見出し画像

感じたことを大切に

最近、着物熱が再燃したこともあり、着物に関するいろいろな情報や話題が集まってくる。。

イベントにお誘いしてもらったりもそうだけど、自分から着物を日常で楽に着られるようにするための情報を取りに行ったりもして、夢中で着物を着て、着物を着ているというだけで満足して楽しんでいたときから

また一歩進んだ着物との付き合い方が始まっている。。

そんな中で、「小袖」というジャンルで発信してらっしゃる方3人に行き当たった。

一人目は大谷由美子さんという「つぶつぶ」の発信もされてる方

小袖ドレスというオリジナルブランドを作られていて
格式やルールにとらわれない、和の「未来服」
日本人として、女性として、凜と生きる確信ファッションとして提案されている。

インスタに素敵な小袖ドレスがたくさん出ています。


二人目は、対丈着物の遊び方 ~今様小袖 imayokosode ~
を発信されている 堀川しょうこさん 
https://kimono-slowlife.com/

HPより引用

「おはしょりなし。えり抜きなし。
紐はコーリンベルト(ゴムベルト)1本だけ。
下着もルームワンピースで問題なし。
でも普通に着物を着ているように見えてしまう。
そんな着物の着方『今様小袖』。
着付けの技術はいりません。
綺麗に着るためのちょっとしたコツだけ。
小袖(昔の着物)の着方を今風に。
今様小袖(いまようこそで)なら、
楽に綺麗に簡単に着物が着られます。」

堀川さんは、ほんとにワンピースを着るかのように、着物を着れるように工夫工こらして提案されていて
いわゆる多くの人が、これが「着物」だと認識している「着物」のままに、でも、簡単に着られるように自分が工夫をこらしてきたことを、いろいろと発信されている

そしてもう一人が ゆったり楽な小袖生活を提唱されている
吉房泰子さん http://kusanome.net/kosode/home.html

小袖と袴で毎日暮らし、自転車に乗り買い物に行き、台所仕事も当たり前にする。自分で縫うし、自分で洗う。考えてみたら、少し前の日本の家庭ならどこでも当たり前にやっていたことを、自分の身体の声を聞きながら、実践されている。

吉房康子さんの小袖ワークショップに昨日参加してきたのですが
https://kotoha.or.jp/hikari5_archive/

着物の歴史や、美しさの物差しについてのお話はとても興味深く

そして、鏡に映る自分を見るのではなく、自分の手で触り、身体で感じながら着物を着るという体験は、とても奥深くて
身体で「感じる」ということを、じつは昔の日本人は当たり前にやっていたということ、
そして他者から「どう見られるか」ということではなくて、
自分の身体で「感じたこと」これこそを主体に、着物というものをみていく視点がとても興味深かったし、自分がまさにこれを求めていた!という感じで、すごく感銘をうけたのでした。

着物を普段着に、もっと気楽に取り入れられるようになるには、木綿の単の着物ぐらいは、やはり縫えるようになりたいと思ったところから、ハクビさんの浴衣教室にご縁が繋がったのですが

そこにいってみて、次の一歩はどこに踏み出そうかと思って探していたら、たどりついたのが、「小袖」でした。

そして、「ご飯を作るように着物を縫う」というのをコンセプトに掲げてらっしゃる吉房さんは、当たり前に着物で暮らすということを実際にやってらっしゃり、その中で自分で「着物を縫う」ということも、
着物を日常に取り入れるなら絶対に必要だということで、お教室もされているので、自分の目指すところとも、とても近いなと思いました。


それにしても、『小袖』というジャンルでの
三者三様の、着物との付き合い方が

まるで違っていて

ほんとに、それぞれ自分の感じたことを大切にして、着物と上手に付き合ってらして

素晴らしいなーと思ったのでした。

普段着に着る着物なら、
それこそ、本来は自由なわけだから

自分が心地良く着られる、自分が楽しめるスタイルが、見つけていけると良いですよね。


わたしも、この御三方のいいとこ取りをしつつ、自分でも試行錯誤しながら、

自分にとっての心地よい着物👘生活
楽しんで行きたいなと思います。

まずは、単の着物縫えるようにするところから、
初めていこうと思っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?