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SONY FX3で使用している私のお気に入りEマウントレンズ 2本!

こんにちは、I'm a Graphic Designerです。
皆さん、デジタル一眼カメラはお使いですか?
どのマウントのカメラを使っていますか?
今回は私のお気に入りEマウントのレンズ2本について語らせていただきたいと思います。

マウントの種類について

〈 マウントの種類 〉
○ Canon EFマウント(フルサイズ一眼レフ機)
○ Canon EF-Mマウント(APS-C一眼レフ機)
○ Canon RFマウント(ミラーレス一眼)
○ Nikon Fマウント(一眼レフ)
○ Nikon Zマウント(ミラーレス一眼)
○ SONY Eマウント(ミラーレス一眼)
○ SONY Aマウント(一眼レフ)
○ FUJIFILM Xマウント(APS-Cミラーレス一眼)
○ FUJIFILM Gマウント(中判ミラーレス一眼)
○ PENTAX Kマウント(一眼レフ機)
○ PENTAX 645マウント(中判一眼レフ機)
○ Leica、SIGMA LUMIX Lマウント(ミラーレス一眼)
○ マイクロフォーサーズマウント(ミラーレス一眼)
○ Leica Mマウント

私の知っているマウントだけでも、書き出すとこんなに多くのマウントが存在していました。箇条書きにするとずいぶん多いですね。カメラが売れない時代にこの数のマウントですから、狭くなる市場で、どれだけのマウントが生き残れるのでしょうか?ユーザーとしても、各社それぞれ規格統一してくれれば、いろんなメーカーを使えて楽しく純粋にカメラ選びができるのですがね。大人の事情、ビジネスの事情で困難なんでしょうねぇ。マウント縛りがありますからね。ユーザーにとっては大きな悩みの種。簡単にマウントの鞍替えできません。どのマウントのカメラを買うかによって、今後のレンズ購入にも大きな影響がでてくるので慎重に選ばないといけません。

私のカメラのマウントについて

〈 現在、私が主に使っているカメラ 〉
○ メインカメラ LUMIX S1(Lマウント)
○ サブカメラ LUMIX S5(Lマウント)
○ サブカメラ SONY α FX3(Eマウント)

私のメインカメラは Lumix S1です。サブ機にLUMIX S5。この2台はLeica(ライカ)、SIGMA(シグマ)、Panasonic(パナソニック)三社協業のLマウントのカメラです。もう一台サブ機としてSONY シネマラインFX3を所有しています。こちらは、もちろんLマウントではなく、SONYのEマウントのカメラです。ミラーレス一眼カメラではシェアトップを走るマウントがこのEマウントです。この投稿を読んでいただいている皆さんの中でもSONY Eマウントのカメラをお使いの方も多いのではないでしょうか?
2マウント体制です。これ以上マウントは増やしたくないが、キャノンRマウントのR5やNikon ZマウントのZ9のように各社魅力あふれる機種が出て、本当に困ります。マウントの縛りがなければ購入の候補になりうるんですが。まぁそうもいきません。
今回はLマウントではなく、Eマウントのレンズを紹介させていただきたいと思います。


SONY Eマウントのミラーレス一眼カメラ

〈 SONY Eマウント ミラーレス一眼 ラインナップ 〉
○ α6100(APS-C機)
○ α6400(APS-C機)
○ α6600(APS-C機)
○ VLOGCAM ZV-E10(APS-C機)
○ α7C(フルサイズ機)
○ α7III(フルサイズ機)
○ α7sIII(フルサイズ機)
○ α9 II(フルサイズ機)
○ α1(フルサイズ機)

