アルセウスを相棒に1年半歩み続けた対戦狂、ひとつの答え〜2024 シティS3 Best8 アルセウスキラフロル〜
初めまして、ぐらんまんと申します^ ^🌱
今回、2024シティリーグS3にてBest8入賞できたオリジナルデッキ
「アルセウスキラフロル」
という不可思議なデッキについて、ポケカではじめてnoteを書かせていただきます。
拙い文章で恐縮ではありますが、
読んでいただけた方のなにかのお役に立てたら幸いです🙇
【ぐらんまん】
コレクターあがりの初心者プレイヤー
「なんかポケカがすごいことになってるらしいよー?」
職場の更衣室で同期に唐突にいわれて
(なんだそれww)
なんて思いつつ、趣味も他になかったので適当に調べていたら、
ニンフィアVMAXのSA
の美しさに一目惚れしていました。
(このとき封入率なんて言葉は全く知りませんw)
(これはぜっっったいにゲットしなくては。。)
↓
仕事帰りにセブンイレブンへ走り、運良く手に入れたBOXから
ニンフィアVのSAを引く
↓
その後近くのセブンイレブンにまた走り、次のBOXから
ブラッキーVのSAを引く
「いや、もうこれは目の前っしょ^^!♪」
それから早1年
かすりもせずに再販もなし。。
そこで諦めかけた時の裁判で、やっとのことで舞い降りてくれたため無事コレクターを卒業することができた、ブイズ好きなパパコレクターです^ ^笑
そして、改めてストレージを見て思います。
(カードも手元にたくさん集まってきたし、これでプレイできたら楽しいんだろうけどなぁ。。)
そんなことを思っていた矢先、
1枚のカード情報が公開されます。
「ん・・・いやいや、なんだこれ笑
HP280で、サイド2枚しか取られない?
特性で好きなカード、2枚持ってくる?
エネ加速しながら200ダメージ・・・?
いやいや、ぶっ壊れてるやろーーー🫨🫨🫨!!!wwww⚡️」
これが相棒との出会いでした。
そして、気付いた時にはデッキレシピなんて言葉も知るわけもなく、
(こんな感じかな?というか、どんなデッキタイプにも弱点つけるなんて最強に決まってるやん☆)なアルセウスバレットデッキを携えて、
車で1時間かけて単身ジムバトルへ参戦していました^^
(このとき、なんとボールが1枚も入っていませんでした。もちろんボロ負けwww)
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家族に恵まれた対戦狂
ボロボロに負けた初めてのジムバトルで、
やさしいプレイヤーさんたちがアドバイスをくれて
「ほーーー、なるほど。。」
初めてのティーチングイベントで
的確なアドバイスをいただいて
「うーーん、たしかになー。。」
ジムバトルやフリーバトルの対戦相手たちに
たくさんたくさん教えていただいて(ボロ負けし続けてw)
「えー、、いや、いや悔しい。。
アルセウス、どうしたらいいんや。。。」
そんなことを繰り返し、自然と対戦狂になっていったワケですが、
このとき、自分は「家族に恵まれている」ということに気付きました。
夫のジムバトル参戦を応援してくれる奥さん
(子どもを早く寝かせたいから、と「仕事終わりのジムバは行ってきていい♪」と言ってくれたり、頑張っている姿が好きだと応援してくれたりする、ただの神様)
ポケカに一緒に興味を示してくれた3人の息子たち
(ワイワイパックを剥いて好きなポケモンだけをコレクションしたり、長男は一緒に大会に出てあれこれ感想戦をしてくれたり、次男三男はとにかく応援してくれたりの、ちょっと人見知りなわんぱく小2、年長、幼児の3太郎。・・・ほんの少し、あともー少しだけ!奥さんに寄り添って静かーに遊んでくれればもうさいこ🤐)
この家族でなければ、ポケカ対戦の結果でみなさんに
「ぐらんまん」の名を知っていただくまでには到底至らなかったと思います。心から感謝しつつ、今日も掃除、料理、洗い物など全力で頑張ります!^ ^🔥笑
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これまでのアルセウスと成績
このように対戦狂が誕生しジムバトルに出まくった結果、
地元の静岡県では
「ぐらんまん=アルセウス」
のイメージが徐々に強くなっていったようです。
(対戦したことない方にも「ぐらんまんさんですよね?」と言っていただけたり、自分の対戦結果ツイートを追って「ぐらんまんさんのツイート見てポケカ頑張ってます!^^」とメッセくれた奈良県の子がCL京都で対戦卓でマッチングするなんて信じられない出逢いまでありました。ポケカ最高!!!)
