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ふわり、ゆらぎ、融けるように生きよう。

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ふわり、ゆらぎ、融けるように生きよう。

記事一覧

2020年から2030年へ.

コロナで社会が大きく変わった2020年から、10年後の2030年へ。 まとまりきらない2020年の思考を、その答えを2030年に託す。 10年後、この思考を青いと思えたのなら、意味の…

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2か月前
7

静止するエスカレーターを、軽やかに歩くように。

止まっているエスカレーターを歩く感覚は、形容しがたい浮遊感を伴う。 ただの階段を歩いているのと変わらないはずなのに、いつも動いているものが動いていないだけで、脳…

motoki
6か月前
3

開けた窓から、流れ込む。

ある日。 ある晴れた日の朝。 微睡の中に、 カーテンのゆらめきと、 テーブルに反射する柔らかな光。 空は雲ひとつない青色で、 ベランダ越しに遠くの街が見える。 開け…

motoki
10か月前
5

流れゆくものの中に、幸せを見つけなければならない。

このところ目まぐるしく忙しい毎日が続き、 落ち着いて考える時間がなかった。 外はもう桜が咲き始めているし、 マスクオフの人が行き交う街は ポストコロナの空気をまと…

motoki
1年前
6

エモいと言えば済むのだけれど。

エモい、という言葉は便利だ。 好きな音楽を聴いた時、 季節の変わり目の香りを感じる時、 ふとした瞬間に心を揺さぶられる。 あ、エモいな、と感じる瞬間がある。 ただ、…

motoki
1年前
11

NFTを知ったこの1年はどうだっただろうか

僕が最初にNFTという言葉を知ったのは2021年の6月。 仕事で新規ビジネスの部門に入ることになった時だ。 最初はもちろん、なにそれ?だった。 しかし、なぜかこの英語3文…

motoki
1年前
13

ぼくらはいつだって青春の残像を追いかけている

かけがえのない友人をどう作るか? 大人になればなるほど、それは難しくなっているのかもしれない。 学生時代は友人を作る環境が整っていた。 クラス、部活、サークル。 …

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1年前
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ノスタルジーの条件 // 写真コンペ特別賞選定理由

THE CITYで秋の写真コンペを開催しておりました! エントリー総数83件! じんぺんさんの華麗な取り仕切りにより非常に大盛り上がりとなった写真コンペ、そのテーマは「ノス…

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1年前
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THE CITY 1000 RESIDENTS

milkさんのNFTを中心とするコミュニティ「THE CITY」の参加人数が1000人を突破した。 今年の3月に立ち上げて半年足らずで、この規模にまで拡大した。 3人で立ち上げたコ…

motoki
1年前
11

THE CITY:milkさんの魅力

「CITY BOY & CITY GIRL」コレクションのコミュニティ「THE CITY」はmilkさん、コヤさん、僕の3人で運営を行なっている。 一緒に活動するにつけ、milkさん、コヤさんの凄さ…

motoki
1年前
12

旅情ってなんだろう?

青春18きっぷの過去25年分のポスターを掲載した書籍の序文にこんな見出しがある。 旅情。たびごころ。 旅に出て、しみじみと感じる思い。 この格別の情念は、遠くへ行くこ…

motoki
1年前
12

「THE CITY」とアイデンティティ

milkさんのNFTコレクション「CITY BOY & CITY GIRL」のDiscordコミュニティ「THE CITY」の運営として参加させてもらって約4ヶ月。 今やNFT界隈の大御所たちにも、うまく回…

motoki
1年前
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2020年から2030年へ.

2020年から2030年へ.

コロナで社会が大きく変わった2020年から、10年後の2030年へ。
まとまりきらない2020年の思考を、その答えを2030年に託す。
10年後、この思考を青いと思えたのなら、意味のある10年を歩めたんじゃないだろうか。

忙殺の日常から1年経ち、一歩引いたところで全体を見渡す余裕ができた27歳。少し遅いかもしれないが、あらゆることへの興味が無尽蔵に湧き出てきている。
知らないことが多すぎて苦しい

