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いざポスター発表へ


韓国に来てから4日目
学会も後半となり、遂にポスター発表の日となりました!

自分のブースにポスターを貼り付けた後、午前中はセッションにもほぼ参加せず、ひたすらポスター発表の流れの確認や質問対策をするのに時間をつかいました。

緊張であまり食欲が湧かず、朝配布されたフィナンシェだけを食べてポスター発表の会場へ向かいます。

12:00となりいよいよポスター発表のスタートです!
ちなみにうちの教授は5メートルくらい先で僕を見守ってくれています。(←よりプレッシャーに感じました)

発表と言っても、自分のポスターの前に立って、見に来た人に自分の研究内容を伝えるという感じです。

ドキドキしながら自分のブースの前で立っていると、1人の女性が僕のポスターを見ているじゃあ〜りませんか。

ネームプレートを見てみると『India』の文字が。
え‼️インド🇮🇳🇮🇳🇮🇳🧞‍♂️🧞‍♂️🧞‍♂️🧞‍♀️🧞‍♀️⁉️
なんか難しい質問来ても踊ったら乗り切れそうだな、なんて脳内シュミレーションをしていると、
「これはあなたのポスターですか?」と開戦のゴングがなります。

事前から決めておいた自分の中での約束事
①話をよく聞く
②一生懸命伝える
③愛嬌を爆発させる
これを念頭におき、練習通り研究内容を伝えていきます。

練習通りの進行で自分の研究内容を伝えていくと、女性もヤーヤーと相づちを言いながら頷いてくれます。やさしいね〜

粗方説明が終わると女性側から、質問が飛んできましたが、想定していた内容だったのでこれまたすんなりと対応することができました。
どうやら陽気に踊らなくても大丈夫そうだぞと思ってると、後ろの方が聞いていたおじさんから、違う質問が飛んできます。

1ミリも英語が聞き取れなくて一瞬で頭が真っ白になりました。こちらから逆質問したりして、質問内容を理解しようと試みますが話が噛み合わず、というかほとんど相手の言い分が分からず混乱してしまいました。

眉毛を八の字にして、うちのボスの方向を見てみると、他の人のポスター発表の輪の中にいて、こちらの様子に気づいていません。あちゃ〜

ひんやりした汗を額にかき始め、どうしようかと考えていたら、隣で見ていたインド人女性が、優しい英語でゆっくりと質問を教えてくれました。なんだこの人神か。

ようやく質問の意図を理解し、図を使って説明していきます。なんとかおじさんにも伝わったようで一安心。
ドッキドキした〜〜😫


こんな感じで人が入れ替わり立ち替わりポスターを見にきます。
途中ポスター賞の審査員が来たり、日本人の方が来られたり緊張感のある2時間でした。

最後に記念撮影!
安心しきった顔


練習を何回もして、伝え方の構想も色々考えたつもりでしたが本番では発表しながら、この順序で話した方が伝わりやすいとか、図を行き来して説明する方がいいなと感じたり、修正すべき点がいくつも思いつきました。
緊張でいつもより脳がぐるぐる回っていたのかもしれません。何はともあれめちゃくちゃ疲れました。


ポスター発表が終わり、森くんと一緒に打ち上げに行きました。

疲れた体に染み渡るビール
チヂミは自分で焼く方式



店員のおばちゃんがめちゃくちゃいい人でした!
料理もめっちゃ美味しくて最高でした!


明日からも学会は続きますが、とりあえず僕が研究している領域のセッションは全て終了しひと段落です。

英語の勉強と自身の研究はもちろん、プレゼンの仕方や他分野の勉強も頑張らないといけないと強く感じた1日でした!

2ヶ月後は東北大学で口頭発表をやります。
今回の経験を糧に準備していきます!

ポスター賞は取れませんでした😇ちくしょー!

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