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ギターメトード:基礎補足と解説P.16あなたは、こんな弾き方をしていませんか?P.17正しい関節の動作を心がけよう!アルアイレima

P.16 クラシックギターの正しいima指の基礎となる動作は、容易に身に付くものではありません。それは、日常におけるものを掴む(握る動作)や爪を立てる引っ掻く動作ではないからです。手のひらの指紋から動かし、第2関節と爪寄りのDIP関節を動かさないように固定させます。自転車のブレーキの軽く握る動作に近く。握るという感じよりリコーダーの穴(音孔)を塞ぐような指を伸ばして閉じる動作だったり、ピアノ鍵盤を指で沈めた動作の後に爪で引く動作の2つのアクションだったりします。
P.17ima指のアルアイレの課題です。まず爪寄りの指頭で弦を表面板の方向に軽く押しますが、指を弦に対して左傾きに置きますと手の重みが指先にかかり弦が少し沈みます。逆に直角、右傾きに置きますと重みがかかりませんのでその分指で押して引き抜く瞬発力が必要になり力みが生じやすくなります。ここでのP指の役割は、ima指が同じ位置で弾けているか?ずれて各指のスペースにずれていないか?親指に寄ってきていないか?低音の共鳴音が発生の消音と誤って他弦を弾いた時の予防等で置いておきます。

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