ぐらわん道場（ドミニオン道場）第２回を振り返ります

というわけで第２回(2021/11/02配信)を振り返ってみます。第２回はさわらさんをお迎えしました。本配信を見たい方はこちらをご覧ください。

第１試合目

さっそくですが、第１試合目のサプライ。また習性がありますね。

このサプライでは下記のようなことを考えていました。

①サプライチェック
・習性あり（ラバなので単体性能は強くないけど、伝令官とシナジーあり）
・ドローあり（インプも忘れずに）
・＋アクションあり（ただし伝令官なので一癖あり）
・＋購入あり
・廃棄あり（３コスト、＋アクションありなので使い勝手が良い）
・獲得あり
・特殊勝利点あり（ワイルドハンド）

②コンボ場
サプライチェックの結果、色々揃っているのでコンボ場と判断しました。
特に特殊勝利点があるので、ステロは苦しいと思います。

③伝令官
アクション権が出せる唯一のカード。今回は（必要に応じて）めくったカードをラバの習性で使ってアクション権を増やせるので、使い勝手がよいです。集めるとチェインしやすくなって強くなるカードでもあるので、取り負けないようにしたいです。
また、伝令官でアクションカードをめくる確率を上げたいので、伝令官を集めつつ圧縮も進めておきたいです。

④悪魔の工房
伝令官を集めるのに有効ですしインプも取れるので、このサプライだと序盤・中盤・終盤隙がなさそうです。悪魔の工房が手札にあるターンは金量が出にくいのですが、今回は２金でれば浮浪者を買えるのでパスターンは発生しにくそうです。（浮浪者をいれることで、伝令官がアクションカードをめくる確率を高められるので有用）

⑤貨物船
２金出しつつ、獲得したカードを次ターンの手札に加えられるという破格のカードです。次ターンは６枚スタートになりますので、貨物船によって１ドローしたという見方もできますね。３コスト帯のカードで２金、１ドローできるのは強いです。ステロでもコンボでも活躍しますね。
雑に使っても強いカードなのですが、次ターンに村系がありそうならドローカード（ワイルドハント）を貨物船に乗せたり、ドローカードがありそうなら伝令官を貨物船に乗せるなど、山札カウンティングと合わせて使うとより一層輝きます。
今回はアクション権が出にくいので入れる枚数に注意が必要なのですが、アクション権が足りないときは最悪ラバの習性で使って我慢しましょう。

実戦は伝令官を６－４で取り勝てたのが大きく、私の勝ちとなりました。屋敷、伝令官、ワイルドハントの３山枯れです。さわらさんも廃棄を進めつつ伝令官を集める動きをしていたので、すでにレート50近くあるなぁという印象でした。

強いて言うなら、９ターン目あたりの４金２購入（悪魔の工房あり）の時に、インプ獲得（浮浪者２購入）を優先していたところを伝令官２枚取りにした方が良かったですね。村鍛冶の枚数バランスとしてはドローカードを入れるのが良さそうなのですが、インプはなかなか枯れないので後から取れますしドローはワイハンもある。また廃棄が進めば伝令官自体で結構ドローできたりするので、まずは伝令官を過半数とるのを優先する方が良さそうです。過半数取るという考えは２人戦特有の動きかもしれません。

第２試合目

２試合目はこんなサプライ。大変そうなサプライですね。

このサプライではこんなことを考えてました。

①サプライチェック
・横向きカード（墓標）
・ドローあり
・＋アクションは絹商人がらみの村人トークンのみ
・＋購入あり
・獲得（護符、工匠、増築）あり

②護符
護符で実験や絹商人を集めるのが強そう。護符を何枚入れるのかは難しいが、複数枚並べて３山終了を目指すルートもありそう。

③絹商人
４コスト帯最強クラスのカード。
村カードがないので、獲得時の村人トークンがなくなったらアクション権不足となるのでトークンを無駄遣いしないようにする必要あり。
廃棄手段も増築しかなく、増築を使うのに村人トークンが必要になってしまうので絹商人を廃棄して村人トークンをためることもできない。（村人トークンは増えないものの、絹商人を狩猟団にするのは強い動きなので、増築するのは強そう）

⑤忠犬・工匠
忠犬は捨て札にしたときに一旦脇に置かれて、次ターンに手札に加わります。５枚＋忠犬スタートになります。
工匠は手札が多いほうが強いので、毎ターン工匠で忠犬を捨てて手札が多い状態でスタートするというシナジーがありそうです。構築は大変そう。

実戦は９ターン目で護符・絹商人・実験が枯れて３山終了。お互い護符を使ったデッキ構築をしたので、早いゲーム展開になりました。
配信後半および配信後にルート検討してみましたが、忠犬・工匠は完成するまでに時間がかかってしまうなど上手くいかなそうです。護符・絹商人・実験・増築を軸に３山狙いをするのが最有力だと思います。