ちなみに大会では、一度だけドダイトスを使いましたが(今となっては激レア)、それ以外は今までの約一年半、すべてオリジナルの「アルセウス」デッキを使い続けています。
(デッキレシピまるまるそのままで出るのがなんとなくイヤでしたw)
その轍の一部がこちら↓
2023シティS2:TSUTAYA柳町店 Best4(プレイヤーをはじめて半年くらい?)
2023シティS4::TSUTAYA柳町店 Best8
2024CL横浜:DAY2進出
このような、「環境にないアルセウス」デッキで
結果を出すことにこだわって対戦狂をしています。
正直、これが楽しくてポケカやってるまであります。
ただ、ここまで行き着くまでには
家族の応援はもちろん、チームのメンバー、
アルセウスの相棒活動をいつも応援してくれている人たち
対戦に関わってくれるすべてのプレイヤー(特にライバルの多い静岡県のプレイヤー)あっての結果なのは言うまでもありません。
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【アルセウスキラフロル】
デッキ(構築)
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デッキ(コンセプト)
今回のデッキは、
「相手に圧迫感をあたえる、害悪アルセウスデッキ」
となっています。(性格の悪さが滲み出ていますね^^w)
このデッキ運用の基本的な考え方は、以下の3つになります。
・アルセウスVstar
➡️高耐久中打点アタッカー/盤面展開の要。キラフロルexの特性で狭くなった相手盤面の中から、「Keyポケモン」(その都度、デッキを回すにあたり中核となるポケモン)をボスやキャッチャー系で呼んで倒していく。
(場合によっては、ダメージを乗せておくだけで意味がある)
・キラフロルex
➡️入れ替えるタイミングを作って、相手のベンチを狭める。(またはそのプレッシャーを相手に与え続ける)
・かがやくリザードン、テツノイサハex
➡️メタ対象のポケモンを倒して勝利へ!!
TCGをプレイするうえで大きなのテーマになる、
「いかに安定して、相手の要求値を上げるか?」
この考え方を、今のベンチ展開に依存する環境に対して、
キラフロルexは
・特性
・技
・進化元
を用いて、環境デッキに対して強く提示していける。
これが、今回紹介する「アルセウスキラフロル」となっています。
ただ一つだけ、難点を示すのであれば、
お友だちをなくす可能性、その点にだけはじゅうぶんお気をつけくださいw
(いつも試行錯誤な練習に、いやな顔せず付き合ってくれるチームメンバーのみんなありがとう^^笑)
・ギラティナには頼りたくない(or飽きたw)
・ヌメルゴンの高耐久は、突破されるのが心配
・アローラロコンの詰み性能も、いまひとつ信用しきれない
こんなことを考えているアルセウス使いの方や、
「ちょっと変わったアルセウスを使ってみたい!」という方に
ぜひ一度、試してほしいデッキとなっています^^
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今回のシティ結果(改善点の提示)
今回のシティリーグでのデッキ予想で参考にしたTier表はこちら↓
環境的にはリザ-ドンが多く、アルセウスが増えている中で古代バレットやロストやトドロクツキと当たることもあるんだろうなー、と予想していました。
そして、今回のシティ結果はこちら↓
【勝ち】
・パオジアン戦2-0
相手の手札につりざおやエネが多く集まり手札事故。種切れでパオジアン2回殴って勝ち。
・アマージョ戦6-0
練習済みだったため、アルセウスVがダメージ負ってから進化、パニックマスク付きポケモンやバニプッチをポケモンキャッチャーやボスで急所責めなどで勝ち。パパドガスさんのアドバイスのおかげ、いつもありがとうございます^^
・アルセ悪リザ戦6-0
お互いエネ付かず1ターン目は事故(ただし、相手は悪リザがいるので巻き返しやすい)。しかし、キラーメの圧やキラフロルのおかげで相手盤面展開が遅れて、ビーダルを呼んで狩れたため起動できず(相手はハイボでV呼んだりしてたため手札少なかった)。自分先行2ターン目からトリニティチャージで動き出しそのまま勝ち。
・アルセ悪リザ戦6-4
お互いまわりながらの接戦(キラフロルの圧力で悪リザは常に1体しか立たなかったのも偉かった)、からの博士の研究で序盤草エネをトラッシュしすぎてテツノイサハexを起動できず。。