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静止するエスカレーターを、軽やかに歩くように。

静止するエスカレーターを、軽やかに歩くように。

止まっているエスカレーターを歩く感覚は、形容しがたい浮遊感を伴う。

ただの階段を歩いているのと変わらないはずなのに、いつも動いているものが動いていないだけで、脳が錯覚を起こす。

頭ではただの階段状態だと分かっているのに、脳が追いつかない。
違和感が仕事をしすぎてしまう。

エスカレーターは、それだけ僕らにとって"自然"だということだ。
慣れすぎた環境は、いつの間にか脳をフレームに閉じ込める。

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開けた窓から、流れ込む。

開けた窓から、流れ込む。

ある日。
ある晴れた日の朝。

微睡の中に、
カーテンのゆらめきと、
テーブルに反射する柔らかな光。

空は雲ひとつない青色で、
ベランダ越しに遠くの街が見える。

開けた窓から、街の香りが漂う。
穏やかに吹き抜ける初夏の風に、
いつもと変わらない街のざわめきを聞く。

この瞬間がたまらなく好きだ。

夜のマンションの部屋から漏れる光に
安らぐ世帯の暮らしを感じるならば、
朝の微風に運ばれる街の音

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流れゆくものの中に、幸せを見つけなければならない。

流れゆくものの中に、幸せを見つけなければならない。

このところ目まぐるしく忙しい毎日が続き、
落ち着いて考える時間がなかった。

外はもう桜が咲き始めているし、
マスクオフの人が行き交う街は
ポストコロナの空気をまとっている。

変わっていないように見えて、
ゆっくりと変わり続けている。

ブロックチェーンは
永遠を刻むかもしれないけれど、
こぼれた牛乳は器には戻らない。
僕らは不可逆な世界を生きている。

何ひとつ留められない。
時間も場所も、人

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エモいと言えば済むのだけれど。

エモいと言えば済むのだけれど。

エモい、という言葉は便利だ。
好きな音楽を聴いた時、
季節の変わり目の香りを感じる時、
ふとした瞬間に心を揺さぶられる。
あ、エモいな、と感じる瞬間がある。

ただ、使い勝手がいい反面、
自分でも自分の感覚がわからなくなることがある。
何に心が動いたのか、
何がこの浮遊感をもたらしたのか。

エモいという言葉で済ませてしまうと、
自分の中の刹那的な何かが、
単純な3文字の後ろに隠れてしまうようで。

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NFTを知ったこの1年はどうだっただろうか

NFTを知ったこの1年はどうだっただろうか

僕が最初にNFTという言葉を知ったのは2021年の6月。
仕事で新規ビジネスの部門に入ることになった時だ。

最初はもちろん、なにそれ?だった。
しかし、なぜかこの英語3文字に、
不思議と惹かれた。

1人1つ、なにか興味のある領域で事業をやろう。
これがその部門のミッションだった。
そんなわけで、
僕は興味本位でNFTについて調べ始めた。

その時、もしライブコマースとかを選んでたら
今の自分は

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ぼくらはいつだって青春の残像を追いかけている

ぼくらはいつだって青春の残像を追いかけている

かけがえのない友人をどう作るか?
大人になればなるほど、それは難しくなっているのかもしれない。

学生時代は友人を作る環境が整っていた。
クラス、部活、サークル。
同い年の人たちが集められ、
日々共に過ごすことで、
絆を深め、濃い人間関係を構築しやすかった。

しかし、大人になると
だんだんとそれが難しくなってくる。
職場に親しい関係を作ることはもちろんできるが、
大人になるにつれ、皆それぞれの家

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ノスタルジーの条件 // 写真コンペ特別賞選定理由

ノスタルジーの条件 // 写真コンペ特別賞選定理由

THE CITYで秋の写真コンペを開催しておりました!
エントリー総数83件!
じんぺんさんの華麗な取り仕切りにより非常に大盛り上がりとなった写真コンペ、そのテーマは「ノスタルジー」でした。

大賞はみんなの投票によって選ばれますが、もう1つ、特別賞としてmotoki賞を作らせてもらいました!
僕の独断と偏見で選ぶ作品賞です。

その特別賞に輝いたのは…

cocoさんの「祖父の家で迎えた朝」でし

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THE CITY 1000 RESIDENTS

THE CITY 1000 RESIDENTS

milkさんのNFTを中心とするコミュニティ「THE CITY」の参加人数が1000人を突破した。

今年の3月に立ち上げて半年足らずで、この規模にまで拡大した。

3人で立ち上げたコミュニティは、少しずつ拡大。300人ほどの段階で一度増加は落ち着き、誰もが気軽に楽しめるゆるコミュニティとなった。

そこから、CITY BOY & CITY GIRLの成長、有名NFTerの参加、トークの活発化など

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THE CITY:milkさんの魅力

THE CITY:milkさんの魅力

「CITY BOY & CITY GIRL」コレクションのコミュニティ「THE CITY」はmilkさん、コヤさん、僕の3人で運営を行なっている。
一緒に活動するにつけ、milkさん、コヤさんの凄さを思い知ることが多い。

そこで今日は、THE CITYの一員として、そして運営として関わる中で見える、彼らの凄さをお伝えしたいと思う。(今回はmilkさん編)

このコミュニティのサードプレイス的成長

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旅情ってなんだろう?

旅情ってなんだろう?

青春18きっぷの過去25年分のポスターを掲載した書籍の序文にこんな見出しがある。

旅情。たびごころ。
旅に出て、しみじみと感じる思い。
この格別の情念は、遠くへ行くことにより生まれる。
なんとなく、この感覚は理解できるのではないだろうか?

ではなぜ、距離がこの感覚を作り出すのだろうか。
旅先で抱く、言葉で形容し難いあのむずがゆい感覚は一体何なのだろうか。

◆旅情を分解してみる思うに、旅情とは

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「THE CITY」とアイデンティティ

「THE CITY」とアイデンティティ

milkさんのNFTコレクション「CITY BOY & CITY GIRL」のDiscordコミュニティ「THE CITY」の運営として参加させてもらって約4ヶ月。
今やNFT界隈の大御所たちにも、うまく回っているコミュニティとして名を出してもらうほどTHE CITYは良い形で成長を続けています。

milkさんの素敵なイラストと人柄に多くの人が魅了され、ファンになっている

ホルダーのみなさんの

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