見出し画像

【ナレーション収録の秘策!】ノイズ抑制、音質が飛躍的に向上!

私はグラフィックデザイナーです。正確に言えばグラフィックデザイナーでした。今では仕事の幅が広がり、写真や動画撮影、その他にも様々なクリエイティブなお仕事をさせていただいています。
日々のお仕事の上で欠かせないカメラや撮影に関するツールやガジェットを紹介させていただきます。
今回のお題「【ナレーション収録の秘策!】ノイズ抑制、音質が飛躍的に向上!」と題して、私の機材とセッティング、そして秘策となる「あるモノ」をご紹介させていただきます。答えはこの記事の中盤から後半あたりでお伝えさせていただきます。
あくまでも私は、ナレーション収録のガチのプロではありませんので、もっと良い選択肢、もっとよいセッティングもあるかもしれません。いち自称クリエイターの私が、試行錯誤していく末に考えた現時点での結論といった程度にお考えください。それでも、嘘みたいに間違いなく音質向上します。参考までに。


録音関連の機材沼にはまってましたが...脱出か!?

マイクやレコーダー、ケーブル、マイクスタンド ...もっと、良い機材はないのかと、いろいろと買い続けてきました。カメラやレンズと違って、比較的、単価は高額ではないので、ついつい買ってしまうわけです。結局、買ったはいいけど使わないものばかり。引き出しを開けると、物に溢れかえっていて自己嫌悪...
皆さんもこのような事態に陥らぬよう、私が普段よく使うモノをご紹介したいと思います。ご参考にしてください。


画像2

おすすめナレーション神マイクが「SHURE SM63LB」です。

私のnoteをご覧いただいている方は、すでにご存知かと思います。これまでにも幾度となくご紹介させていただいてきました。マイクといえばやはりSHURE。シュアーのダイナミックマイク「SM63LB」に決まりです。シンプルでスマートなデザイン。そして私の大好きなブラックカラー。いろんなマイクを比較しましたが、現時点で私が試した中で最高の音質がこの「SHURE SM63LB」です。いろんなマイクをお試しで悩んでいる方は、一度このマイクをお試しください。
ちなみにこのnoteでしょうかいしている機材は、ベタ褒めなものが多いですが、それは私が実際に使って本当に気に入ったものだけを紹介している証です。
良いものは良い。改善すべき点があれば隠さずに正直にお伝えしたいと思います。ご安心ください。
現在のベストマイクがこれ!


画像3

最強のレコーダー「ZOOM H8」は素晴らしい!

私が大変気に入っている大好きなレコーダーがこの「ZOOM H8」です。
これ一台あれば

○ オーディオインターフェイス
○ フィールドレコーディング
○ ナレーション収録
○ MTR(マルチトラックレコーディング)
○ ポッドキャスト

これだけのことが、いとも簡単に実現できてしみます。しかも小型軽量、電池でも稼働します。便利すぎます。現在のAmazonの価格が44,500円(2021.10.17 現在)しかもコスパも最強。言うことなし。

画像4

オーディオインターフェイス、フィールドレコーディング、ミュージック(マルチトラックレコーディング)、ポッドキャストが選択できます。マルチに使えます。本当に便利です。一押しの機材です。


画像4

マイクスタンドはどれにする?

私が購入した中でナレーションに使えそうな機材を机に並べました。
卓上マイクスタンド 、ポップガード、マイクショックマウント、マイクの重量でバランスがとりづらいかもしれませんが、ミニ三脚なども使えます。カメラの機材とマイク関連機材では、ネジ穴が異なることが多いので、変換ネジも用意しておくと良いです。
この中でさらに選び抜いた組み合わせが次です。


画像5

ナレーション収録の選抜機材がこちら

ダイナミックマイクのSHURE SM63LB、ハンディレコーダーZOOM H8、K&M 円形ベースのショートブームのマイクスタンド。スマートリグのマイクホルダー、カナレのXLRケーブルを使うことにしました。


これらの機材の他に、とても地味な存在ですが
音質が飛躍的に向上するアイテムがあります!
それがこちら...

画像6

音質を飛躍的に向上させるもの、
それが吸音材です!

私は以前に録音していた時に、あまりにもノイズが醜かったことがありました。それは私の事務所の環境にありました。床はコンクリート、壁や天井の反響も強く、どうしてもノイズや余計な反響を収録してしまっていたからです。
マイクやレコーダーにはこだわり収録機材にはお金を惜しまない方も多いと思いますが、大事なのは、実はこういった地味なモノなんです。
一度試してください。笑えるほど音質が向上しますから。
吸音材は「タンスのゲン」という商品を購入し、使用しています。もっと安価な吸音材ももちろん存在しますが、大丈夫かなぁ、と心配になるものも多く見られ、これまでに私の培った目利きの力で選び抜いたものがこちらです。

画像10

画像10

吸音材には、山のような凸凹した形状で、小さな穴が無数に存在します。この素材が、余計な反響音を抑えて、音質を飛躍的に向上させてくれるわけです。

吸音材を買わなくても、毛布や布団などでも音質は飛躍的に向上します。見た目は悪いんですけど、お金を使わなくても音質は向上します。本当はお金は使わない方が絶対良いです!


