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【タブーに切り込む】ジャニーズタレントに責任はあるのか?ジャニーズ性加害の根源的問題とは!?

強欲投資家グリードだ!

今回もジャニーズ性加害問題について取り上げるが、一般のマスメディアはもちろんのこと、YouTube等でも取り上げにくいようなところに踏み込んでいくぞ。

まず、現役のジャニーズタレントの責任はあるのかないのかというタブーについて語る!

そして、さらにジャニーズ性加害の根源的問題に迫る!

さあ、これから、深黒の闇に踏み込んでいく。

覚悟はいいか?

後戻りはもうできない。

では、行くぞ!


1.現役のジャニーズタレントの責任有無について


では、現役のジャニーズタレントの責任有無について考えてみたい。

ジャニー喜多川の性加害問題における現役のジャニーズタレントについては非常に微妙な立場である。

基本的には被害者として見られることもあるため、彼らの責任問題に触れることはタブーのようになってしまっている。

しかし、事務所の経営層同様に関係者である上に、タレントという公人としての顔を持っているのであれば、彼らの責任問題をおぞなりにしてはいけないだろう。

彼らの責任問題を語る上でポイントでになるのは、ジャニー喜多川の性加害を知っていたかどうか、被害者なのかどうかの2点である。

まずは、本件について現役のジャニーズタレントはどのように証言しているのか。

東山紀之・井ノ原快彦・堂本光一・櫻井翔などが証言を行っているが、彼らは口を揃えて「そういったこと見たり、聞いたりはしていない。噂レベルでしか知らない」ということを証言している。

こちらは本当なのか。

まあ、間違いなくと考えてよいだろう。

普通に考えて、何千人レベルで被害者がいるとも言われているのに、内部の人間が知らないはずはないだろう。

さらに、そもそも彼ら自身が被害者である可能性が高い。

性被害をカミングアウトした元ジャニーズJr.の木山将吾氏は、次のように語っている。

木山氏は、〈これに耐えなければデビューできないというのは本当だ〉と言い、ジャニーズ、フォーリーブス、光GENJI、SMAP、すべてのアイドルがそうであると断言する。

サイゾーウーマン

この証言が本当であれば、CDデビューを餌にして、ジャニーズJr.たちを手籠めにしていたというのが、ジャニー喜多川の性加害の手口だったようだ。

仮に、CDデビューの約束が疑わしければ、ジャニーズJr.の全員が全員甘んじてジャニー喜多川の性加害を受け入れることはなかっただろう。

実際にジャニー喜多川の洗礼を受けた先輩たちがデビューしたのを目にしていたからこそ、ジャニーズJr.たちのは性加害を受け入れてきたと思われる。

つまり、CDデビュー組の多くは被害者であるということだ。

もう一つ、俺自身も証言しよう。

20年前くらいか。

俺は井ノ原快彦の高校のときの後輩の人と直接話したことがある。

その人が言うには、井ノ原快彦自身が、その後輩含めた地元の仲間に対して、ジャニー喜多川にヤラれて嫌だったことや、キムタクなどもヤラれたことを語ったらしい。

さて、ここからは現役のジャニーズタレントはそのほとんどが被害者であり、当然ジャニー喜多川の性加害を知っていたという前提で話を進める。

その場合に、彼らのジャニー喜多川の性加害についての責任というものはどういったものが考えられるか。

それは、彼らが性加害を黙秘し続けたことだ。

彼らが黙秘し続けたために、彼らがCDデビューして栄華を極めるその裏では、新しい後輩たちが次々とジャニー喜多川の毒牙による被害者が増え続けてしまったのだ。

そのことに対しての責任をどう考えるべきか。

アメリカの考え方をもとに考えてみる。

アメリカでは児童虐待事件では関係者も連帯責任という形で法律で罰せられる。

プレジデントオンラインにて、名桜大学教授の大峰光博氏は連帯責任の考え方としては、政治哲学領域における研究者(Juha RäikkäやDavid Miller)の意見を紹介している。

