で変わる(例えばジャンプしてウロボロスというハザマの鉄板行動がありますが、このジャンプウロボロスは伸ばし切らず、最速で出すと空中ダッシュのように真っすぐ移動出来たり、ちょっと出し切って派生することにより、地面に最速に降りたりといった使い方があります。)ので、本体より前に出るペルソナ攻撃に対して引っかかってしまいせっかくの攻撃チャンスが無くなってしまう…だけなら良いのですが、相手によってはそのあと先に動けるみたいな事態がままあります。なので、一部ペルソナ攻撃を主体にするキャラに対してはハザマ側がそういった読み合いもあり、攻めづらい、立ち回りにくかったりします。
これらの点から、ハザマだけで考えた場合のキャラ相性はかなり特殊です。故にキャラによっては、その部分も加味して評価しているものがあります。それらを踏まえたうえでそれぞれの有利不利を書いて行きます。

鳴上悠(番長)

★4
ハザマがキツいと思う技 5A、JA、Cジオ

番長は、リーチの長さと横軸を合わせてハザマを撃ち落とす戦法が出来るキャラクターで、空中を飛び回るハザマにやれる事が多いキャラクターだと思っています。
5Aは発生が遅いもののリーチが長く、一定の距離感が無いと地上ウロボロスを撒けない事、かといって空中に逃げてもJAの空対空が強く捉えられやすいということ、横軸合わせのCジオがハザマの移動軌道に刺さりやすく、カウンターヒットするとコンボに行きやすいという点から、ハザマが若干微不利と思っています。とはいえ、こちらがやりたいことを通せるキャラでもあるので気をつける事を気をつければ、そこそこ行ける部類ではあると思ってます。

花村陽介

★3
ハザマがキツいと思う技 4A、2B、後ろムーンサルト

陽介は、ハザマ側は五分程度かなと考えています。
理由としては、陽介のメイン崩し択であるムーンサルトに対してハザマのRAが抗えるというのがまず一つ大きな理由としてあります。ハザマのRAは裏にも強く、かつ、上にも強いので相手のメイン崩し択であるムーンサルトに抗いやすいというのが一つあります。対して陽介も後ろムーンサルトでスカしたりと対択はあるのですが、こちら側がRAのタイミングをミスらなければおおよそ崩されることは少ないという点からハザマは陽介にかなり行けると思っています。
とはいえ、陽介はハザマのウロボロス接近に4A割り込みが行けたり、2B対空が発生が早く優秀で、そもそも陽介のターンになることが多かったり、後ろムーンサルトで突っ込んでくるハザマに対して攻撃を先置きして迎撃出来たりと、陽介側もハザマに対してやれる事がかなり多いと思っています。
よってハザマとの相性は五分か人によっては若干不利程度かなと思っています。

里中千枝

★5
ハザマがキツいと思う技 2A、JC

ハザマガン不利キャラ筆頭。
里中千枝は、ハザマのメイン行動である5B、JBからの触りに行く行動を2Aで全て解決してくる超絶ヤバキャラです。勿論、相手のタイミング次第ではこちらが勝つこともあるのですが、裏を返せばミスらなければ千枝側が絶対に勝つ。そういったキャラです。
ハザマのメイン行動である5B、JBのウロボロス行動からの中段択を全て2Aの低姿勢で避けれるため、他の戦い方が必要なのですが、そもそも千枝側がJCを置くだけでハザマは無理に寄れない、地上から攻撃するのならリーチのある5Bで地上戦は大体解決出来るため、ハザマ側は攻めに行ける行動がほぼないです。なのでハザマガン不利と考えています。

天城雪子

★4
ハザマがキツいと思う技 2B、JB

雪子は扇子の弾巻きがハザマに取っては物凄く息苦しいキャラクターです。扇子を軌道上にばら撒かられているだけでハザマは無理に近づくことは出来ません。なので扇子の軌道外から雪子を触る必要があるのですが、2Bの発生が早く落とされやすい、かつ、普通のキャラの対空と違い、弾が飛んで来るので後手に回る事が多いです。
とはいえ、扇子の軌道上に入らなければ、攻撃のチャンスも巡って来やすいキャラではあります。雪子戦は扇子を捌くセンスが求められますが、とはいえ付け入る隙はあるので、ハザマ側が不利よりの微不利と考えています。

巽完二

★2
ハザマがキツいと思う技 5B、JB

完二は前述したペルソナ攻撃による引っ掛かり現象がしばしば起こるキャラクターです。完二の主力技の一つである5Bは判定がそこそこ強いため、この判定に入らずウロボロスを当てに行きたい所なのですが、ペルソナに引っかかって近づけない事態がしばしば起こります。また、完二のJBの判定は広く、距離感を誤ると落とされてしまうので、完二の5BとJBに最大限警戒しつつ立ち回る必要があります。
とはいえ、完二がハザマを追うのはかなり苦しいですし、こちらも通せる行動が多いのでハザマの方が若干有利と思っています。

クマ

★3
ハザマがキツいと思う技 JA

クマはJA対空やJA置きが物凄く苦しいキャラクターです。クマのJAは判定が広く、持続も長いため、JAを振られるようなタイミングでハザマがウロボロスで突っ込むとまず勝てません。ので、JAの硬直等を刺しに行きたい所です。ですが、クマのジャンプはハザマよりも高く上を取りやすいので、JAを被せられる状況が多く発生するため、それも中々難しい所です。
しかし、一度ハザマが上を取ってしまえば、こちら側の通せる行動も増えるので、相性は五部くらいだと思います。

