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懐かしいオールド携帯電話の魅力!【vol.3】

みなさん、いかがお過ごしですか?「I'm a Graphic Designer」です。
前回に引き続き今回も「懐かしいオールド携帯電話の魅力!【vol.3】 」と題し語らせていただきます。【vol.1】【vol.2】をまだご覧になられていない方はぜひご一読の上、今回の【vol.3】へ読み進めていただけたらより楽しんいただけるのではないかと思います。【vol.1】【vol.2】のリンクは下記に貼らせていただきますね。


さて【vol.3】「懐かしいオールド携帯電話の魅力! 」最初の一台は...
NTT DoCoMo IP通信サービス「iモード」対応した記念すべき初号機のF501iです。音声中心だった携帯電話からインターネットにつながる端末へと大きく変化するきっかけとなりました。ここから携帯電話の進化が加速したといっても過言ではありません。エポックメイキングなiモード機からのご紹介です。それでは始まりはじまり〜。

【10】 NTT DoCoMo F501i

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〈 NTT DoCoMo F501i 〉

この機種の登場した時の記憶がはっきりとあります。iモードというサービスの開始されることになり、なおかつこのF501iがこのiモード対応の初号機であること。そして今までにはない洗練されたデザインだったことを。
いつものごとくバッテリーを外して情報をチェック。

機種名称 デジタル・ムーバF501i HYPER(トゥインクルブラックS)
申請者 製造者 富士通株式会社
製造年月日 1999-03

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〈 グラフィカルなフォント 〉

この F501iを見て、私が驚いたのはデザインにありました。まずボタン自体に印字がないことです。ボタンはすべてクリアな透明な素材。ボディの前面もクリアな層があり、その下に印字がされています。こういったデザインはこれまで一度も目にしたことのない機種でした。これまでにない洗練されたデザインだと感じました。
そして、印字されたグラフィカルなフォントです。今となっては古く感じますが当時の最先端なデザインを携帯電話に落とし込んだ意欲作だと感じた物です。
私はこのF501iを使っていたわけではありません。後に白ROMを譲り受けたものです。F501iに機種変更しようか悩んでいましたが、結局はタイミングが合わず行いませんでした。エポックメイキングなiモードの名機です。


【11】 NTT DoCoMo D501i カスタム

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〈 NTT DoCoMo D501i カスタム〉

続いてiモード機のD501iです。Dと言えば「Diamond」、三菱電機の機種ですね。
この頃には随分と携帯電話が普及し、新しい機種が発売すると多くの方が最新機種へ機種変更する方がとても多かったです。今以上に市場は熱かった。
街を歩き友達にばったり出会ったりすると、必ず話題の一つとして携帯電話は今何を使っているか話題になっていました。そうなると被ってくるんですね。人と同じ携帯電話では嫌だ。私は個性的なオリジナリティあふれるケータイを持つんだ。とそんな感情が芽生えるわけです。
このD501iは地味な存在で目立つデザインではありませんでしたが、このD501iをベースにカスタムして誰も持っていないケータイに仕上げることにしました。まずは塗装から。ケータイのボディを分解して車屋さんに持ち込み、塗装してもらいます。標準のアンテナを着信時に七色にひかるアンテナに交換。これで誰ともかぶることのない機種へ変わりました。
もともとD501iのメニューの構成と操作性は優れており、非常に使いやすい一台だったことを記憶しています。良い一台でした。


【12】 NTT DoCoMo SO506i Premini II (SONY)

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〈 NTT DoCoMo SO506i Premini II (SONY) 〉

これまで紹介してきたオールドケータイと今回紹介するSO506i Premini IIでは大きくことなる点があります。それはカメラを搭載したモデルであることです。このSO506i Premini IIは、バータイプのストレート端末で、メガピクセルカメラやQVGA液晶、メモリースティック Duoスロットを搭載した130万画素カメラ搭載のiモードケータイとして世界最小を実現した機種です。

発 売:2005年2月10日
キャリア:NTTドコモ
メーカー:ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
サイズ:幅46 × 高さ105 × 奥行き19.4mm
重 量:約97g
ディスプレイ:1.9型(240×320ピクセル)全透過型TFT液晶 26万2144色
カメラ:有効約130万画素CCD

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手にして良くわかりますが、とにかく小さい。そして軽い。細いボタンのスレンダーキーですっきりしており秀逸な機種でした。とても気に入って愛着を持って長く使っていました。地味な存在ながら名機なんではないでしょうか?


【13】 NTT DoCoMo M702iS(モトローラー)2006年

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〈 NTT DoCoMo M702iS(モトローラー)2006年 〉

またもや隠れた名機の登場です。初めて私が二つ折りタイプの携帯電話を購入したM702iSモトローラーですね。非常に薄くて小型軽量コンパクト。無駄のない洗練されたデザイン。畳んだ状態でも小さな液晶が表示される仕様です。
カメラには、約130万画素CMOSセンサー、メインディスプレイには240×320ドットの2.2インチTFT液晶、サブディスプレイには96×80ドットの1.0インチSTN液晶を搭載した機種です。

静止画 1024 X 1280px(JPEG)
動 画 176 × 144px (MP4)
動画録画時間 約 360秒/約 6分
動画フレームレー 最大15fps

この時代の機種にもなるとカメラの性能も向上して、それなりに静止画も動画も撮れる様になってきました。なかなかのもんです。

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折りたためば掌にすっぽりと収まり、品があり洗練された機種でした。名機です。ありがとうM702iS、ありがとうモトローラー。


