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リストラーズ 推し活雑感#1 彼らの時間

何となくnoteを始めてみて数週間。日記みたいなモノだと好き勝手に書いていても、1人でも記事を開いて下さった方やスキを付けて下さった方がいて、驚きとともに嬉しさがあった。読んで下さった方ありがとうございます。

でも見て頂いていると意識したとたん、急に閲覧数が気になったり、「面白い記事を書いた方がいいのではないか」という変なプレッシャーが出てくる。承認欲求って簡単に出てくるのね。それで記事の質を上げようとにわかに曲の分析を始めたり、思考をこねくり回したりするものの、早々に疲れてしまった。

もともと頭の中を整理し、出力し、記録するために始めたnote。リストラーズが素敵で楽しく、今の自分の生活を潤す存在になっている、それが大事。頭に浮かんだ発見や楽しいことを書きたかったのに、記事を書くためにアレコレ考えるなんて本末転倒。そんなことを思い出し、自戒の気持ちを込めて素直に記す(ただし、雑感)。

リストラーズの皆さんは承認欲求や自己顕示欲に駆られたり、傲った気持ちになったことはないのだろうか。アマチュアながら、こんなに歌唱力があって、チャンネル登録数もうなぎ登りで。私だったら確実に天狗になって、調子に乗っている。

でもリスさんは、2023年リストラーズ活動報告や東スポのインタビュー等を見ても、いつも謙虚だ。どうしたら自分たちが楽しみつつ、視聴者やファンにも楽しんでもらえるかを考えている。ファンを大切にしつつも、決して自己犠牲には走らない。ご家族や仕事、趣味まで含めて、バランス感覚が卓越していると思う。決して揺るがず、大切なことを見失わない。

私にとってリストラーズは急にYouTube上に出現した人たちだけれども、彼らは大学時代からずっと活動していたわけで、彼らにしてみればコチラの方が急に湧いて出てきた人だ。視聴者やお客さんがなかなか集まらなかった時代も、ハモネプ出場など世間からにわかに注目された時も、リスさん達は変わらず地道に活動してきた。

そうした彼らの活動のスタンスや人柄を純粋に尊敬している。そして、そんな彼らの活動から、私は今「楽しさ」をお裾分けしてもらっている。ありがたいことだ。

余計なお世話で、他人の心配を勝手にしていたワケだが(自分は承認欲求に溺れかかって小物感丸出し)、ぼんやりと見ていたYouTubeの東スポのインタビュー動画の最後の方で、野村さんが言った言葉で何か腑に落ちた。

野村さん「ようやく揃ったので、ようやく練習が再会できる」

YouTubeの東スポのインタビュー動画より

あぁ、そうか。変わらないリストラーズの源はこの「練習」にあるんだ。もちろん、ライブやYouTube動画という発表のために練習してるんだろうけども、この「みんなで集まって練習している時間」に、彼らだけの時間が流れている。

本業があり、家族があり、歌のプロではない彼らにとっての「練習」は、単なる本番のための準備ではなく「メンバー同志が顔を付き合わせて繋がり、自分達らしくいられる特別な場」なのではないだろうか。

公式SNSで垣間見る彼らの練習の様子は、楽しそうで活き活きしている。発表する予定がない曲もノリノリで歌ってみたり、疲れるまで練習したり。アレンジや演出について熱くディスカッションしたり、合間に他愛もない話をする姿を想像する。大学時代からずっとそれはあって、変わらないリストラーズの拠点。そこには承認欲求とか傲りとかちっぽけなモノはなくて、忙しい中でも仲間と一緒に歌える喜びを噛み締める瞬間なんだろう。

そうして生まれてきた歌だから、格別な「楽しさ」が伝わってくるのかもしれない。そう考えたら何だか安心してしまった。

草野さんが帰国した今、リストラーズの皆さんが多くの練習の時間を共にできることを願いつつ、また素敵なお裾分けを頂けることを楽しみにしている。

#リストラーズ

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