文化遺産からみたグローバルとローカル カンボジアの家芸しばい

私は上智大学でカンボジアの話を聞くまではカンボジアのことはあの内戦があった国ぐらいの知識があった。
でも話を聞いているうちにカンボジアには残さなければならないものがあるということがわかってきた。
講義の一番最後にすばいくトムというカンボジアの家芸しばいのはなしがあった。
昔やしの油を燃やしてその灯のしたで家芸しばいをするという話だ。
演じられる物語はカンボジアに伝えられている話のようだがカンボジアは長い間内戦をしていたのでスバイクトムで色々な役割をになっていた人たちはみな外国へ逃げてしまったかもしくは内戦でなくなってしまったようだ。
カンボジアの文化庁のひとがこのようなことについて熱心でスバイクトムをユネスコの文化遺産として登録することができるようにした。
それとはべつに民間の人たちがスバイクトムをなんとか残していきたいということで立ち上がったひとたちがいるようだ。
チアン ソップさんというひとがカンボジアにいてこの人のおじいさんが孫にスバイクトムのことについて教えた。
それでお爺さんはなくなってしまったが孫のチアン ソップさんが受け継いで一座の人たちは普段は仕事について生活をするためのお金を得ながら仕事が休みの時にスバイクトムの練習をしたりまた小学校や中学校や高校にいってスバイクトムについて子供達に知ってもらうための活動をしているようだ。
このスバイクトムがもっと一般の人たちに知られていくにはまずみんなにわかりやすくするためにいくつかの工夫をしなければならない。
まずカンボジア語がわからない人たちのために外国語の字幕や解説をつける。
それから視覚障害者や聴覚障害者のために音声ガイドや字幕をつける。
それからスバイクトムの舞台説明をする。
それからスバイクトムで使用されているものを触ることができるようにする。
それからもし可能だったら民間のスバイクトムの一座の人たちに障害者施設にいってもらいそこでスバイクトムで使われている工芸品を作ることができるようにしたり 視覚障害者施設では視覚に障害をもった人たちに楽器を教えてスバイクトムで一座の人たちといっしょに演奏したりすることができるようになったら新しいカンボジアができてくるのではないかと私はおもう。
これからに期待している。

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