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カラスウリの種、大黒天

カラスウリの花 夜に咲き、明るくなると萎む カナブンが蜜を吸いに来ている

河原でカラスウリの実を見つけた。
花はこれまでも見つけたことがあったが実は初めてだ。しかも、カラスウリとキカラスウリの両方の実を見つけた。

カラスウリの実   はじめスイカのような縞模様 → 少しずつ赤くなる
キカラスウリの実     赤くならない(黄色いまま)   

思わず興奮してスワッグのパーツに使った。メリークリスマス!

調子に乗って2つ作ってしまった。

クリスマスがおわった。
2つのうち大きいほうは、正月仕様でリサイクルすることにした。
(といっても、リボンを水引きに替えただけ)

左:正月バージョン           右:これまでの作品たち
                    (作りすぎやろ)

ところで、カラスウリの種は大黒天(または打出の小槌)の形をしていて、金運のお守りになるらしい。一方、キカラスウリの種は普通のウリ科の種の形である。
大黒天に会いたいのとそれぞれの実が本当にカラスウリとキカラスウリであっているかを確かめたくて、小さいほうのスワッグの実を解体して種を取り出すことにした。

左:カラスウリ   右:キカラスウリ  カラスウリのほうがやや小ぶり  
カラスウリは赤くなるが、キカラスウリは黄色いままなので黄カラスウリという

それぞれの実を割ると橙色のワタに包まれた種が出てくる。
キカラスウリ(右)は平べったい種である。一方、カラスウリ(左)は確かに大黒天のような打出の小槌のような形をしている。(同定があっていてよかった。やれやれ)

左:カラスウリ               右:キカラスウリ(平べったい)

さらに、カラスウリの種をクリーニングしていく。

うす茶色は未熟な種 これも味がある

ついに大黒天をゲット! これを身につけて来年は大金持ちになるのだ。

左:カラスウリの種               右:大黒天   
                       (いらすとやのサイトより)

追記
数日後、種の色が真っ黒から薄い茶色に変わっていた。乾燥して色が薄くなったようだ。えらいこっちゃ、金持ちになれん!と思ってネットで調べると、黒いのが変色して金色になって運を呼ぶらしい。そうか、金になったのか。信じるものはきっと救われる。メデタシ、メデタシ。

黒いままの平べったい種はキカラスウリの種 
こちらのほうは、いくら信じてもご利益はない

さらに追記
もっと金色になった。これを成金という。

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