ラスバレ 個人的神イベントストーリーTOP10
どうも、日々インフレの波や運営からの課金圧と戦っている有里です。
今回は「ラスバレ」の記事です。アニメ視聴後、ほぼリリースと同時に始めて今でも楽しんでいるソシャゲです。
今はレギオンマッチも楽しめていますが、元はこのゲームのストーリーの面白さに惹かれてプレイを続けていました。今回は個人的に好きなイベストを雑文で紹介しようと思います。思想は強くないです。多分。
10位 聖夜へ捧ぐサプライズ
何かと推されがちだった叶星×一葉の待望(?)のイベント。誤解勘違い早とちりのフルコースで、これぞギャグイベの極致。これほどまでに混沌としたイベントは中々作れないでしょう。
最後はやっぱりtknhで締めているので、過激派も不幸にはならないイベストであることは間違いない。
9位 まごころを留めて
レジェンダリーバトルでお世話になってる人も多いであろう六角汐里さんが初登場。しおりんと言えばcharm使いの荒さで有名で、当イベストでもぶん投げたりしっちゃかめっちゃかな運用をしています。
それに対してキレる楓さんが印象的。確かに楓さんは一柳隊で司令塔でありcharm会社の令嬢でもあり、怒る理由が存在します。こういう視点で話を書けるのがすごい。自分ならARMSみたいにギャグで一貫した話しか作れない。
8位 ライフロングフレンド
小説やアニメで閑×梨璃に可能性を見出してた筆者にとっては真面目に「二年間も待たせやがって…」状態でした。
閑さんだけじゃなくて立原紗癒さんも初登場。あの神琳が悔しさを覚えるほどの実力を持っているそうな。ラスバレ勢からすると初めましてのキャラでも、既存のキャラとの矢印を作り作中で語ることで馴染みやすくさせる手法には脱帽。
7位 灼炎のエニグマ
メインストーリーだけど、実質ヘルヴォル箱のようなストーリー。
今までのヘルヴォルって仲間の誰かが無茶をする→一人じゃないんだよ!ってのばっかで、成長に必要な儀式とはいえくどいような気もしてました。しかし、ようやく一葉が仲間を頼る場面が出てきて、あぁ成長したなーってめっちゃ嬉しくなった。
話の大筋は強敵に立ち向かうヘルヴォルっていう割とシンプルなんだけど、それがいい。蟠りが消えたヘルヴォルが伸び伸びと戦っているだけで筆者は感激してしまう。
各ガーデンの助太刀もかっこよかったし、松村優珂との新章に繋がるであろう確執が生まれたのもヨイ。でもいずれは和解するんだろうなぁ…その前に一度は叩き潰されてほしいなぁ…(慟哭イベの松村優珂を許すな)
6位 ふたりの魂祭り
楓さんと梨璃のイベントという何か裏があるのかと疑いたくなる話。生放送で夢オチが噂されてたけど現実でした。良かったね楓さん。
発信機とか麻酔銃とか物騒なワードも飛び交う、読んでて楽しいイベストです。やはり一柳隊のイベントはレベルが高い!ツッコミとオチを担当するぐろっぴがMVPでした。
夢結様のお祭り参戦を思わせる展開を書いておいて、結局は楓さんに独占させる流れなの‟分かってる”。やっぱ最後はシュッツエンゲル…で終わらないのはナイスすぎた。
5位 アイドルリリィ☆ステージ
学園祭を守るためにヒュージと戦う、だけに収まらず因縁や様々な想いが入り混じった名エピソード。メンバーが成長しきってない初期にしか書けないイベントって感じ。ラストの演出はTwitterでも話題になったし、ラスバレのイベントの質に全幅の信頼を置くきっかけにもなりましたね。あの感動は忘れられない。
比呂美様も良いキャラしてた。思うにメインの登場人物はみんな良い人すぎるから、性格や過去に難ありなキャラを別で用意すると幅が広いシナリオを書きやすくなるんでしょうね。
直前にゲヘナやエレンスゲのイベントを見たためにクソな大人に見慣れてたせいか、エプレの大人が良い人すぎる…。
4位 叛逆のスキャルドメール
ヘルヴォル始まりの物語。メインストーリーで何となく見ていたヘルヴォルでしたが、箱イベでその正体が判明したというか、他とは一線を画す重い内容に当時は愕然としました。
メイン1章の時点では不明瞭だったキャラ像が掘り下げられていく感覚が良かったなぁ。特に恋花と瑤があんな関係だったなんてグフフ…
まだまだ先が見えないヘルヴォルですが、この話が今後も基盤であることは疑いようがありません。困ったらここに戻ってヘルヴォルを振り返りましょう。
全26話というボリュームに違わず、ここには書ききれないほど見所がとにかく多い。まだ精神的に未発達の初期キャラが織りなす物語にだけ存在する面白さってありますよね。
3位 約束の魔法
ラスバレ初のコラボイベント。なのはよく知らないし適当に流すかーって思ってたら想像を超えたシナリオでびっくり。
ラスバレのオリキャラの七海ちゃんと、なのは世界の設定から生まれたラスバレ産オリキャラ(で、合ってる?)のインキュナブラがほぼ主役という挑戦的で異色な物語。
家族を失い抜け殻のような人生を送っていた七海の前に現れたインキュナブラ、どんな願いも叶えるインキュナブラの魔の手にかかった七海を一柳隊&なのは達が救い出す──! という王道かと思いきや、、