SONYのミラーレス一眼カメラはEマウントです。フルサイズ機では、エントリーモデルとなるα7Cをはじめ、αの無印と呼ばれるスタンダード機のα7III、低解像度センサーを備え動画にも強いα7sIII、高解像度機のα7RIV、高速連写に強いα9 II、8K動画が撮れ高速連写可能なフラッグシップ機のα1まで、豊富なラインナップが揃っています。同じくEマウントのAPS-C機では、α6100、α6400、α6600。そして動画に特化したVLOGCAM ZV-E10があります。
中でも、Eマウント フルサイズミラーレスの中核を担うと言っても良いカメラがα7IIIです。フルサイズ機ながら発売以降ながらくランキングの上位に君臨していたロングセラーで超人気のカメラです。SONYのカメラは、カメラ専門店、量販店でも常に売上の上位に名を連ねる機種ばかりです。マップカメラやヨドバシカメラなどの大型カメラ店の売り上げランキングでも上位にいつも入っていますからね。
それにしても実に充実したラインナップですね。さすがのマウントシェアTOPを走るマウントだけのことはあります。
Eマウントを使っている多くの方がこのα7IIIやα6400などをお使いなのではないでしょうか?α7IIIの後継機となるα7IVの発売も控えています。ブランディングに関して極めて巧みなSONYのいことですし、今後も発展し続ける楽しみなマウントの一つではないでしょうか。
私はこのEマウントのカメラを1台所有しています。SONY シネマラインα FX3を所有しています。FX3って何?キャノンやニコンなどのカメラをお使いでEマウントをお使いでない方であれば、聞いたことがない方も多いでのではないでしょうか?このFX3は、兄貴分にFX6やFX9を持つシネマラインのエントリー機です。低解像度で動画に強いα7sIIIと同じセンサーを備えたカメラで、さらに動画に特化した仕様に仕上げたモデルです。

前置きが随分と長くなりましたが...
そこで今回は私がFX3で使っているEマウントのレンズを紹介させていただきます。(いやぁ、ほんと前置きが長かった)「私のお気に入り SONY Eマウントレンズはこの2本!」と題し、私が実際に所有し、使ってみて満足している2本のレンズについて、2本のレンズの比較など交えつつ、語らせていただきます。ではどうぞ!(本当に前置き長なりすみませんでした...ついつい長話に...)



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まず1本目を買うなら間違いなくコレでしょう
24-105mmF4 G 標準ズームレンズ

〈 24-105mmF4 G 主なスペック 〉
○ レンズ構成:14群17枚
○ 焦点距離 24-105mm
○ 開放絞りF4
○ 最短撮影距離 38cm
○ 最大撮影倍率 0.31倍
○ 手ブレ補正:レンズ内手ブレ補正
○ フィルター径 Φ77mm
○ 外形寸法 最大径 Φ83.4mm
○ 外形寸法 長さ113.3mm
○ 質量 約663g

SONY Eマウント フルサイズミラーレスを使うなら、まず最初の一本はこれで間違いないでしょう。もし一本しかレンズを持てないとしてたら、単焦点レンズ1本だけで良い!なぁんて、ストイックなフォトグラファーなら、そんな洒落たことを言いたいところですが、やはり、なんでも撮れる万能レンズを持っていた方が絶対に重宝します。焦点距離24-105mmもカバーできていれば、広角から中望遠まで幅広く撮影でき、だいたいのシーンはこれ1本あれば撮れるでしょう。フルサイズセンサーですからF4と言えども、それなりに満足のいくボケ味のある写真が撮ることができます。予算が限られているなら標準ズーム1本を最初に買っておいて後悔はないでしょう。今後必要に慣れば、買い足せばいいですし、特に最初はどのレンズを買っていいのかわからない方は、なおさらお進めします。カメラ初心者はもちろん、カメラ玄人もこの24-105mmできまりじゃないでしょうか。
私も実際に使用して、後悔は微塵もありません。もし単焦点1本だけ買ったのでは撮れない焦点距離が多すぎてストレスとなり困ったと思います。単焦点1本も、まぁ面白いといえば面白んですけど、焦点距離に縛られてストレスも溜まることでしょう。繰り返しになりますが、Eマウントなら最初に買うレンズは間違いなくこの24-105mmF4 G 標準ズームレンズで決まりです。何度も申しますが、間違いありません!(あくまでも個人的な感想です)

24-105mmF4 G 標準ズームレンズの外観

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こちらがSONY FX3に、24-105mmF4 G 標準ズームレンズを取り付けた組み合わせです。焦点距離24mmでレンズ長がもっとも短い状態です。もちろんコンデジのように小さいとは言えませんが、フルサイズのカメラとしては、まぁまぁ小型軽量じゃないでしょうか。


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同じく、こちらもSONY FX3に24-105mmF4 G 標準ズームレンズの組み合わせ。焦点距離105mmでレンズ長がもっとも長い状態です。


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Gレンズのエンブレムを持つ、いわゆるGレンズ。無印よりもワンランク上といった位置付けとなるシリーズのレンズです。フォーカスリング、ズームリング、フォーカスホールドボタン、AF/MFの切り替えができるフォーカスモードスイッチ、手振れ補正スイッチを備えています。


