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マクロ撮影 ハエトリグモに恋をした

皆さん、こんにちは。I'm a Graphic designerです。
私のnoteでは、私が愛用しているカメラなどのガジェットをご紹介させていただいています。このnoteの世界で、私にはもう一つのアカウントが存在ます。そちらが裏垢か表垢なのか…どちらも表アカウントのつもりです。一心同体で、どちらも私自身なのです。
ちなみに「のりしろ太郎」の名前で投稿していますので、よろしければこちらもご覧ください。写真、動画、図工、デザイン、アート…クリエイターとして活動しています。そんなもう一人の私「のりしろ太郎」が一本の動画を公開しました。その動画がこちら「MACRO VIDEOGRAPHY - TOOLS クリエイターの道具 マクロ撮影」です。ぜひご視聴ください。

ということで、今回はこの動画で語らせていただいています「マクロ撮影」について書かせていただきます。



小さな被写体を大きく写すために必要不可欠なマクロレンズ。
普通のレンズでは、ここまで大きく撮れないんですよね。

マクロ撮影とは…

皆さんはマクロ撮影ってご存知ですか?
被写体に近づき小さな世界を大きく写す撮影のことです。マクロ撮影には、特別なレンズ「マクロレンズ」が必要です。

こちらが私の愛機カメラとマクロレンズ
カメラ:LUMIX S1とSIGMA105mmマクロレンズ

こちらが私の愛機カメラとマクロレンズ。SIGMAの焦点距離105mmマクロレンズです。マクロレンズの中でも等倍マクロといい、実際の被写体の大きさとセンサーに投影された大きさが等しく写すことができるレンズです。ようするに小さなモノを大きく写せるレンズということです。


等倍マクロレンズについて解説。小さな被写体コインの大きさを覚えておいてください。
実際のコインの大きさとセンサーに投影されたコインの大きさが等しく写すことができるレンズです
ようするに小さなモノを大きく写せるレンズということです。
一般的なレンズでは、小さな被写体をここまで大きく移せないんですよね。



この2倍テレコンバーターをカメラに装着します
2倍テレコンバーターをカメラに装着したところが、こちらです!

マクロ撮影の秘密兵器 2倍テレコンバーター

さらにこの2倍テレコンバーターなるものを装着すると焦点距離105mmのレンズを焦点距離210mまで伸ばすことができます。顕微鏡の如く小さな世界を大きく映し出せるわけです。Lマウント フルサイズ最強!?のマクロ撮影システムが完成!


マイクロフォーサーズはマクロ撮影に非常に優位なシステム
マイクロフォーサーズのカメラOM-1+90mmマクロレンズ+2倍テレコン

マイクロフォーサーズOM-1と90mmマクロレンズ

こちらのマイクロフォーサーズのカメラでは、90mmマクロレンズとの組み合わせで撮影しています。フォーサーズセンサーの特性を活かし、フルサイズセンサーのカメラの2倍の焦点距離で撮影できます。小さなセンサーは望遠に優位なんですよ。90mmのレンズはフルサイズ換算で180mm相当で撮影できます。さらに2倍テレコン装着すると焦点距離をフルサイズ換算360mmまで伸ばせます。マイクロフォーサーズのカメラは、マクロ撮影にとても優位なシステムと言えます。まさに顕微鏡で覗くように大きく撮影できます。OM-1は小さいけど、頼りになる相棒です。マクロ撮影では、この2台のカメラとレンズを使っていきますよ。


カメラOM-1と2テレコン+90mmマクロレンズ
さすがマイクロフォーサーズです。テレコンをつけても小型軽量ですね。長時間撮影でも疲れません。
OM SYSTEM OM-1と2倍テレコン+90mmマクロレンズの組み合わせで、フルサイズ35mm換算360mmでの撮影が可能です。まさに顕微鏡のごとく大きく撮影できます。マクロ撮影に理想のシステムなのではないでしょうか。






A3のコピー用紙。これがあると虫の撮影がずいぶんと撮影しやすくなります。
クモは動きます。

マクロ撮影の準備

屋外の撮影は楽しいんだけど、風の影響で被写体が揺れて、とにかく難しいんですよ。というわけで、今回は屋内で撮影することにします。
屋内の撮影は暗くなりがちです。部屋は照明で極力明るくします。明るい条件下で、レンズを絞りF値を高くした撮影が可能です。マクロ撮影では、フォーカスの合う範囲の狭いくてボケすぎてはいけません。レンズを絞るとフォーカスが合う範囲が広くなりますが、シャッター速度が遅く暗い写真になってしまいます。ですから、なおさら撮影部屋は明るくした方が良いわけです。
動き回るクモなど虫の撮影には、大きな紙があると便利です。私はA3のコピー用紙を使います。紙の上にクモをのせて撮影します。クモは掴んで動かすわけにもいけませんんから、紙を動かして被写体を動かすわけです。クモを直接触らないので、クモに負担も少ないですし。
クモはその場にじっとしてくれないので紙を動かし位置を調整することがコツです。とは言え、ご覧の通り撮影は難しいんですけど。


