ヘリコバクター・ピロリ

グラム陰性らせん状桿菌、微好気性菌
胃の中でウレアーゼという酵素を分泌することで胃酸中でも存在していられる。
ウレアーゼは、尿素からアンモニアと二酸化炭素を産出する。
検査法は主に、内視鏡を使用するウレアーゼ試験と内視鏡を使用しない尿素呼気試験がある。どちらの試験も迅速、簡便かつ特異度が高い。
ヘリコバクター・ピロリ感染とNSAIDsが消化性潰瘍の二大成因。
治療には、三剤併用療法がある。
一次除菌のプロトンポンプ阻害薬、アモキシシリン、クラリスロマイシン。二次除菌のプロトンポンプ阻害薬、アモキシシリン、メトロニダゾール。二次除菌以降もあるが自費になる。

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