が、博士の研究でエネルギーつけかえを引き当てて、アルセウスVSTARをキラフロルexでワンパンし勝ち(お相手、弱点でワンパンできることに最後まで気付かず)。
【負け】
・ミライドン戦
手札事故でアルセウスV、3ターン出ず。。。
・ロスギラ戦
手札事故でアルセウスV、最初のターンに出ず。
・ミライドン戦(決勝トーナメント、再戦)
感想戦で(もう当たることもないだろう。。)と思い、ペラペラ構築やプレイングを話してしまった相手とのまさかの再選www
後1からVが狩られるてからの、お相手ぶんまわりでGood Game^^✩
手札事故はだいたいこんな感じでした↓
今回のシティリーグでは、
~「やりたいことをしっかりできる枚数の構築」でどの程度回るのか?~
をテーマにして検証することが一つの目的でした。
(以前1-1採用だったビーダルライン・キラフロルラインをしっかり2-2採用、ポケモンキャッチャー3枚で強く使うなど。もちろん優勝を狙っていました。)
そのためか、「このような手札で事故を起こして負けにつながる」という事実に行き着けた結果が得られたおかげで、変に凹むこともなく前向きに考えることができています。
その結果、このnoteを待っていただける現状につながったことを考えると、強気の構築を本番で試せて良かったと思っています。(・・・やっぱり優勝はしたかった、強がりですw)
2戦目のミライドン戦が終わった時点で、序盤展開を強く見て採用していたトレッキングシューズの不採用を悔やみました。(後述します)
ミライドンは後1でアルセウスVをワンパンできるので、今回の構築ではやや不利対面です。
しかし、エネ付きアルセウスVを後ろに置いて相手の要求値を上げたり、ピオニーなきいま安定感やデッキパワーが落ちることも考えていました。また環境的にも多くはなく、おそらく当たらないだろうと予想していましたが(気持ち的には切っていた対面)、見事に2回当たり撃破されました。泣
ピオニー型ミライドン環境のアルセウスは、タウンデパートと災いの箱、勇気のお守りで対処する構築(パオも箱+炎エネ多めでメロコからの捲りで対応)でしたが、現環境のロストスーパーやマキシマムベルトでアクティブに殴れる環境になり、受け身のどうぐは刺さりにくいと判断し、今回のアルセウスキラフロルに行き着きました。
しかし、今回のシティリーグでの収穫も大きかったのは印象的でした。キラフロルexで相手をワンパンする再現性やその意外性を確認することができたり、逆に相手がキラフロルを倒しにくい場面が多く存在することがわかりました。(採用カードのキラフロルで後述)
また今後ミライドンが環境に増える場合、アルキラは必然的にいれかえ札が多く採用できるため、ミライドンやライコウ、イキリンコを止めて後1の動きを鈍らせるために、クレッフィの採用も今後考えたいところだなーと思いました。
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【採用カード】
・アルセウスV、VSTAR
高耐久中打点、エネ加速アタッカーの、ぐらんまんの絶対的な相棒。
スターバースで好きなタイミングで2枚ピックは、やはり破格の性能、強いです。環境に合わせて入れ替えるピン差しカードで、すぐに違うコンセプトのデッキに変わるのもずっと使っていける理由の一つ。
トリニティノヴァの加速で盤面展開は安定し、山札も圧縮がかかるため、暗号マニアなどを使わなくても思いのほか縦引きで欲しいカードにタッチできます。
今回はキラフロルexとのシナジー(ダメージを負っているポケモンが相手ベンチがいると、ボスでキラフロルを呼んでトラッシュできてしまう)と高打点を出せないこともあり、相手ベンチのワンパンできるポケモンを狙って倒していく動きのが基本になります。(ただし、ギラティナVやリザードンex、トドロキツキexなど、ダメージを与えるだけでも相手の嫌がる強いムーブもあります。)
スターバースのおかげで、ACE SPECをマキシマムベルトに変えることでプレイングの幅も増える可能性があるため、今後の環境でじゅうぶんに検討の余地があります。
サポートは、ジャッジマンやナンジャモなど手札干渉のイメージもありますが、頂への雪道無きいま、スナッチアームやビワなど面白いカードも出てきているので、ヒラメキ次第で新たな構築をまだまだ作れると思っています(現在、新たなデッキコンセプトの害悪アルセウスを考案中w)。
