文化遺産からみたグローバルとローカル カンボジアのはなし

私は正直なことを書くとカンボジアについてあまりよいイメージがない。
それとともにカンボジア周辺の国々たとえばベトナムとかラオスなどのような国々にもよいいめーじがない。
なぜかというと私の子供のころにはベトナム戦争というものがあった。
その影響でカンボジアとかラオスなどのような国々が空爆をうけたりベトナム戦争が終わるとこんどはカンボジアで内戦とかポルポトという人が国のリーダーとなり大虐殺事件などをおこしたために国の中は荒れ放題とか世界中にベトナムとかカンボジアなどから難民が押し寄せてきたなどというニュウスをたくさんみたり聞いたりしていたからだ。
今からやく33年ぐらい前に上智大学のあるチームがカンボジアのアンコールワットの井石を修復するために入ったというニュウスをみて私は上智大学とカンボジアの井石とどのような関係があるのだろう。
上智大学はカトリックの大学だから外国の井石なんて修理するなんてへんじゃないなどとおもっていた。
それでそのニュウスをみてから30年以上も時がたった。
それで私は上智大学のホームページをみていたら公開講座をひらきますとのことでその中の一つとして文化遺産をとうしてカンボジアの井石をどのように修復していったのかとかカンボジアの井石の周りに住んでいる人たちのことなど担当の先生が丁寧に教えてくださった。
今回私が準備しておいたことはまずカンボジアについてのほんを何冊かよんだ。
ほんを読むということは講義で話していることをよりよく理解するための助けとなった。
はっきりいって私が中学生や高校生のころの勉強と今の勉強とは全くちがう。
おそらく中学高校のころは歴史は試験にでるから暗記という感覚で覚えていたかもしれないけれども今はこのような事実があったということやその背景を知るということがとても楽しいし自分のものになる。
それとともに私がもっている知識とかイメージがほんとうかどうか確認するということも勉強とか学びということに含まれているとおもう。
私が今回講義を受けて井石の周りで生活をしているひとたちがいるということを知った。
アンコールワットの井石をみにくる人たちのためにおみやげを売ったり井石の中の木を切り出して煮炊きに使っているなどということを知ることができた。
もしも私が若い時に上智大学に入っていたらおそらく井石のこととか東南アジアの国々のことなどは勉強しなかっただろうとおもう。
だけれども今になって上智大学の講座を受けてみて若いころとは違うものの見方とか考え方をみにつけることができたのではないかとおもう。

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