without Uを聴いて

 先日の公式酒ニミズの際に本人がいないと思いAZKiさんに告白(?)をして自爆してしまった緑茶Vと申します。

 このwithout U感想企画に参加しようと思い立ってnoteを始めたので、これが初noteですね。書き方が全くわからないので、読みづらかったら申し訳ないです。

 さて本題となりますが、このnoteを書いているのは12月の中旬を過ぎて下旬に差し掛かった頃になります。11月12日にwithout Uが発売されてから実に1ヶ月過ぎていることになります。なぜここまで時間が経ってから書き始めたのか、理由は単純です。語彙力が無さ過ぎて入手してからしばらくの間は言葉にできなかったからです。最近ようやく冷静に言葉にできるようになったので書き始めました。

 1ヶ月も書くに至るまでに時間を要したほどに、この「without U」は素晴らしいアルバムです!アルバムを買ったとき、好みの曲とそうではなかった曲とに分かれることがあると思います。好みは人それぞれではあるので仕方がないことでしょう。しかし、without Uの収録曲にはそれが無く、全て私の好みを貫いていきました。最初から最後まで最高で、気が付いたら何周もリピート掛けて聴いていました。ということで、各楽曲の好きな部分を少しずつではありますが書いていきたいと思います。

1曲目「without U

 まず最初に表題曲を置くのがエモい。私はCreating worldfrom A to Zが大好きです。歌を通して「AZKiさんがいて、開拓者がいて…」といったAZKiさんの世界観のようなものを感じることができるからです。without Uもそのような曲で、メッセージ性が強く、「1人じゃない」というフレーズに力づけられます!

 サビの入りが「without U」、「Beside U」、「within U」と距離が近づいていくのも、イベントなどを通してAZKiさんと開拓者がお互いになくてはならない存在になっていくような感じを表現されているようで、クソAZからワンマンだけは欠かさず参加してきた私にはグッときました。

 また、歌詞にAZKiさんの名前を元にした部分があり、かなりオシャレです。その部分の歌詞カードの書き方も格好よく、表題曲に相応しい、AZKiさんらしい楽曲だと思います。

2曲目「コトノハ」

 最初に聴いたとき思ったのは「AZKiさんってこんな声出せるんだ…!」でした。黒AZ曲ならではの格好いい曲ですが、声の出し方もクールな低音で、まさに惚れ直した瞬間でした。

 Aメロを聴いたとき、「あれ、やさぐれてる感じの曲?」という感想を持ちましたが、サビに入って印象がガラリと変わりました。それまでネガティブな内容の歌詞が一変してポジティブな歌詞になりました。通して聴くとネガティブな心境から始まり、それがどんどんポジティブな方へ向かっていくといった流れを感じることができ、聴いていて心地よい疾走感のある曲だと感じました。

3曲目「嘘嘘嘘嘘

 こちらもコトノハに続いて黒AZ曲ですね。しかしコトノハとは打って変わって歌詞から漂ってくるのはかなり黒い雰囲気です。曲名からして明るい曲の予感はしてませんでしたが(笑)。

 黒い歌詞にメロディのパワフルさが加わってとても格好いい曲になっていると感じました。歌詞の語感の強さも相まって、ライブで流れたら盛り上がること間違いない曲だと思います。

4曲目「自己アレルギー」

 歌詞カードを見ながら思ったことは「面白い言葉選びだ」でした。特に気に入っている部分は2番の「おもちゃ」「濃いストーリー」「ウッド」「バズる」…って、これどこかのおもちゃのお話のような気が……気にしたらきっと負けですね外から高い声の笑い声なんて聞こえてないです。ハハッ。

 この曲で一番好きなところは何といってもサビのコール&レスポンスです。シン・タイキュウアズキでもありましたが、あの時はコメント欄だったため(それでも楽しかったのですが)やはり物足りない感じがしてしまいました。これはAZ輪廻に期待ですね。開拓者で声を合わせてレスポンスしたいです。

5曲目「虹を駆け抜けて」

 ここからは曲調が大きく変わります。これまでの曲とは雰囲気がガラリと変わり、明るい雰囲気の曲です。

 不安を吹き飛ばしてくれるような希望に溢れた歌詞が明るいメロディに乗って、虹の様に綺麗な印象を受けました。嫌なことや不安があったとしてもこの曲を聴くだけでそれらが飛んでいくような気がする安心感がこの曲にはあります。ストレッサーが多い現代社会を生きる私たちにはこの曲に助けられることが多いかもしれません。