スタジアムに関しては、頂への雪道を使われることがないためスタジアムを抜いた構築が出来るようになり、正直身軽になった印象が強いです。テツノイバラexの特性も、今の構築ではキャッチャーでベンチへ移動させたり、かがリザではなくキラフロルexで倒すプランを意識すればあまり問題はなさそうなイメージです。
無限の可能性を持つ、最高の相棒です^^
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・キラーメ(てっぺき)
このデッキを使用してから感じましたが、このカードを見た相手の手が一瞬止まります笑
キラフロルexが1進化でいつ飛んでくるかわからないため、キラーメが見えた瞬間にその後ベンチ展開のプランをつねに考えて行動しないといけない状況を押しつけます。
また1進化なので、相手のデッキに草アタッカーがいるかどうか確認してから、進化するのか、またどのタイミングでいきなり進化して特性を使ったり殴ったりするのかわからない状況を作れるのがキラーメ単体の強みのひとつかな、と思います。
ベンチを展開し過ぎれば、トラッシュした後のすごいつりざおケアの要求値が上がります。
逆に展開を少なく絞ると、進化依存デッキのテンポロスや古代バレットのようなベンチの数を打点に変えるデッキは打点プランを気持ちよく通しにくくなります。また今回の構築では、ボスやキャッチャーの多数採用により特性の効果を使わなくてもkeyポケモンを倒すプランが通しやすくなります。
また、相手が月光手裏剣で獲りにくる相手だと判断した場合は、
そもそもキラフロルは逃げエネ3で縛られることもあり、キラーメ、ビッパ含めて場には1ターンに1体ずつしか出しません。
キラーメが1体倒されて、その後にもう1体キラーメを出してテンポが遅れてたとしも、相手からするとキラーメの圧がすごい(w)ため、相手のベンチ狭小化の効力を維持し続けることができます。いや、恐ろしい。。笑
今回このキラーメ(てっぺき)を採用していますが、かくせいというワザのキラーメもあります。
アルキラの場合、1ターン目にアルセウスvにエネルギーをつけるため特にこだわりはないかと思っていました。
しかし、アルセウスが出せなかったとき(事故)に捲る性能が高いのは、(コイントスにはなるが)ダメージを受けなくなるこの子の方が高いかなとも思いました。
加えて、テツノカシラexのツインショーテル(2体に50ダメージ)で取られないHP60は偉いです。
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・キラフロルex
・相手ベンチの強制的に狭小化させる特性
・1進化でHP270の高耐久
・アルセや雷ポケモン、非エクなどの広い相手をワンパン可能な2エネワザ
弱いわけがありません。
いままでキラフロルexをうまく組み込めるタイプのデッキが環境にいないだけでした。
なかよしポフィンの登場により、いままで以上に盤面の展開が加速したり意識して立ちまわるデッキが増えてくる環境になると予想しています。
前レギュレーションではセイボリーというサポートにお世話になっていましたが、いまとなってはキラフロルexといれかえ札で強力なサポートの効果を使いつつ、博士やボスで急所を攻めて立ちまわりつつ、さらにアルセウスやテツノカイナ、HP150までの非エク(自分は耐久できる)などをワンパンできるのは、犯罪レベルだと思います。(笑)
対戦相手からすれば、キラフロルexは目障りな存在になり得るので倒したくなりますが、高耐久でベンチ狙撃ダメージでは落とせず、バトル場に呼べばベンチを狭小化させられるため容易に呼び出すことも出来ません。
また、逃げエネ3のため縛り対象にみえますが、呼んだ後に自身がベンチ展開できず苦しさを感じながら番を返すと
・ポケモンいれかえ(4枚)
・プライムキャッチャー
・テツノイサハ(特性でバトル場のポケモンと入れ替わる)
・エネルギーつけかえ+ダブルターボエネルー(逃げる)
で、こちら側が動ける場合が多いため、縛られて困る場面は少ないです。
カビゴンの特性とおせんぼで逃げられない場合は、2エネをつけてアタッカーに早変わりします。(笑)
今後の活躍にも期待できる、お気に入りの一枚です^^
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・ビーダル
言わずと知れた、アルセウスのドロサポポケモン。進化前も偉いが、前に出されると、月光手裏剣でビッパとキラーメを獲られるため1体ずつ出すのがgood!