集団において連帯責任が問われるのは、以下の3つのいずれもの条件が満たされているにもかかわらず、当該行為に対して反対の行動をとらない場合である。
①深刻なリスクなしに、反対する機会を持っている。
②容易に入手できる知識によって、反対する機会を持っている。
③反対することが完全に無益なものでなく、何らかの貢献ができる見込みがある。

プレジデントオンラインより

ジャニーズの所属タレントにも「連帯責任」はある…ジャニー喜多川氏をわざわざ称賛したタレントの大問題 被害者を増やす行為に加担したのではないか | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

この考え方に沿った場合に、ジャニーズの現役タレントは、②・③は要件を満たすだろう

①についてはどうか。

一タレントの立場で、性被害を公言しようとした場合には、芸能界に強大な影響力を持つジャニーズ事務所を相手にするため、自身のタレント生命をおびやかすことになるだろう。

ましてや、自身が被害者であれば、性被害を第三者にカミングアウトするのはそれだけで相当な勇気がいることだ。

これらを踏まえると、①の「深刻なリスクなしで」というのは該当しないと考えてよいだろう。

つまり、ジャニーズタレントについて責任を問うことは難しいということになる。

以上、「現役のジャニーズタレントの責任有無について」を語ってきた。

結論としては、彼らは恐らくジャニー喜多川の性加害を知っており、そのことについてだんまりを決め込んでいたが、それに対して責任を問うことは難しいということだ。

2.性加害の根源的な問題

さて、ここからは想像を膨らませつつ、状況証拠を掘り下げることで、性加害の根源的な問題の迫りたい。

数多く現役のジャニーズタレントはなぜ誰1人として公言しなかったのか?

まずは、この理由を掘り下げてみたい。

現役のジャニーズタレントは、恐らく、ジャニー喜多川による性交渉を性加害であるとは認識していなかったから、公言する必要性を感じていなかったと俺様は推測している。

繰り返すが、あくまで俺様の推測だ。

そのように推測したのは状況証拠からだ。

KinKi Kidsなどを筆頭に、ジャニーズタレントのトーク番組での鉄板ネタの1つは、ジャニー喜多川だ。

ジャニーズタレントの多くは、実によくジャニー喜多川をトークのネタにしている。

これは、ジャニー喜多川の「You、◯◯しちゃいなよ」という口癖が認知度が高くユニークであるため受けやすいというのもあるし、あるいはジャニー喜多川に気に入られるためのアピールというのあるかもしれない。

いずれにせよ、彼らがトークネタにジャニー喜多川をつかうのは、ジャニー喜多川に対して親しみを抱いてることの裏返しであろう。

逆に彼らがジャニー喜多川に親しみを抱いておらず、それどころか性加害の加害者だと認識していたのなら、ジャニー喜多川を自主的に話題にすることなどあり得ないはずだ。

そういえば、最近では、このジャニー喜多川の性加害騒動の最中、キムタクがジャニー喜多川の「show must go on」という言葉とともにインスタを更新して炎上したことは記憶に新しい。

さすがにこれはキムタクは空気を読めなさすぎたが、それにしても、ジャニー喜多川の言葉を自然と使うあたり、キムタクはジャニー喜多川を性加害者としては思っておらず、それどころか思慕の念すら感じる。

では、ジャニーズタレントたちはジャニー喜多川の性交渉を、性加害でないとすれば何であると認識していたのだろうか。

3つの仮説を立てたので、それぞれあり得るかを考えてみたい。

仮説1:愛しい人による性愛だと認識していた
ゲイで老人好きという相当ニッチな性嗜好でない限りは、愛しい人による性愛とは受け取れるはずがない。この仮説はあり得ない。

仮説2:グルーミングによって洗脳状態に近い支配下のおかれたために、性加害としては認識できなかった

グルーミングとは、もともと「(動物の)毛づくろい」という意味だが、性犯罪の文脈においては、子どもへの性的虐待を行おうとする者が、被害者となりうる人物に近づき、親しくなって信頼を得る行為をさす。チャイルドグルーミングとも呼ばれる。