【14】 NTT docomo L03C(LG)2011年

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〈 NTT docomo L03C(LG)2011年 〉

コンパクトデジカメではありません。これはリコーのGRじゃないですよ。
これまでたくさんのオールドケータイを紹介させていただきましたが、ついにこのNTT docomo L03Cの紹介までたどり着きました。

サイズ  高さ112mm × 幅60mm × 厚さ17.3mm(最厚部 約 22mm)
重 量  約 165g
ディスプレイ 解像度480×800ドット ワイドVGA TFT液晶
撮像素子 有効画素数約 1210万画素CCDセンサー
静止画  4000×3000px JPEG
動 画  1280×720px MP4
動画フレームレート 最大30fps
手ブレ防止機能 有り

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撮影時は、純粋なコンデジのようにレンズが出てきます。このケータイ端末を、見て携帯電話だと思う人なんて一人もいないでしょう。


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ディスプレイはタッチパネルでスマホ感覚。待ち受け画面には「Mac OS 9.2」の表示をしていますが、これは私がこの画面の画像を制作し、待ち受け画像にした物で、本当はMac OSではありませんので、お間違いのないようにお願いします。apple信者でありながらiPhoneの使用を限界まで拒んだ稀有な存在が私です。

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まだ「これがケータイなの?」と怪しんでいる方のために証拠写真です。さきほどの「Mac OS 9.2」のように私が作った画面の画像なんかではありませんよ。携帯電話なのでもちろん電話がかけられます。


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ずいぶんとこのNTT docomo L03Cは愛着を持って使ってきました。消耗が激しくなってきた際にはバッテリーを購入したり、なんとか長年使ってきたものの、お別れの時がやってきました。世の中の多くの方はこの機種の存在など知る由もありませんが、私にとって名機中の名機です。私が使ってきた機種の中でも非常に思い入れの深い一台となりました。

ずいぶんと前になるのですが、私が運営していたブログ「物や音」にこのNTT docomo L03Cを投稿しておりますので、よろしければこちらもご覧ください。


docomo iPhone7

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〈 docomo iPhone7 〉

日頃からデスクトップのiMacとラップトップのMac Bookを使っていたので、それほどiPhoneの必要性も薄くスマホへ機種変更しないでいました。カメラに瓜二つの携帯電話L03Cで十二分だったのですが、ついにはこのiPhone7へ機種変更。機種変更したのは2017年か2018年くらだったのではないかと思います。なんとかスマホに変更せずに耐え抜いてきましたが時代の流れには逆えず。使ってみるとやはり超便利。特にナビ代わりにつかえるGoogleマップは旅先に超便利で今では欠かすことができない存在になりました。
2021年春にこのiPhone7を落下させディスプレイは粉々に。騙し騙ししばらく使ってみたものの、タッチパネルの反応もさすがに悪くなり機種変更することになりました。写真はディスプレイに保護シールが貼られており、幸いにもディスプレイの粉々が落ちないよう防いでくれています。しかしながらディスプレイがはずれそうになっているため近くにあったマステで周囲に貼り、無理やり押さえ込んでいる状態です。さすがにこの状態では使い続けることは困難です。


docomo iPhone12mini

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〈 docomo iPhone12mini 〉

これまでのオールド携帯電話を見て語らせていただきましたが、ほんとうに懐かしいですね。携帯電話を通じて、当時の想い出が走馬灯のように次々と湧き出してきます。いよいよ現在利用中のiPhone12miniです。
毎度毎度ですみません。ここで「ご注意」です。またまたこのいPhone12miniにも「Mac OS 9.2」を表示させています。こちらも私が「Mac OS 9.2」の画像を制作して待ち受け画像に設定したフェイクです。実際には「Mac OS 9.2」ではありません。お間違いのないようご注意ください。

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〈 左:iPhone12mini / 右:iPhone7 〉

iPhone7は丸みをおびており滑りやすかった。iPhone12miniは良い意味で角がある形状で持ちやすい。iPhone7に比べてiPhone12miniはディプレイが大きくなったにも関わらず小型軽量に。パッと見た目は変化がさほどないように見えて、地味によくなっています。機種変更してよかったなぁと実感しています。


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一番最初に紹介したセルラー HP-501 モトローラー(1991年)とiPhone12mini(2021年)を持った図。30年の歴史でこれだけケータイは進化しました。

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「懐かしいオールド携帯電話の魅力!」と題して【vol.1】【vol.2】【vol.3】とお送りしてきました。いかがだったでしょうか?皆さんの記憶にあるケータイはありましたか?懐かしいなぁと昔を思い起こし楽しんでいただけたらと思います。なおこれらの掲載した情報に間違いがあるかもしれません。参考程度に見ていただけたらと思います。
次回は「懐かしいオールド携帯電話の魅力!【まとめ】」としてこれまで紹介した携帯電話たちを一同に紹介させていただきます。お楽しみに。ではまたお会いしましょう。さようなら〜。


「懐かしいオールド携帯電話の魅力!」過去の記事をご覧いただいていない方は、こちらもご覧ください。


私が使ってよかったと思うカメラなどの機材などのレビューを「物と音」WEBSITEでも紹介させていただいています。よろしければこちらもご覧いただけたら幸いです。お時間ありましたら足をお運びください。


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