メリット
・手札5枚に増やしつつ、ボスの指令が打てるのは偉い
・ダブタを無理なくつけて、逃げエネ確保できる
・もう1エネつけて、(コイントスにはなるが)ミミッキュを倒せるムーブ
デメリット(トレッキングシューズの採用時期あり)
・手札が5枚になるように山札を引くので、いかに手札を減らせるかプレイングが必要(ハイボ、ネストの使い方など。サポが多いと減らすのが大変だが、そこをポケモンキャッチャーがカバーしている。)
・進化ポケモンなため、起動までに少し時間がかかる(後述するexで解決)
・ごっつあんプリファイの対象になる(ガチガチバンド採用時期あり)
・2-2採用でないと安定して起動できない(サポートの枚数にも影響する)
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・かがやくリザードン
頼れる終盤アタッカー。
序盤安定のためにゲッコウガとのスイッチングは常に頭をよぎります。エネ過多との相性といい、序盤の展開力は明らかにゲッコウガ優勢。
ただし、アルセウスでの月光手裏剣のハードルは高く、マナフィを置かれるで止まるため、現在はリザードン採用としています。
サブアタッカーをハッサムに任せればゲッコウガもありですが、相手の構築やプレイングで打点が上げきらない・進化のテンポロスがあることを考えると、たねの非エク最強アタッカーであるリザードンに軍配が上がる環境(220~240のexやV相手が多い)かと思います。
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・テツノイサハex
悪リザex、トドロクツキexに対する答え。
だけだと思っていたら、以下のメリットもあり。
・後半ビーダルやかがリザ、キラフロルが縛られた際のいれかえ札になる
・タケルライコ戦のスナノケガワをワンパンは偉い
・逃げエネ1で縛られない
初手で来た際はナンジャモで戻します(ナンジャモサイドはしゃーなし^^)。バトル場事故で出てしまってもすぐ逃げられるのは偉いです。
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・プライムキャッチャー
グッズでこれは強すぎます。あなぬけのひもの後釜のぶっ壊れACE SPEC。
マキシマムベルトやヒーローマントもアルセウスと相性は悪くないです。ただし、スターバースかタウンデパートに依存することが多く、腐る対面も一定数あります。
後述しますが、【アルセウスキラフロル改】で序盤の展開力担保のためにイキリンコexを採用したため、博士の研究をペパーに数枚変更するのもありだと思っています。
メリット
・博士の研究がボスの指令になり得る(ポケモンキャッチャーも同様)
・キラフロルexのダストフィールドを起動させやすくなる(5枚目のポケモンいれかえ)←コレを考えるとアルキラにはこれが最適解と思われます。
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・ポケモンキャッチャー
アルキラの伏兵。
パオジアン使いのメンバー・フーチョくんが採用していたのを見て、はじめは
(どうせコインゲーでしょ?)