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24-105mmF4 G 標準ズームレンズのサイズ感

手にしたときにしっくりとくるジャストサイズって印象ですね。軽すぎず重すぎず。まぁちょうど良いって印象です。長さ約11cm、重さ約質量約663gです。質感もしっとりしていると言いますか、安っぽさはありません。防塵・防滴とは完全にうたってはいないようですが、「防塵・防滴に配慮した設計」と少し曖昧ですがそのようにWEBに記載があります。ある程度のハードな環境では大丈夫でしょう。


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続いて、私が2本目に購入したレンズがこちら!
強烈な単焦点レンズ
Gマスター単焦点レンズ50mm F1.2です。

〈 50mm F1.2 GM 主なスペック 〉
○ レンズ構成:10群14枚
○ 焦点距離 50mm
○ 開放絞りF1.2
○ 最短撮影距離 40cm
○ 最大撮影倍率 0.17倍
○ 手ブレ補正:レンズ内手ブレ補正
○ フィルター径 Φ72mm
○ 外形寸法 最大径 Φ87mm
○ 外形寸法 長さ108mm
○ 質量 約778g

これは強烈なインパクトのあるレンズですよ。
これがEマウントの2本目!?って、ちょっと刺激が強すぎるかもしれませんね。
ということで、私が選んだ2本目のレンズがこのGマスター単焦点レンズ50mm F1.2です。誤字ではありませんよF値1.2は。F2.8でもF1.8でもF1.4でもありません。このF1.2という強烈に低いF値のレンズは、カシャっと撮影すると背景がボケすぎて、どんな日常を撮っても非日常な写真が撮れてしまう、暴力的なレンズと言えるほどの強烈な印象を受けました。
Eマウント2本目のレンズとして、コスパの良い無印35mmF1.8単焦点レンズやGM35mmF1.4も候補に上がていましたが、せっかくであればF1.2の世界を覗いてみたいと思い、GM50mmF1.2の購入に至ったわけです。

私はスチルよりも動画をメインに撮っているので、焦点距離が50mmだとちょっと狭く感じることがあります。その点35mmという焦点距離は動画撮影において標準画角と言えます。狭くも広くもない画角です。
しかしながら、スチルにおいては、スナップ写真を撮る際にもこの50mmが一番撮りやすく使いやすい画角です。
私はLマウントでシグマ35mmF1.2の単焦点レンズを所有しているので、このEマウントでは差別化と言った意味で35mmをあえて選ばずに、50mmのレンズを選んだわけです。もしLマウントを所有していなければ、GM35mmF1.4や無印35mmF1.8単焦点レンズを購入していたかもしれません。
50mmF1.2で撮影してみると、このレンズに生み出す暴力的なボケ味は、一度体験してしまうと病みつきになります。危険な味わい。踏み込んではいけない世界。そう感じています。おすすめレンズでありながら、皆さんをレンズ沼に落とすことになる、ある意味おすすめできないレンズでもあります。

私の撮影スタイルでは、多くの場合24-105mm F4をカメラに取り付けて幅広く対応させ、ここぞと言う時にこの50mm F1.2を投入しています。開放全開で撮るとボケすぎて、被写体によっては被写界深度が浅すぎて、何を撮っているのかわからないと言ったリスクもあります。しかしながら、日常を非日常に変えてしまう撮影ができる、面白さは病みつきになり、気持ち良すぎです。快感!


標準ズームレンズと単焦点レンズ
この2本目のレンズを比較します

標準ズーム Gレンズ 24-105mmF4とGMの単焦点レンズ50mm F1.2、この2本を机の上に置いて並べてみました。左が24-105mmF4で右が50mm F1.2です。まずはレンズフードを外した状態です。若干24-105mmが長いですね。まぁ、ほぼ同じと言える長さです。重さは100gほどGM50mmが重いのですが、私が手にした感覚は似たりよったりといった印象です。フードを外しても、フードを取り付けても似たような長さでサイズ感です。フードをつけた状態だとレンズ長は、GM単焦点レンズ50mm F1.2の方がわずかに長くなります。まぁ、一緒と言っても良い長さですね。そう思ってください。

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〈 フードを外した状態 〉
左:G 24-105mmF4/右:GM 50mm F1.2

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〈 フードをつけた状態 〉
左:G 24-105mmF4/右:GM 50mm F1.2


続いて、2本のレンズの違いを比較していきましょう

いよいよ、標準ズーム Gレンズ 24-105mmF4とGM 単焦点レンズ50mm F1.2、この2本を撮り比べてみましょう。さきほど、簡単ではありますがレンズの仕様を書いていますので、スペック上での違いは、おわかりかもしれませんが、あらためて実際に使って確認してみましょう。