画像7

私の事務所の床は、コンクリート、天井も壁面も音を吸収できるような素材はまるでありません。ナレーション収録には非常に不向きな環境なのですが...
吸音材「タンスのゲン」を並べると...

画像8

簡易的なスタジオに早変わり!


上の写真は、実際に私が映像制作のため、ナレーション収録の際にセッテイングした時の写真です。机の上に50×50cm、厚5cmの吸音材を4枚並べて、2枚を立てただけの状態です。
テーブルの上に吸音材「タンスのゲン」を並べただけなんですが、簡易的なスタジオに早変わりしました。これだけのことで、ノイズが抑えられ、音質が飛躍的に向上するから驚きです。ダイナミックにしようかコンデンサーマイクにしようか...
NEUMANN ( ノイマン ) 、SHURE ( シュアー ) 、SENNHEISER ( ゼンハイザー )、audio technica ( オーディオテクニカ ) って、マイクのメーカーはどこが良いかって悩むよりも、収録する環境を整えることの方が簡単で大事なのではないかと思いました。
それが、もっともコスパが良い手段であることは明白でしょう。私にとって華やかなNEUMANN ( ノイマン )の高級マイクなんて全く必要ありません。必要だったのは、影が薄く地味な存在な 細かな穴だらけの吸音材だったのです!


画像11

K&Mのマイクスタンドの紹介を忘れていました

せっかく撮影しておきながらもマイクスタンドの紹介を忘れていました。K&Mの卓上マイクスタンドです。
小型軽量で小さく折り畳めるマイクスタンドも何本も持っていますが、ずっしりと安定したマイクスタンドは、セッティングでストレスがありません。外出時には軽量なものがもちろん好ましいですが、事務所で収録には、ウエイトのあるものが好ましいです。重量は5.29kgもあります。これなら軽くぶつかったくらいでは、びくともしません。


画像12

画像13

ブームは、短いながらも伸び縮みするタイプで、使い勝手は○。造りもしっかりしています。


画像14

【ナレーション収録の秘策!】
ノイズ抑制、音質が飛躍的に向上!

【『ナレーション収録の秘策!】ノイズ抑制、音質が飛躍的に向上!』と題しお送りしてきました。私が現時点で出した、ナレーション収録するための最良の選択肢がこの機材です。

レコーダー ZOOM H8
マイク SHURE SM63LB
K&M マイクスタンド 
そして吸音材 タンスのゲン
【機材選びでのポイント】
○ シンプルな機材の構成で済むこと
○ セッテイングと片付けが簡単!
○ 余計な機材は買わない!(これ一番大事)

ナレーション収録の最適解!
結論...

ひとつも持っていなければ話は変わりますが、今、何らかの機材をすでに持っているのならば、私が神マイクだと思う「SHURE SM63」や神レコーダー「ZOOM H8」をあらたに買う必要はありません!
買う優先順位、まず必要なのは吸音材です。毛布や布団、または、吸音材「タンスのゲン」でしょう!ぜひ吸音効果、ノイズ抑制、音質向上をご体感ください。一度お試しあれ!レベルが一段階上に行きますよ。
もちろん、神マイクだと思う「SHURE SM63」や神レコーダー「ZOOM H8」も素晴らしいガジェットです。お金に余裕がでたらご検討ください。ハズレなしの逸品です。
それではまたお会いしましょう!「I'm a graphic designer」でした。さようなら〜☆良きナレーション収録ライフをお過ごしください。ではでは、またまた。


本当にやばいほど音質が向上する秘策のアイテムがこちらです!





マイクについては過去の記事「マイク&録音機材【17選】 動画撮影マイク・録音機材沼への道。」で詳しく紹介しています。こちらも併せてどうぞ!

私が使ってよかったと思うカメラなどの機材などのレビューを「物と音」WEBSITEでも紹介させていただいています。よろしければこちらもご覧いただけたら幸いです。お時間ありましたら足をお運びください。

*この投稿でのリンクは、Amazonアソシエイトを利用しております。リンク先はAmazonとなります。商品の詳細はAmazonでご確認いただけたらと思います。これから機材のご購入を検討されている方の参考になればと思います。


よろしければサポートお願いします!