と、正直半信半疑でした。しかし、パオジアンに困って採用していたカウンターキャッチャーをこれに変えて使ってみてわかりました。
これ、予想以上に強いです。
・手札に博士、ボス、ポケモンキャッチャーがあると「とりあえずコインの出目によって考えよう」ができる(表ならボスの温存ができる、って書いてて本当に偉い)
・博士の研究がボスに変わる可能性がある
・ビーダルとの相性が良い(裏でも手札を減らしてドローできる)
・場が盛り上がる(相手は嫌がったり、「恐い(恐かった)です!」のリアクションをしてくれますw)
いまとなっては、ダストフィールドの起動よりもこちらに注意がそられそうになるため注意が必要な禁断の果実となりました^^
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・エネルギーつけかえ
優秀でおしゃれなピン差しカード。
キラフロル、かがやくリザードンのエネルギー補充要員。
かつ、逃げエネ確保でも使えます。
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・ポケモン入れ替え(4枚)
ポケモン達が自由に行き来できる優秀なグッズ。
キラフロルとの相性抜群なのはもちろん、多めの採用でプライムキャッチャーやテツノイサハもあるため、盤面が整わずに苦しくなった相手がボスで縛ってきても大抵逃げて自分はサイドを進めることができます。
取られるサイドの枚数が少ないまま勝てたりするので、サイド差を計算する大会ではさらに上位入賞できる可能性につながります。
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・ナンジャモ(1枚)
・対悪リザで、テツノイサハが初手手札にある場合
・初手手札に基本エネルギーが4枚以上あった場合(大抵、アルセ以外のアタッカー起動に支障が出るイメージ)
・対ロスト、LO
・終盤の手札干渉
で使います。
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・博士の研究(4枚)
原点にして至高な7枚ドロー。
スターバースで持ってきても十分強いサポートです。
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・ボスの指令(4枚)
勝負を決める切り札。
ワンパンしにくいアルセウスはピンポイントで相手をたたくのが基本になるため、4枚採用の強みを感じています。
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・基本エネルギー(配分)
アルキラの基本エネルギーは、
2つの考えかたで、枚数を決めて回せています。
・環境に多そうなデッキ➡メタエネを増やす。
・かがリザ用の炎エネ➡最終アタッカー用に山札に残すため3枚(サイド落ちor博士の研究落としで1枚、山札に残して引く用で2枚)
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【アルキラの回しかた】
「アルセウスデッキは初心者にも使いやすい」
といわれる理由のひとつが、
「回しかた」に一定の流れがある
という点だと思います。
もちろん相手のデッキタイプや盤面、手札の枚数など臨機応変に戦うのがポケカの楽しみの一つですが、アルセウスに関してはそれができないと事故になり得る動きがあります。
【アルセウスデッキ、1ターン目の典型的な事故】
・第一事故(アルセウスVが出せない)
・第二事故(アルセウスVにエネ付かない)
・第三事故(アルセウスVSTARに進化できない)
以下に記す流れを押さえていれば、
アルキラも環境に増えておかしくないデッキかな、と思っています。
なによりいろいろ面白いデッキです^^(性格悪いw)
(逆に、その一定の流れをより再現性高くしたものが、後述の【アルセウスキラフロル改】となります。基本的なプレイングの流れはほぼ同じなので安心してください。)
*理想の動きを再現しています。
そのため、今回は先行の場合を示します。(アルセウスはじゃんけんを頑張りましょう!w)
1ターン目
・バトル場のアルセウスVにエネルギーをつける
(次環境は改造ハンマーがあるため、その場合は基本エネをつける)
・盤面を展開する(この時点でキラーメが出せると、相手に展開させない圧力をかけられる)
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2ターン目
・アルセウスVSTAR→キラフロルex→ビーダルの優先順位で進化させる。
・この盤面を作るために、スターバースで博士の研究を持ってきてもいい。
・ポケモンいれかえ・プライムキャッチャーで相手盤面を圧迫/破壊しつつ、ポケモンキャッチャー・プライムキャッチャーで「Keyポケモン」を倒していく。
・2体目のアルセウスに「闘草草」エネルギーをつける(テツノイサハ用/エネルギーつけかえでのキラフロル用)。
・システム倒してサイド1取る
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3ターン目
・(できていなければ)アルセウスVSTAR→キラフロルex→ビーダルの優先順位で進化させる。
・博士の研究やはたらくまえばで掘りつつ、ポケモンいれかえ・プライムキャッチャーで相手盤面を圧迫/破壊する。ポケモンキャッチャー・プライムキャッチャーで「Keyポケモン」を倒していく。
・キラフロルに闘エネルギーをつけておく。(逃げエネorアタック用)
・3体目のアルセウスに「闘草草」エネルギーをつける(テツノイサハ用/エネルギーつけかえでのキラフロル用)。
(・最後に入れ替え札があれば、かがリザはまだここで出さなくていい。)
・システム倒してサイド1取る。
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4ターン目
・開始時、手札にいれかえ札があれば、キラフロルを前に出す+かがやくリザードンを出して炎エネルギーをつけてバトル場へ。
・博士の研究やはたらくまえばで掘りつつ、ポケモンいれかえ・プライムキャッチャーで相手盤面を圧迫/破壊する。ポケモンキャッチャー・プライムキャッチャーで「Keyポケモン」(主にアタッカー)を倒していく。
(・エネルギーつけかえで、キラフロルやかがリザにエネをつけておいても良い(できれば奇襲性を考えてアタックするタイミングでつけかえるのがgood!))