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最短の接写距離を測定してみましょう

〈 2本のレンズの最短の接写距離 〉
○ センサーから約40cm程度
○ フード先端から約23〜24cm程度

机の上にミニカーを並べてみました。奥行きがわかるようにミニカーを手前から奥に向かって三角州のように並べていきます。デルタといえば私が最初に思いつくのはメコン・デルタです。話が脱線しましたね。
さて、気を取り直しまして、カメラを実際の接写距離をスペックだけではなく、リアルに測定し確認していきましょう。FX3のセンサー位置がわかる「φ」のようなマークがカメラボディに印字されています。その「φ」マークの位置の下に、0cmとなるように1本の定規を置きました。もう1本の定規をフードの先端の下あたりが0cmとなるように定規を置くことにしました。標準ズーム Gレンズ 24-105mmF4とGM 単焦点レンズ50mm F1.2ともにリアルに測った場合は、若干の差はあれど、ほぼ同様の結果。誤差かなと感じる程の違いです。最短の接写の距離は、センサーから約40cm程度。フード先端から約23〜24cm程度でした。


ボケ味、被写界深度の比較

さてさて、続いてGM 単焦点レンズ50mm F1.2のボケ味がどの程度なものか、24-105mmF4と比較してみましょう。24-105mmF4は、焦点距離をちょうど50mmに合わせて、同条件になるように撮影し比較することにしました。ISOは100に設定しています。
〈お詫び〉撮影した写真が暗かったので撮影後に明るく補正しました。すみません…きちんと比較するって難しい…JPEG撮って出しで比較することが一番望ましいと考えますが、比較って本当に難しいものです。世のレビュアーさんたちってすごいなぁって感心している次第です。今後は上達できるよう精進します。では比較始め!


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こちらが標準ズームレンズ 24-105mmF4です。
標準ズーム Gレンズ 24-105mmF4を使って、焦点距離 50mmに設定し、開放F4でカシャっと撮影しました。F4でも十分なボケ味が得られたことがよくわかりますね。ボケた範囲もミニカーが写っていることが判断できますね。ちょうど良い適度なボケ感って印象です。十分なボケ味、ボケ感もうるさくありません。


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こちらが単焦点レンズGM 50mmF1.2です。
単焦点レンズGM 50mmF1.2を使って、焦点距離50mm開放F1.2で撮影しました。机上でのミニカー撮影といった撮影シーンでは、被写体ミニカーがとても小さいため、フォーカス合わせがシビアになります。少しずれただけでも的外れな写真になる恐れがあり。針の穴に糸を通すというと少々大袈裟ですが、フォーカスがあっている範囲はとても狭いく慎重にピント合わせをおこなう必要があります。
そんなリスクはもちろん」生じますが、なんと言ってもこの背景の美しいと言いますか、強烈なまでのボケ!暴力的とも言えるくらいです。これでもかといったボケ味に驚きを隠せません。もはやボケ他範囲に何が写っているのかわからないくらいにボケます。恐るべし50mmF1.2単焦点レンズの実力!
テーブルフォトだと強烈すぎますが、被写体が人物など大きくなるとこのボケ感が威力を発揮することでしょう。ボケていれば良い写真ってわけではありませんが、ボケを必要とする撮影もでてくるでしょう。このテスト撮影をした1枚の写真からも底知れぬ実力を感じさせてくれました。


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焦点距離を比較してみましょう

さて続いて単焦点GMレンズ50mm F1.2の焦点距離です。もちろん単焦点レンズですので焦点距離を変えることができません。焦点距離50mm固定となります。ズームレンズではありませんからね。融通効きません。その点、24-105mmF4はズームレンズなので焦点距離が変えることができとても便利でとても重宝します。
では、焦点距離でどの程度撮影範囲、画角が変わるのか確認してみましょう。
さきほどと同じくあらかじめお詫びです。撮影した写真が暗かったので撮影後に明るく補正しました。すみません…きちんと比較するって難しいですね…今後、訓練して少しでも上達できるようになりたいと思います。参考程度にご覧ください。
被写体を小さなミニカーの場合と被写体が少し大きなランプと観葉植物、2つのシーンを撮影しました。ではどうぞ。

24-105mmF4標準ズームから
焦点距離を変えての撮影です。

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24-105mmF4標準ズーム、焦点距離24mm F4で撮影。
さすが24mmは広角域です。広い広い!