白鐘直斗

★5
ハザマがキツいと思う技 2B、各種メギド罠

直斗は前述したペルソナの引っ掛かり現象を一番見る組み合わせだと思います。直斗の2B対空の判定は上に広く、かつ直斗はその場に留まるかなり強い対空なのですが、ハザマはこれをされるだけで生半可に近づけません。これに対してウロボロスを刺そうとしてもペルソナにウロボロスの攻撃が刺さり直斗に近づけないのです。
また、各種メギド罠に対してもハザマのウロボロスが機能しなくなるため直斗に対してはハザマ単体では苦しいキャラなのは間違い無いでしょう。

桐条美鶴

★4
ハザマがキツいと思う技 5A、JA

美鶴はリーチ差がとにかくキツいキャラクター。5Aの横押しにハザマは抗えないので空中からウロボロスを当てたい所。しかし美鶴のJAは発生7と早いのでハザマの空中攻撃ではまず勝てない上、リーチも長いため引きながらJA置きされるだけで結構ハザマ側は辛い思いをします。
対策はジャコウやRAでしっかり対空を意識させてから攻めの展開を作る事。リーチ差がきついとはいえ、ハザマにもやれる事があるので、完全な不利ではなく微不利程度だと思います。

真田明彦

★4
ハザマがキツいと思う技 JA、2B、マハジオダイン

明彦はリーチは短いものの、発生の早い対空手段を多く持つためハザマが攻めにくい場面が多々あるキャラクターです。特にJA、2Bは共に発生7Fでハザマを撃ち落としやすく、マハジオダインは全画面飛び道具なので、ハザマを見てから落とすのは結構容易なキャラクターでもあります。また、ダッキングの飛び道具無敵からコークスクリューで突っ込むこともできるので、迂闊に牽制5Bが出来ないのも辛いところです。
とはいえ、全体のリーチが短かったり、2Bの後隙が長かったり、ハザマ側が気をつける所を気をつけていれば、やれることはあるので不利よりの微不利だと思います。

アイギス

★5
ハザマがキツいと思う技 5B、2B、JB

ハザマガン不利キャラ筆頭。
ハザマの主要技を全て5Bと2Bで落とせるうえ、そこから攻めの展開までいける。アイギスは中下が完全二択なのもあり、攻めの展開に行かせたくないキャラなのですが、ハザマ単騎だとそもそも主要技で近づく事ができない。そのため、基本は防御しつつ相手の攻撃や、前ブーストを5Bで止めたり、ジャンプでそもそも射程内に入らないのが基本となってきます。しかし、JBが上に判定が強かったり、そもそも5Bと2Bで容易に捕まえる事ができたりと、相手のターンの時が多いため、ゲージ差が生まれやすく、リジェクトが出来なくて二択を貰う展開も多く、ハザマ側のやれることはまず少ないです。よってハザマガン不利。

エリザベス

★2
ハザマがキツいと思う技 JA、マハガルダイン、マハジオダイン

エリザベスは、盤面制圧能力の高いマハジオダインでこちらの動きを封じることの出来るキャラクターです。マハジオダインの横軸合わせのビームは端端同士であればハザマのやれる事はまず無いです。また、JAはリーチが長く、登りながらJAをされるとウロボロスをしようとするところに刺さることも多く、中々辛い場面があります。加えて、空中マハガルダインで上手くウロボロスに合わせられるとウロボロスが相殺し、ハザマはカウンターヒットになりコンボに行かれてしまうため、主にジオを捌きつつ、ガルとJAに最大限注意して攻めるような展開が多いと思います。
しかしながら、マハジオダインは発生の関係で割りやすく、硬直も長かったり、そもそもエリザベスのJAのリーチに入らなければ、こちら側が一方的に試合展開を作れたりと、基本的にハザマ側が有利な状況が多いため、微有利はあると思います。

ラビリス

★3
ハザマがキツいと思う技 JB、JC

ラビリスは上を抑制する技が多く、ハザマ側が苦労する場面が多いキャラクターです。ラビリスの主力技のJBは、ハザマの行きたい軌道を全方位カバーできる優秀な技で、ハザマ側はとにかくこの技に難儀する事が多いです。また、JCは裏に回ろうとするハザマを捉えやすく、コンボにも行ける技でJBの届かない位置から行こうとするとこれに引っかかることもしばしばあります。
しかしながら、端端状況では、こちらに分があり、一方的にラビリスを封殺できることも多々あります。ハザマ側がラビリスJB、JCを最大限注意しつつ、相手がこちら側のされると嫌な行動をわかっている相手と戦った場合、五分程度のキャラ相性だと思います。

足立透

★5
ハザマがキツいと思う技 4A、Aジオ

足立は横軸合わせのAジオがとにかくキツいキャラクターです。ハザマのジャンプウロボロスは真横に飛ばせないため、足立の後ろジャンプAジオで端端状況を作られると地上から行くしか無くなるため、中々辛い。とはいえそれらを掻い潜ればやれるのかというとそういうわけでもなく、ウロボロス突っ込みに対して4A差し込みが出来るので、ハザマに対しての自衛能力もかなり高かったりします。
こちら側の対策は地上から攻めることを多めにするのと、4A差し込みに勝てるようにウロボロスを刺す事となります。とはいえ、足立は立ち回りが物凄く強いため、一方的な試合を作られることも多いため、ハザマは不利なのは揺らぎないと思います。

最後に

相性についてあれこれ書きましたが、これは自分が思うハザマのキャラ相性であり、人によっては違う部分も多いと思います。あしからず。

また、今回の相性はハザマ側の細かいキャラ対策の部分は書いていないので、もしそういった情報が欲しければご一報ください。
また、ハザマに関してこれ書いて欲しいよというのがあれば纏めるかもしれません。こちらも要望があればご一報ください。それでは。


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