6曲目「ちいさな心が決めたこと

 この曲は作詞作曲をAZKiさん自身が担当していて、まさに聖典と言っても過言ではないでしょう。AZKiさんを語るうえで外せない曲になっていくと思います。

 歌詞では様々な葛藤を抱えながら、不安の中でそれでも自分の信じた道を進んでいくことを決意する様子が表現されていて、凄く人間らしさのある歌詞だと思いました。この歌詞が綺麗なメロディと相まって、映画に起用されそうな雰囲気のある楽曲だと感じました。

7曲目「世界は巡り、やがて君のものになる

 個人的にこのアルバムのなかで一番綺麗な曲だと思っています。AZKiさんの声質に一番合っている曲調だと思うので、聴いていて最高に心地よかったです。綺麗で、それでいて変わった(独特な?)雰囲気の曲で、AZKiさんにどんどん魅了されていくような感覚になりました。

 スケールの大きい曲名に相応しい、包み込まれるような楽曲で、AZKiさんに世界を支配してもらいたくなりました。AZKiさんに世界征服されたなら私は大満足です。

8曲目「Midnight Song

 こちらはオシャレな雰囲気の楽曲ですね。早朝の、空が白み始めてきたくらいの時間帯に空を眺めながら1人でしっとりと聴きたいです。

 サビではDacne Dance Danceやtime time timeと英単語がリズミカルに繰り返されるのでとても耳に残ります。このアルバムの中では個人的に一番カラオケで歌いたい楽曲です。

9曲目「Reflection」

 Midnight Singが夜明けに聴きたい雰囲気曲だとしたら、こちらは夜の街を歩きたくなるような雰囲気曲と感じました。ネオンライトなどの街明かりの中を1人歩きながら聴きたいです。

 Midnight Songと合わせて、AZKiさんがこのようなタイプの曲を歌うとは予想してなかったので、意外に感じた2曲でした。このような雰囲気の曲もよく合いますね・・・(しみじみ)。

10曲目「のんびりと、」

 このアルバムの中で私が一番大好きな曲です。かわいい印象を受ける出だしに、ライブでは開拓者が曜日を答えるといった部分があり、個人的にエモポイントが高いです。今まで大半は日曜日、一度金曜日があっただけなので、是非とも別の曜日でもやりたいです。

 サビの感じが私の好みのど真ん中を貫いて、初めて聴いたときに「あ、すき・・・」となりました。はい、語彙力が無くてこの感覚をうまく表現できないのです。好きなものほどどこがどう好きかを伝えるのが大変になってしまうのが私の悪いところですね。

11曲目「フロンティアローカス

 「without U」新規曲の最後の一曲です。イントロからエモさが溢れています。この曲名の「フロンティア」は「米国開拓時代の開拓地と未開拓地との境界地域」、「ローカス」は「場所、位置」を表す英語です。歌で世界を開拓していく、まさに最前線で歌っているAZKiさんに相応しい、エモさMAXの曲名です。

 サビではAZKiさんと開拓者が共に歩んでいくような様子が描かれていて、AZKiさんの今までの、そしてこれからの活動が思い浮かべられるようです。個人的には「当たり前の価値が変わる」というフレーズが印象的で、たしかにAZKiさんの歌を通して私の当たり前も変わっているかもしれないと思いました。

12曲目「リアルメランコリー[TEMPLIME Remix]」

 リアルメランコリーは私の大好きな曲だったので、ここでRemixが来たのはとても嬉しかったです。原曲とは雰囲気が変わっていて、アップテンポなオシャレ曲に仕上がってました。原曲の可愛い雰囲気も大好きだけれど、Remixのオシャレなリアルメランコリーもまた良いですね・・・。

13曲目「Starry Regrets(Batsu Remix)」

 アルバム最終曲はStarry RegretsのRemixでした。曲全体としてしっとりめになっていて、原曲のしっとりな感じをさらに増したような感じです。より歌詞が染み入るような気がします。AZKiさんのバラードは最高だと再確認できる、素晴らしい一曲だと思います。

 以上が各楽曲の感想となります。普段「良い・・・」しか言わないような語彙力皆無開拓者なので改めて自分の感性(?)を言葉にしようとすると大変でした。楽曲によって記述量にバラつきがあるのも反省点です。正直なところ、ここにまとめた感想も、改めて目を通すと伝えたいことをうまく言葉にできてないような感じがします。

 でも、これだけは言いたいです。良いものは良い!たとえうまく言葉にできなくても、言葉にできてないだけで心に広がったりとしています。アルバム「without U」はAZKiさんの魅力がふんだんに詰め込まれた、最高のアルバムです!

 最後になりますが、このような拙い文章を読んでいただき、ありがとうございました。

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