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繊細系教員のサバイブ記録。学校で働いていて日々感じることをつらつらと書いています。26…

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繊細系教員のサバイブ記録。学校で働いていて日々感じることをつらつらと書いています。26歳女性、教員2年目(私立)、中学2年生を担当、担当教科は国語、教育系の院卒です。よろしくお願いします!

最近の記事

繊細さんにはしんどい教員の仕事

私は、わりと繊細な方だと思う。 細かいことが気になるし、根は完璧主義だし(気を付けるようにしているけど)、人に嫌われないようにいつも自分の振る舞いを気を付けている。 人が近くにいるだけで、結構疲れる。 このような自分の性質を考えると、教員はなかなか過酷な仕事だと思う。 胸を張って「適職だ」とは言い難いし、繊細な人に教員になることを勧めるかといわれたらおそらく渋ってしまう。 (それでも私は、今のところ、教員を細く長く続けていきたいと思っている。) 今日は、教員の仕事において

    • 教員のメンタルを蝕む「べき思考」(後編)

      前回、「べき思考」がどのように若手教員のメンタルを蝕むのかという点について書いた。 今日はその続き。 「べき思考」に満ちた環境の中で、教員を細く長く続けるためにどのようにメンタルを保っていくのか、私が考えていることを書いていく。 教員のマインドセットを形作る「べき思考」 前回も言った通り、学校現場は多くの「べき思考」で支えられている。 例えば 「生徒は全員が集中するべき」 「全員が自分が指導している教科を好きでいるべき」 「全員が真面目な生徒になるべき」 「生徒は全員が

      • 教員のメンタルを蝕む「べき思考」(前編)

        前回、教員を「細く」「長く」続けていきたいということとその理由について書いた。 「細く」「長く」続けていくためには、メンタルを保つことが必要になってくる。 今日は教員のメンタルと深く関係しているであろう「べき思考」について書いていく。 学校現場を支える「べき思考」 1年半やってきて思うことは、教育現場はたくさんの「べき思考」に支えられて成り立っているということだ。 「校則は守らせるべき」 「式典中は静かさせるべき」 「授業中は生徒にこう振る舞わせるべき」 「教員は熱心

        • 教員を「細く」「長く」続けていけたら

          教員になったけれども、一生懸命頑張りすぎて数年でやめてしまう人が多い。 私もまだまだ2年目なので他人事とは思えない。 やめたいと思う日もあるし、数年後、教職を離れる日が来るのかもしれない。 でも、先輩の先生方を見ていると、教員は長く続ければ続けるほど良い仕事なんじゃないかとも思う。 今日はそのことについて書きたいと思う。 続ければ続けるほど給料が上がり、仕事が楽になっていく まず、教員はたとえ私立であっても公務員的な性質を持っているので、給料は基本的に年功序列で上がってい

        繊細さんにはしんどい教員の仕事

          むむむです。(自己紹介)

          こんにちは、むむむです。 私立の中学校で国語の教員をしています。 教員をしていると、本当に日々色々なことを感じます。 良く言えば刺激的、悪く言えば心が休まらない仕事だなと思いますね。 それらは、ポジティブな気づきであることもあれば、行き場のないモヤモヤであることもしばしばあります。 せっかく色々と感じているのなら、それらをどこかに残しておいて、自分の知り合いにでも読んでもらいたい。 そして、あわよくば同じような気持ちで働いている先生方の支えにもなれたらなと思い、note

          むむむです。(自己紹介)