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紫の効果音制作日記 5「効果音、楽曲制作に使える Free PlugIn Orchestra系1」


効果音、楽曲制作どちらでも使えそうなフリープラグイン紹介

ここでは個人的に楽曲、効果音制作、どちらでも使えそうなフリープラグインをジャンル別にピックアップして紹介していこうかと思います。

<   Orchestra系 1 >

1.SINE Player / Layers

Layers (orchestraltools.com)

SINE Player

・ORCHESTRAL TOOLS、SINE PLAYERのオーケストラ音源フリー版。
・高音質ですがフリー版は音色、奏法が限定されています。
・有料音源購入でプリセットを増やしていく事が可能。
・VST2、VST3、AU、AAX、StandAlone。


2.BIG BANG ORCHESTRA

FREE BASICS - Vienna Symphonic Library (vsl.co.at)

Vienna Synchron Player

・VIENNA Symphonic Libraryのオーケストラ音源フリー版。
・高音質ですがフリー版は音色、奏法が限定されています。
・上位版購入でプリセットを増やしていく事が可能。
・VST3、AU、AAX。


3.SPITFIRE AUDIO

BBC Symphony Orchestra Discover — Spitfire Audio

BBC Synphony Orchestra Discover

・SPITFIRE AUDIOのオーケストラ音源フリー版。
・高音質ですがフリー版は音色、奏法が限定されています。
・VST2、VST3、AU、AAX。


4.VSCO 2 Community Edition

VSCO 2: Community Edition (CE) - Versilian Studios (versilian-studios.com)

VSCO2 Community Edition Sfz版

・Versilian Studioのオーケストラ音源フリー版。
・楽器数、アーティキュレーション多めです。有料のPRO版もあります。
・VST2、VST3、SFZ版有。


5.PALETTE PLIMARY COLORS

Palette - Primary Colors - Red Room Audio

Palette Primary Colors

・RED ROOM AUDIOのオーケストラ音源フリー版。
・高音質ですがフリー版は音色、奏法が限定されています。
・Kontakt使用。DownloadにはPlusを使用。

まとめ

どれもクオリティは高いです。ただ奏法、音色が限られているというのがフリー版の位置づけです。

オーケストラ系のプラグインを持っていない方は、音に慣れるという意味でもフリーのものに接してから有料のものに移行していくとよいかも知れません。

編成、奏法、機能的な所も実際使用してみるといろいろと分かってくると思うので、それから有料音源に移行でもよいのかなと思います。

ここでひとつ注意事項があります。これはオーケストラ音源だけではありませんが、特にオーケストラ系は気をつけた方がよいかなと思うのが、権利関係です。

個人の趣味として作曲、効果音制作する分には問題ないと思いますが、オリジナル作品の販売を目的にしている場合は事前に権利関係を確認する必要があります。特にオーケストラ楽器使用の際は一度事前確認する事をお勧めします。

楽曲に比べて効果音の場合は制約が厳しいかと思うので、ストックメディアなどで販売を考えている場合は、音源サイトにアクセスして音源の権利、契約を確認した上で制作に入る方がよいです。

Kontakt
Native Instrumentsのサウンドは商用の楽曲制作に使用できますか? – Native Instruments (native-instruments.com)

Vienna Smphonic Library
eula_ViennaInstruments.pdf (crypton.co.jp)

Spitfire Audio
BBC Symphony Orchestra — Spitfire Audio

Virsilian Studios
VSCO 2: Community Edition (CE) - Versilian Studios (versilian-studios.com)

Red Room Audio
License Agreement - Red Room Audio


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