インキュナブラは本当に七海のために行動していたんです。七海の家族を生き返らせる力などないインキュナブラは、失ったものの代わりになるものを七海に見つけさせようとしますが、拒まれたために七海を眠らせ彼女のために世界を手に入れようとします。
生きる意味を失い、無欲に生きていた七海に「我欲こそ生きる力」であることを示すために戦うインキュナブラ。そしてその後は…気になった人はイベストを読み返してください。何度読んでも涙腺がどうにかなってしまいそう。ラスバレでもトップクラスに感動するイベントです。
2位 ブーステッド・フレンド
私が今もラスバレを続けられているのは、このイベントのおかげです。
アニメのyyrrに食傷気味だった私はラスバレのシナリオにも、どうせ似たようなもんだろと大して期待はしてませんでした。
リリースからひと月ほど遅れてインストールした私が初めてプレイしたイベントがこの「ブーステッド・フレンド」なんですが…度肝を抜かれました。アニメではろくに出番がなかった鶴紗について掘り下げたイベントの時点で興味を惹かれましたが、第一に「ラスバレってこんなシリアスなもの書けるんだ!?」と感心したんですよね。当時はアサリリをバカ百合コンテンツと思ってましたから(失礼)。
アニメでは知り得なかった鶴紗の重い過去を学び、鶴紗と梨璃の交流も新鮮で、ていうかめちゃくちゃ推せる関係性で、ラスバレにもっとハマっていって今に至る、と。
後から小説版も読み始めて気づいたのですが、このイベントは小説版をめっちゃリスペクトしてたんですね。
それに加えてメモリアは小説版挿絵のオマージュでもあったとは…
このイベントを最初期にリリースしたのは大正解ですね。これらのオマージュに気づいたアサリ民は優れたシナリオだとラスバレを信頼するし、アニメ民は鶴紗やゲヘナについて知ることができるし素晴らしい。
余談ですが、このイベガチャで入手した回復衣装を着てレギオンに入ったらなんかそのまま回復役に任命されてて、そこが私のレギマにおけるヒーラー人生の始まりなので、PvPの面においても「ブーステッド・フレンド」は祖なんですよね…。
1位 歴戦乙女のアンサンブル
あらすじ(ラスバレ公式から引用)
アールヴヘイムが初登場。全てのイベントの頂に立つ神シナリオであり、一柳隊&ヘルヴォル&アールヴヘイムが登場するというメインストーリーのようなボリューム。
主要人物は画像の5人。いずれも「御台場迎撃戦」を生き延びたリリィであり、貫禄を感じます。一柳隊の頼れる先輩である夢結と梅、底知れぬ実力を持つと前から言われていた千香瑠に加えアニメでは一柳隊の踏み台で終わったアールヴヘイムの二人の実力も遺憾なく発揮されていて、2年生好きの筆者にとってはもう最高のイベントです。ヘルヴォル、天葉、依奈、夢結、梅の混成部隊でのノインヴェルト戦術とか熱すぎる。
何が面白いかって映画かと思うような、スケールがでかくて危機的な状況ってところです。原因不明の通信妨害により司令部にも仲間同士でも連絡ができず、東京全域の防衛圏が全滅する危機と同時に、規格外な巨大ヒュージに一柳隊が捕らわれてしまうという絶望的な展開。
百由様がいる司令部、捕虜の一柳隊1年、対特型の夢結梅千香瑠、一柳隊救出組に分かれて場面が目まぐるしく移り変わる様子は読んでてハラハラ。
そして、夢結と梅の関係がこのイベストの軸ですが…あまりにも辛すぎる…。あの回想シーンは反則だろう…。ガラにもないこと言いますが、残酷で美しい世界だと思いますよほんと…。
「守護天使の誓い」でも触れていましたが、梅がいなかったら夢結はもっと早い段階で壊れていました。今の夢結、一柳隊があるのは間違いなく梅様のおかげです。そのことが夢結様の言葉で梅様に届き、梅様は報われたはずです。はずなのに、とんでもなく切ないのは、本当は梅は夢結のことが…
依奈の勧誘を蹴り、ヘルヴォルに留まる決意を固める千香瑠も見所です。夢結や梅だけでなくヘルヴォルも(主にギャグ要員として)大活躍でした。特にラストシーンで一葉が鼻からスパゲッティ食べようとするシーンは涙無しには見られなかった。
総じて、このイベントは気合の入りようがレベチで他と比べても群を抜いた面白さでした。笑いあり涙あり、アサルトリリィというコンテンツが持つ魅力すべてをフルに活かした神イベスト…いや「劇場版アサルトリリィ 歴戦乙女のアンサンブル」が個人的ナンバーワンの物語でした。
おわりに
イベストは基本どれも面白い! 時にはイマイチなものもあったり、キャラの扱いが解釈不一致だったり運営と考えが合わないときもありますが、それだけシナリオに真剣になってる証拠でもあります。アニメ2期もあると嬉しいし、小説版もガンガン出してほしいし劇場版も期待しています。歴戦乙女のアンサンブル、映画化しませんか?
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