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24-105mmF4標準ズーム、焦点距離35mm F4で撮影。
動画撮影するならやはりこれくらの画角が使いやすい。

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24-105mmF4標準ズーム、焦点距離50mm F4で撮影。
スナップ撮影には50mmがベストな画角ですね。


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24-105mmF4標準ズーム、焦点距離68mmF4で撮影。
(70mmではなく68mmって、中途半端な焦点距離になって、すみません)


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24-105mmF4標準ズーム、焦点距離105mm F4で撮影。
105mmともなると結構寄れますね。

いかがだったでしょうか。
この撮影では、テーブルフォトで被写体が小さなミニカーといった条件で撮影をおこないました。焦点距離だけを24/35/68/105mmと変更し、絞りはF4開放として撮影しました。F4でもかなりのボケ味が得られることがわかりましたね。
また、24〜105mmという幅広い焦点距離をカバーでき、このレンズがオールラウンダーの万能レンズだということも良くわかりました。本当に便利に使えます。


続いて撮影シーンを変えて
同じく24-105mmF4標準ズームを使って撮影します。

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24-105mmF4標準ズーム、焦点距離24mm F4で撮影。


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24-105mmF4標準ズーム、焦点距離35mm F4で撮影。


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24-105mmF4標準ズーム、焦点距離50mm F4で撮影。


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24-105mmF4標準ズーム、焦点距離69mm F4で撮影。
(またしても中途半端になって、すみません)


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24-105mmF4標準ズーム、焦点距離105mm F4で撮影。
105mmまでくるとランプが見切れ、メーカー名「BALMUDA」の文字もはっきりと読み取れるくらい近づきました。


上の写真は、24-105mmf4標準ズームで24/35/69/105mmと段階を踏んで撮影を行いました。24-105mm標準ズームだと、あらためて、これだけの焦点距離での撮影領域をカバーできることが良くわかりました。焦点距離によって写真の印象が大きく異なってくることがよくわかりますね。カメラ位置を変えずにこれだけの撮影ができてしまうズームレンズのメリットはとても大きい。
50mm単焦点では、もちろんの話ですが、焦点距離50mmでしか撮影することができません。当たり前か。
それに比べて24-105mmf4標準ズームレンズでは、カメラの位置、撮影位置が変わらなくても、24mmの広角撮影から中望遠の105mmまで離れたり近づいて寄った撮影ができ、とても便利に撮れます。これだからこの便利な標準ズームレンズは手放せません。単焦点レンズだと自分の足で動いて、適した撮影位置を探さなければなりません。当然自分が動きづらい、動けないといった状況の際でも動かないと良い画は撮れませんからね。いやぁ、あらためて実感しましたよ。標準ズームは便利なレンズであることを。


焦点距離50mmに設定して
2本のレンズの写りの違いを比較してみましょう

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上の写真:24-105mmF4標準ズームを使って、焦点距離50mm F4で撮影。

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上の写真:GM 50mmF1.2単焦点レンズを使って、焦点距離50mm F1.2で撮影。


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上の写真:G 24-105mmF4標準ズームを使って、焦点距離50mm F4で撮影。

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上の写真:GM 50mmF1.2単焦点レンズ、焦点距離50mm F1.2で撮影。


ボケ味の違いを比較してみました。いかがでしょうか。
24-105mmF4標準ズームでは、焦点距離50mmに合わせて、絞り開放F4で撮影しました。
GM 50mmF1.2単焦点レンズでは、もちろん焦点距離50mmで、絞り開放F1.2で撮影したものです。
やはりF4とF1.2ではかなりボケ味に違いがありますね。F1.2は強烈なボケが味わえます。まさにごくごく日常なシーンを非日常に変え切り撮ってしまう魔法のような異次元のレンズと言えます。


まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は簡単ではありますが、標準ズームのGレンズ24-105mmF4とGマスター単焦点レンズ50mmF1.2、私が所有するこの2本のレンズを簡単な比較をまじえて、紹介させていただきました。GM単焦点レンズ50mmF1.2はやはり強烈で暴力的なボケ味が魅力。これはどうもがいてもF4のレンズでは真似できるものではありません。もちろん、豊かなボケに関しては、F2.8もF1.8もF1.4ですら敵いません。もちろん写真はボケがすべてではありませんので、良い写真かとどうかといった評価は別の話になりますが。ボケが必要な撮影ではおおいに威力を発揮してくれます。
また24-105mmF4標準ズームレンズは、幅広い焦点距離をカバーできること。これも単焦点レンズでは絶対に真似できないことです。だからこそ、この2本を所有していれば、お互いの長所をいかして、短所をフォローして、メリハリのある撮影を楽しむことができます。おかげで私はたったこの2本のレンズでも満足して撮影ができています。動画撮影でも、この2本で撮影することによって、メリハリある画造りができてしまうので非常に満足しています。
潤沢な予算を持っている人が全てではありませんから、高額な部類となるGマスターレンズの購入に躊躇される方も中にはいるのではないかと思います。私の比較レビューはあくまでも参考として、ご自身で厳選し悩んで選び抜いて、お財布事情と合わせて、慎重にレンズを買われることをお勧めします。


私がお気に入りのの所有しているEマウントレンズ2本

私がお気に入りのの所有しているEマウントレンズは、標準ズームのGレンズ24-105mmF4とGマスター単焦点レンズ50mmF1.2の2本です。一眼カメラの運用としては、2本というレンズ本数は、最小限とも言えるレンズ構成です。小さなカメラバッグにカメラとこの2本を収めて撮影に出かけることも多くなりました。小型で軽量(そこそこに軽量といったレベルではありますが)な構成、写りも申し分なし。大変気に入っているレンズです。Gマスター単焦点レンズ50mmF1.2は少々値がはりますが、満足のいくレンズだと思いますよ。自信を持っておすすめします。
この2本のレンズの詳細はAmazon商品ページやSONYのWEBSITEでご確認ください。


これから購入を検討しているEマウントレンズ

これから私が、購入を検討しているEマウントレンズのお話です。
「2本あればいいんじゃなかったのかい!」とツッコミが入りそうですが、お許しください。カメラ好きともなるとレンズ沼はそうそう抜け出せません。そのことは皆さんも痛いほどしってらっしゃると思います。
105mmよりも遠くの撮影となると望遠レンズは欠かせません。望遠レンズは、FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIが2021年11月26日に発売となり、リニューアルされた70-200F2.8の写りも気になるところです。こちらのレンズも欲しいところですが、動画撮影のことを考慮すると望遠域より、まずは広角域の充実をはかりたいと考えています。
現在の標準ズームレンズ24-105mmと50mm単焦点レンズがあれば多くの撮影シーンをカバーできているため、追加購入に焦りはありませんが、のんびりじんわりと楽しみながら次なるレンズ購入を悩むつもりです。購入後よりも悩んでいる時が楽しいものです。
スチルだと50mmという焦点距離はまさに標準画角といえるものですが、動画だと少々狭く感じます。16:9という比率ですので、動画の標準域は35mmと考えます。そのため単焦点35mmF1.4やF1.8を揃えておくと便利だと考えています。無印35mmF1.8はコスパが良くて写りも良さそうですし、なんと言ってもフォーカスブリージングが目立たないとのレビューを多く見かけます。無印35mmF1.8はコスパが良くて撮影しやすくボケ味も良い、もじるしながら評価が高い、持っていて損はないレンズだと思います。
24mmよりもさらに広角で撮りたいことも当然ありますので、Gマスター16-35mmF2.8の広角ズームレンズも所有していると安心です。


おわりに

ということで、「私のお気に入りSONY Eマウントレンズはこの2本!」ということで、標準ズームのGレンズ24-105mmF4とGマスター単焦点レンズ50mmF1.2について書かせていただきました。本当にこの2本があれば多くの撮影シーンに対応できますので、今すぐ3本、4本と買わなくても良いですよ。
それでは、Eマウントレンズのご購入を検討されている方は、私の意見や感想も参考にしていただけたらと思います。
SONYのEマウントレンズに続いては、低解像度機のFX3について書こうかなかなと今から考えています。FX3の購入を検討している方はお楽しみにお待ちください。多少なりとも参考になると思います。
それでは良きカメラライフをお楽しみください。
またお会いしましょう。さようなら〜☆


私が使ってよかったと思うカメラなどの機材などのレビューを「物と音」WEBSITEでも紹介させていただいています。よろしければこちらもご覧いただけたら幸いです。お時間ありましたら足をお運びください。

*なおこの投稿でのリンクは、Amazonアソシエイトを利用しております。リンク先はAmazonとなります。商品の詳細はAmazonでご確認いただけたらと思います。これから機材のご購入を検討されている方の参考になればと思います。


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