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闇属性 in 一関〜自然の力ってスゲー!〜

猊鼻渓に行った後、時間があったので以前から気になっていたところへ。


石と賢治のミュージアム

JR大船渡線陸中松川駅より徒歩3分 となっていますが、ガチで駅のすぐ横にあります。

線路ちっっっか。
タイミング良く大船渡線走って欲しかったぜ…本数少ねぇから諦めるこったな。


Wikipediaくんより引用しますが、この石と賢治のミュージアムは

宮沢賢治も勤務した旧東北砕石工場(1924年創業、1978年操業停止)に関する歴史・文化を保全し、関係者の功績を顕彰するとともに資料の収集、保管、展示などを行い、これを広く伝承し地域の教育文化の向上に資するため、1999年4月3日に開設された。

という施設です。
これ+化石や鉱物も展示されており、正直それを目当てに来た…というかそちらがメインだと思い込んでたので、良い意味で「思ってたんとちゃう」となりました。

宮沢賢治というと花巻のイメージが強く、何故一関で宮沢賢治なんだ?と思っていたのですが
なるほど、この土地とも縁があったんですね。謎は全て解けた。


すげー立派な施設なのに入場料は300円。安すぎ。もっと取っても怒らねぇぞ…。


初手、

見た目は普通の鉱物だけど紫外線をあてると光る。
これ凄いな…。


ここだーーー!おれがネットで見たのこの部屋!
これを見て「石だらけやん!行く!」ってなったんや。
自室にしたいくらい良い。


どう見ても肉(※石です)







あっ!!一番好きな石!!!
オケナイト(オーケン石)!!!!

数年前、誕生石や石言葉を調べていた際に存在を知り、鉱物らしからぬ見た目にかなり衝撃を受けたものです。
もけもけしててうさぎの尻尾に見えることから、別名『ラビットテール』とも呼ばれます🐇

ガラス状の繊維が放射状に伸びてあのもけもけになっているらしい。じゃあチクチクするのかと思いきや感触はビロードのようだという話もある。
一回触って確かめてみてぇ〜〜けどガラスの繊維が体内に入ってしまうと危ない。何なら形が崩れてしまうから触らない方がいいね。
オケナイトちゃんは繊細なんだ。おれみたいに。は?



ほんといつも思うけど、この綺麗な石たちが自然に出来るって凄くないですか?
人工物って言われる方が納得出来るんだが。

とっても良展示…何よりオケナイトの実物見れたのが嬉しかった( ‎߹𖥦߹ )
眼福。


一通り石を見たので
外に出て旧東北砕石工場に行ってみます。


線路横通路の石碑?の横に置いてあった石たち
よく見るとラピュタに出てくるあの石が…


倉庫



こういう雰囲気好きすぎる



🦉


旧東北砕石工場


ヒェッ…文化財や…




【コウモリ注意】の文言があったけど確かにいてもおかしくない
この奥はどうなっているのか気になる



宮沢賢治は技師として東北砕石工場に勤務していました。
その頃彼が使用していた手帳に記されていたのが、あの有名な『雨ニモマケズ』です。


砕石工場も見たし帰るか〜と思ったけど、陸中松川駅の方も見てみることに。


線路沿いのこのレールは、かつて石灰を運んでいたトロッコのレール。
トロッコもあるし乗れるよ。押してくれる人と一緒に来よう。


柵の至るところに虫のオブジェ
これはセミ


入口ゲート



フクロウかな?と思ったけど宮沢賢治絡みのところなので恐らくヨタカ
かわいいね


東山地域に着いてまず目に入るのが奥の岩山。東山=石(石灰)の街のイメージがある。猊鼻渓の岩も石灰岩でしたね。
この付近に大きなセメント工場があって、砕石場も確かどこかにあったはず。

ここの通路のすぐ横にも石灰の袋がたくさん積まさっていた(東北石灰運輸という運送会社があるっぽい)

左端の白いもの

昔からの営みがずっと続いてる街なんですね。

ところでずっと気になってるんだけど、岩山ってどうやって切り崩してるんだろう…。
彫刻刀で彫ったような岩肌を見る度に考えてる。
物凄いメカ🤖⛏️があるのかもしれない。


石と賢治のミュージアム、良いところだったなぁ…。
もっと知名度が上がってほしくもあり、知る人ぞ知るであってほしくもある。

何度も訪れている東山地域
宮沢賢治と縁があると知ってもっと好きになりました😌
あー岩手大好き!嫌いなところが無い!おれ絶対将来岩手に住む!(n回目)


いつも取り留めの無い文章で𝒔𝒐𝒓𝒓𝒚…。
最後まで読んでくれてありがとナス。

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