・3体目のアルセウスに「闘草草」エネルギーをつける(テツノイサハ用/エネルギーつけかえでのキラフロル用)。
・システム倒してサイド2取る。
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5ターン目
・アルセウス対面ならキラフロル
・悪リザ対面ならテツノイサハ
を前に出す。
・キャッチャーかボス➡︎アタッカーをワンパンしてサイドど2枚取って勝ち。
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【プレイングのコツ】
※後攻➡︎アルセウスvをベンチに下げてエネルギーをつける(相手の要求値を上げる)。
※悪リザや非エク対面➡︎高耐久で耐え+逃げる。
※ギラティナやディアルガなどのVSTARデッキ対面➡︎倒せなくても一旦殴っておけば「いつでも倒せますよ^ ^」を押し付けられる。
※アローラロコン➡︎アロコンVを殴る/キャッチャーボスで倒す。
※ミミッキュ➡︎かがリザorビーダルで倒す。
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【アルセウスキラフロル・改】
今回のシティリーグ結果で確認できたことは、このデッキは
「序盤の展開力」が、はじめの手札に大きく依存する
という事実です。
今回のシティ結果(改善点の提示)の写真コメントでも書きましたが、
前述していますがもう一度大切なことなので、以下の事故はゲームにならない可能性があります。
・第一事故(アルセウスVが出せない)
・第二事故(アルセウスVにエネ付かない)
・第三事故(アルセウスVSTARに進化できない
以上のいずれが生じても厳しい展開になっていきます。。↓
これを踏まえて、
序盤の展開力を強化し、ジムバトルでも優勝できたレシピがこちら↓
OUT
・ポケモンキャッチャー×1
(確率1/2(シティでもそのくらい)であれば、2枚あればボスになるため)
・ダブルターボエネルギー×1
(4枚入れても初手に来ない、いれかえ札が多い、初手以外にあまり使わない場合も多いため)
IN
・イキリンコex×1
(初手の安定化)
・崩れたスタジアム×1
(負け筋の消去)
以下の写真のような、よくある初手でポケモンキャッチャーがイキリンコexに変わると、アルセウスVやエネルギー、VSTARやハイボにつながる可能性がグッと上がりました。
崩れたスタジアムでイキリンコexとトラッシュしながら、相手のベンチ展開も妨害できるためシナジーが合っています。
今後はこの構築で、さまざまな大会に伺ってみようと思っています。仕事が土日休みでなく家族のいる身なので頻度はあまり多くないですが、Fレギュアルセウスの可能性をこれからもどんどん探究していくつもりです。(関東の自主大会にも行ってみたい。。)
よろしければ、僕よりも先にこの【アルキラ改】で、結果を出してみてください^^w
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最後に
長丁場のご拝読、どうもありがとうございました😭✨笑
変わったデッキなので、回して慣れるのに少し時間がかかる場合もあるとは思いますが、もし少しでも気になっていただければぜひ使って遊んでみてほしいなぁと思います!^ ^
また、ジムバトルなどでの対戦結果報告をあげていただけると、よくエゴサーチしていますのでもの凄く嬉しいですm(_ _)m!笑
今回は、シティの結果が振るわない中で運良く話題に上げていただきました。これからチームメンバーの力も借りながら、大会に出つつシティS4に向けて、引き続き対戦狂として相棒とともに精進を続けていきたいと思います。
また、新たなアルセウスデッキの草案を3つほど考えています。
いろいろ試してみて、アルセウスのあらゆる可能性を、レギュレーションを意識しながら全力で楽しんでいきます!
どこかで対戦される際は、是非お手合わせ宜しくお願いいたしますm(_ _)m!
ご拝読、ありがとうございました!!
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