おもいでがたり

カンスイさん役:このたさん
どこまでも感覚派。だからこそ引き出しにない感覚を表現するのはすごい大変だったんだろうなあ……と思いながら見ていた。理論派は3が必要な時に1+2や1+1+1、って出来る(ただしそれらが真に1や2ではなく、どこかで00001や4837になってるかもしれない)けど、感覚派はどこまでも正確な3を持ってこれる代わりにそれを最初っから持ってないと引き出せない。ぎりっぎりまで話し合って考えて落とし込んでたなぁ

一茶さん役:ケンちゃん
飄々とした皮を被った一番の負けず嫌い。表に出してないだけでめちゃくちゃ考えてる、じゃないとあんなに打ってすぐ響かないもん。どこか客席から見ているようなところもあったけど、それは暗躍していたからだもんね?かわいいね?

悶々さん役:たろ
ごりっごりの理論派だし、一個一個の理屈も自分の感覚や経験から抽出して作るタイプ、レゴブロック。パーツが少ないと角が目立ったり柔軟性に欠けたりすることもある。手づからひとつひとつパーツを作っていくから時間がかかることもあるけど、裏を返せば時間をかけただけ伸びるタイプ。

重吾さん役:トンちゃん
内面を見せたがらないシャイなあんちきしょう。トリックスターに見られたい恥ずかしがり屋。の癖に自分の考えは全然曲げようとしない頑固ちゃん。でも遅刻は許さん。理論派と感覚派のハイブリッド、6:4くらい。内面の見えない部分については理論、外に見せるのは感覚。

ウヌさん役:茶柱さん
理論を感覚で解釈する人。二次元の設計図から三次元の構造を補完して描き起こす、みたいな感じ。そういう意味ではトンちゃんの逆かもしれない、4:6。他の人が自分のイメージを演技というスクリーンに投影して解釈を見せているのに対し、茶柱さんは「こうだと思うんですけどあなたはどうですか?」ってディスカッションしてる感じ。客席と舞台上の合間にいる。


聞かれなかったので言わなかったそんな私が見ていた景色。

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