モデルの蜘蛛は、どこにいる?
我が家のお庭では、コンクリートと草の生え際にクモを見つけることができます。

被写体、モデルのクモ探し

さてモデルとなるクモさんは、どこかしら?
猫にでもなったつもりで、腰をかがめて観察してみましょう。
視点を変えれば小さな世界は大きく感じる。パソコンやスマホばかり見ていないで、植物を眺めて、虫探しなんて良いじゃない。ファーブルになったつもりで、私だけの昆虫記。
「あっ、何かいましたよ!」
これは、ちびっこ諸君のアイドルのダンゴムシですね。童心に帰って昆虫採集は楽しいものです。小さな世界に無限の可能性を感じます。
我が家の庭では、コンクリートと草の生え際などでクモを見つけれます。
時折、玄関やお部屋に侵入してきたクモに遭遇することも。撮影だけでなく、クモ探しも楽しいひとときなのでした。


ちびっこの人気者ダンゴムシ発見!

マクロ撮影の心得

モデルが見つかったところで撮影開始!
撮影が始まると、すぐさま気づくことがある。クモはじっとしてくれないという現実を知る。
虫の撮影は、もはやスポーツです。サッカーの試合でボールや選手をカメラで追うように、縦横無尽に動き回るクモを追いかける。負けられない戦いがそこにはある。クリエイターの作品作りに対する執念。困難を乗り越えた先にクリエイティブは誕生する。そう自分に言い聞かせて創作をしています。
クモはユーモラスな動きや表情をみせてくれ。とってもキュートな生き物です。そんなこと、マクロ撮影をはじめるまで知る由もなかったなぁ。小さな世界で見つけた大きな発見!クリエイティブは心を豊かにしてくれます。マクロ撮影が教えてくれました。さぁ、根気よく撮影していきましょう。

「その場所で、じっとしてください」なぁんて言っても、クモには言葉は通じない。当たり前か…
雲が数センチ動くだけで、ファインダーの外へ出てしまう。予定調和にはいきません。

マクロ撮影でハエトリグモの魅力を知る


マクロ撮影をはじめるまで、ハエトリグモの可愛さに気づかなかった。たんなる小さなクモだと思っていたけど、こんなに可愛い仕草と表情をしているんですね。
小さなクモといえど、様々な種類の雲がいるんですね。どこかおとぼけな顔したクモ。
このクモの動きにもユーモアがありました。
小さな体に似合わず、大きな目をしています。これが人間の顔だったら、どれだけ目の大きい人なのか。アニメのキャラクターみたいに可愛い。
カメラのレンズもそうですが、大口径の明るいレンズは大きい。ハエトリグモの目もとても大きい。
おそらく大きな目で光をたくさん取り込めるのだろう。暗い場所でも視力が良さそう。
白系のハエトリグモを発見!島縞模様がお洒落です。

ここからが、小さなクモとの戦いです。動画クリエイターのプライドとクモとのぶつかり合い。クモさん、どうかお手柔らかに。体長数ミリしかない小さなクモの仕草と豊かな表情をしています。ファインダーから覗いたマクロでミクロな世界。まんまるお尻は毛深いんだね。
そして、私は次第にハエトリグモに魅了される。小さな体に大きくて黒い瞳。愛らしい。こんなに可愛い生き物がお庭にいたのか...
小さなクモは大きな瞳で私を見つめてきます。私はすっかり、クモとマクロ撮影の虜になってしまった。このニッチな楽しさと喜びを誰に伝えようか。世界中のマクロ撮影、ハエトリグモ愛好家と繋がりたい。どうか、そんなに私を見つめないでください。あなたに恋してしまいますよ。
以来、私はたくさんのクモを撮り続けています。皆さんもマクロ撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか。
マクロ撮影に関心がある方、ハエトリグモに恋をした方は、noteのフォロー、YouTubeのチャンネル登録、高評価をお忘れなく。それでは、またお会いしましょう。さようなら。


ハエトリグモハンドブック

ハエトリグモに恋をしてしまった私。ハエトリグモに詳しくなりたいと図鑑を買いました。いろんなハエトリグモが存在していて、驚きました。みていて飽きない1冊です。興味を持たれた方は1冊手元にあると良いですね。



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関連リンク

私が使ってよかったと思うカメラなどの機材などのレビューを「物と音」WEBSITEでも紹介させていただいています。よろしければこちらもご覧いただけたら幸いです。お時間ありましたら足をお運びください。

*なおこの投稿でのリンクは、Amazonアソシエイトを利用しております。リンク先はAmazonとなります。商品の詳細はAmazonでご確認いただけたらと思います。これから機材のご購入を検討されている方の参考になればと思います。

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