IDEAS FOR GOOD

可能性の1つとしては考えられなくもないが、これだけだと根拠としては弱いか。
グルーミングはあくまで加害対象に近づくための手口である。
ジャニーズタレントをやっていこうなんて人間は相当自我が強いと思われる。そんな彼らを洗脳状態に近い支配下におくことは難しいのではないか。
グルーミングで近づいてきたからといって、老人からの性的接触されてしまえば嫌だと思うはずだ。

仮説3:CDデビューのための通過儀礼と割り切っていた

グリードとしてはこの仮説が一番腑に落ちる。

風俗の女性が見知らぬ男性に抱かれるわけだが、そのことを性加害とは認識しないだろう。
あくまで商売として割り切っているはずだ。
それと近い感覚だと思うのだ。

もう一歩想像を膨らますと、恐らく、ジャニーズ事務所という場所全体、タレントだけでなく職員も含めて、それを当たり前のものとして受け止められてきたのではないか。

この前提に立つと、年少の男の子に対する性加害という異常な行動について、ジャニーズをやめたタレントを除き、経営層・職員・タレントが誰一人として口を閉ざしていたことの一応の説明がつくのだ。

入所したばかりの子は、通過儀礼の噂について初めて耳にしたときは、驚きとともに恐怖におののいたことだろう。

しかし、周りの先輩や大人がそれをさも普通にしているので、ジャニーズ事務所ではCDデビューのためにそれを受け入れることが普通なんだと、徐々に受け入れていくようになるんではなかろうか。

何せ、ジャニーズ事務所に入ろうという子だ。
芸能界で成功しようという野心も強く、覚悟も備わっている。
老人に抱かれるだけで、CDデビューできるならやってやろうじゃないかとすぐに割り切れそうだ。

CDデビューできれば、憧れのあの先輩のようになれるのだから。

しかし、そのように頭を切り替えられなかった少年は、性被害をカミングアウトしたカウアン岡本氏のようにCDデビュー前にジャニーズ事務所を退所することになるわけだ。

ジャニーズタレントの家族についても触れておく。

彼らは当然自分の子どもが入所するにあたって、ジャニーズ事務所のことはいろいろ調べるとは思うのだが、その際にジャニー喜多川の性加害の噂も目にすることもあったろう。

だが、そのまま入所させたわけだ。

さらに、入所後には、中には自分の子どもから性被害について相談を受けたこともあったかもしれない。

だが、ジャニーズタレントの家族で声をあげたという人は聞いたことがない。

つまり、彼らは息子が芸能界で成功するために、そういった黒い部分には意識的にか、無意識的には目をつぶったのではなかろうか。


タレントとして売れる機会をもらうために、権力者に自らの体を捧げるこの異常な風習は、ジャニーズ事務所だけでなく芸能界全体に存在している。

いわゆる、枕営業というやつだ。

カウアン岡本氏は立花孝志チャンネルにて、AKB48やグラビアの子たちも当たり前のように枕営業があったと語る。

芸能界という世界では成功者になれば莫大なお金と名声を手に入れることができるが、ほとんどのものは成功を手にすることなく去ることとなる。

それであれば、自分の体を差し出すことで成功の機会を得ることができるというならば、躊躇なく自分の体を差し出してしまうのではないだろうか。

それに、芸能界ではそれが当たり前のような空気があるのだから。

芸能界を志すものにとって、枕営業が当たり前のことのような空気があり、みながそれを普通に受け入れてしまっていること。

これこそが今回の性加害の根源的問題だとグリードは考える。

今回は、10代前半の少年をターゲットとしたこと、さらにその数が膨大に登っているということで、ジャニーズ事務所が槍玉としてあげられた。

しかし、本当にこの問題を解決するには、芸能界の枕営業が当たり前となっている空気を変えていく必要があるだろう。

今回は以上である!!

(了)

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