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風力発電に関する記事を肩慣らしにいくつかアップしてみて、Bardに質問をしてみました

"試験運用中”のBardに質問 :
世界の洋上風力発電所で利用される風力発電機はどんどん大型化しています。しかし、日本では、大型化はむずかしいといわれています。その理由をあげ、それぞれの理由の詳細を教えてください。

Bard : 
世界の洋上風力発電所で利用される風力発電は、発電容量がどんどん大型化しています。2023年には、発電容量130MWの風力発電機が世界で初めて商業運転を開始しました。

一方、日本では、2023年現在、発電容量6MWの風力発電機が最大です。大型化が進まない理由は、以下のとおりです。

  • 海域の状況

日本近海の海域は、水深が深く、波浪や潮流が強いなどの特徴があります。そのため、大型の風力発電機を設置するためには、強固な基礎や固定装置が必要となり、コストや技術的な課題があります。

  • 港湾の状況

大型の風力発電機は、部品が大きすぎて、従来の港湾設備では搬入や据え付けが困難です。そのため、大型の風力発電機を設置するためには、新規の港湾設備の整備が必要となります。

  • 発電コスト

大型の風力発電機は、発電コストが低下する一方で、初期投資コストが高くなります。そのため、投資回収期間が長くなるなどの課題があります。

これらの課題を克服するために、日本では、以下の取り組みが進められています。

  • 水深の浅い海域の開発

日本近海には、水深が浅い海域も存在します。これらの海域では、大型の風力発電機を設置しやすくなります。

  • 新技術の開発

強固な基礎や固定装置、大型の風力発電機を搬入・据え付けるための技術の開発が進められています。

  • 官民連携の推進

国や自治体は、港湾設備の整備や投資回収期間の短縮などの支援を行っています。

今後、これらの取り組みが進むことで、日本の洋上風力発電でも大型化が進んでいくと期待されます。
-----以上AI


コメント おおむね無難な答えだと思います。
「2023年には、発電容量130MWの風力発電が世界で初めて商業運転を開始しました。」の部分がおかしい。このままの文なら発電容量130MWの風力発電 ”所” か "プロジェクト"としたほうがいいんでしょうね。
 このプロジェクトについて、突っ込むと、、、


"試験運用中”のBardに質問 :
 2023年に、発電容量130MWの風力発電機が世界で初めて商業運転を開始したのはどこの国で、どのプロジェクトですか?

Bard : 
 2023年に、発電容量130MWの風力発電が世界で初めて商業運転を開始したのは、アメリカ合衆国ロードアイランド州沖の外大陸棚に建設された「サウスフォーク風力発電プロジェクト」です。このプロジェクトは、Ørsted US Offshore WindがEversourceとロングアイランド電力局と共同で開発・建設・運営を担当しています。

サウスフォーク風力発電プロジェクトでは、12基の風力発電機を設置し、総発電容量は130MWとなっています。風力発電機は、MHI Vestas社製の「V164-6.0MW」で、風速6メートルで最大出力6MWを発電することができます。

このプロジェクトの開始は、洋上風力発電の拡大に大きな弾みを与える出来事となりました。

-----以上AI


コメント 発電容量130MWの風力発電と相変わらずの答えですが、その下で、"サウスフォーク風力発電プロジェクトでは、12基の風力発電機を設置し、総発電容量は130MW"と正しい書き方の紹介となっていました。
 ところが、採用されている風力発電機が、” MHI Vestas社 製の V164-6.0MW と日本の三菱の合弁企業の実際に存在する風力発電機の型番が記載されています。発電容量 6MW が12基なら総発電容量は72MWにしかならないので計算も合いません。実際には、SiemensGamesaの SG 11.0-**、11MW風力発電機が12基が正しいので、Bardがなぜこのように答えるのか知りたいところです。
 かなりいい線で情報を引いてあらゆることに答えを生成してくれるAIですが、微妙なところが違うのが面白いと感じています。


関連

・Bard

・アメリカのサウスフォーク132MW風力発電所が2023年12月6日に発電を開始しました-----自然エネルギー,2023/12/19


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