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星繋ぎの恵風 メディエールの皮算ノート

新弾が発売されてから早3日、皆さまいかがお過ごしでしょうか
リリカルモナステリオを全軸(プロモなどまだ組めてないのはある)を組んでいる身としては、実に一度に19軸ほどのデッキをいじりなおさねばならず多忙に終われる日々でございます

今回、ノートにまとめるのは組んでみていまいちこれでよかろ、とならなかったメディエール軸の運用を見直し、構築を考えていきたいと思う

メディエール軸のおさらい

メディエールは、「これが強い」というものがかなり明確になっている反面、それにたどり着くまでの道のりがかなり困難である
強い動きというのは以下の通り

図1:メディエールの強いところ

メディエールはドロップからユニットを1体コールすることができ
①「ハートトゥサム ノエリア」をソウルに置くことで、1体を2体に変更する
②自身の効果でVのアタック後スタンドできる「親愛なるあなたへ アリーゼ」を2体だす
③メディエールの効果はトップがノーマルユニットならリアガードに☆+1できる
①~③を達成できれば
☆2→☆2→Vのアタック→☆2→☆2と
「全部当たれば」ゲームエンドにつながる攻撃力を有している。

上記の内容を見ればあきらかだが、実に3枚コンボ。トップを固定することを加味すれば4枚コンボである。
基本、①のノエリアは自身が盤面に出る効果を持たず使いきり。
同じ動きをするためには後続のノエリアを引く必要があり、再現性があまりないといえる。

新規メディエールとサポートカードによる変化

図2:ドレスアップ メディエール

ドレスアップ後のメディエールは元のメディエールの効果をシンプルにしたものでそれにちょっと火力が追加されたものになっている。激重だったコストがちょっと軽くなり、とりあえず確定で盤面にユニットを出せるようになった。(元のメディエールはオーダーカードをめくると面にユニットを出せなかった)。よって、基本的な動きは変わらず、目指すゴールも変わらない。

図3:不安定なメディエールの安定化を任された新人

サポートに登場したこのカードは正直なところぶっ壊れカード。
トップ7枚から守護者以外の好きなカードを2枚ぶち抜けるという代物。
ノエリアをハンドへ、アリーゼをトラッシュへが主な仕事になるが、当然ハンドに加えるのはペルソナライド用のメディエールでも構わないし、その他今適している動きを行う上で必要なユニットでもいい。

もう1枚、トップ操作ができるユニットがいるが割愛
ここまででメディエール軸の基本となる部分の振り返りは終わりとし
構築をどうするかを考えるための動きの検証をしていく

メディエール軸の運用考察

メディエール軸は、強い動きができないときにどうするか?が、焦点となると思われる。筆者としてはある程度の指針をもって動けるように構築をしたい

盤面に出すアリーゼがいないのだが?

結果、こうすればいいんじゃないか?と思ったのが以下の通り

図4:動き考察

まず、状況を分けていきたい
基本的に☆が上がる可能性があるため、メディエールによって出すユニットは前列に出すことになるが
① 次のターンに使うノエリアが確保できていて、ノエリアが使える
 →盤面にノエリア以外のユニットを2枚出す
② 次のターンに使うノエリアが確保できてないが、ノエリアが使える
 →盤面にノエリア+ほかのユニットを出す
  次のターンのノエリアを確保しつつ、アドバンテージをとる
③ ノエリアがいない
 →なんか盤面に出してアドバンテージをとる。
  できればルックルーナでアリーゼ、ノエリアを探しに行きたい。
  前列にルックルーナを出すのはあまり強いとはいえないが
  他候補として、イングリットでCC、ニノンでトリガー操作orSCなどなど

・ユイカ(右後列)が盤面に置いてあるのは
① ノエリアを盤面から逃がして退却やアタックから守るため
② ルックルーナを手札に戻して次のターンにも使えるように
  盤面の整理も兼ねて
③ イングリットはボトムに戻ってしまうため、それを手札に戻す
  などといった役割を担っている
・フィージス(中心後列)はドロップから出てきた枚数によってパワーが上がるユニット。逆にフィージスが盤面にいなければわざわざ②の選択をとる必要もないか?

盤面に出すユニット候補の選定

図5:大体ここぐらいまでは固定か

トリガーなどは置いておくとして、今回考察しているメディエールの構築はだいたいここぐらいまでは固定となる。元のメディエールをライドラインに採用して1枠あけたり、必須ではないフィージスの枚数を減らしたりなどしてもう少し枠の調節はできるが、残り枠は6枚。だいたい2種3枚ずつぐらいの採用になる。

図6:採用候補

G3
イングリットはCC、アンネリーゼは盤面から消えつつソウルを貯めて反対側のユニットにパワーを足せる。フロレンツィアはガード制限がある
G2
ニノン、クックロヴィはトップチェックができ、先に出せば☆+1を固定できる可能性がある。ニノンはソウルを貯める、クックロヴィは+5000があり火力が出せる。
フィリーネは20000になれるため、☆+1と相性がいい
上記に入れていないが、プレセアも採用してもいい。ルックルーナを使えないターンにつきエネルギーはたまっていく傾向だ。登場時のバウンスもノエリアやルックルーナを手札に戻せる点で相性は悪くない。

フランセットについて

フランセットの採用することでかなり動きに幅をもたせることふぁできる。
ユイカとセットでの採用も安定感が増すだろう。

図7:そらつえーわ(値段を見ながら)

ユイカがいない場合はフランセットでノエリアを手札に戻してもいい。

前列においてはパワーを出しにくいリーヴォラ、ルックルーナ(左後列)を、フランセットは手札に戻すことができ、これはユイカにはできない仕事だ。上記の盤面では3回しかアタックできないが、両側に☆がついていれば、まぁまぁ相手は嫌な顔をするだろう。

アリーゼがいなければここあたりの動きを経由しつつ、4点ぐらいまで詰めて、条件がそろったらアリーゼで勝ちを狙いに行くことになるだろう。

ライドラインについて

図8:ライドライン考察

さて、ライドラインの採用だがここも結構難しい。

純正ライドライン

純正ライドラインは正直なところ言わせてもらうとかなり弱い。というかできれば使いたくないレベルだ。
G2にライドするときはまだましとして、図8ではマイルドな表現をしているが、たびたび、G3にライドしたときに「トリガー!トリガー!ノーマル!」となることがあり、☆をつけたいなら トリガー二つ捨てろよな。とかになることがある。
しかし、今回、ルックルーナの登場によって序盤からルックルーナを使えるという強い利点が生まれているため、捨てきれない。
上記のトリガーをドロップに落とすというのは悪い面であってノーマル!ノーマル!ノーマル!の可能性もゼロではない。

宝石ライドライン

ウィリスタライドラインは、リリカルモナステリオ屈伸の強いライドラインであり、G2ターンには2枚ドローしてソウルを増やせる。採用候補には入れてなかったが、ストレージャとの組み合わせ作用によってはさらなる盤面展開を考えられるが、いかんせん枠を1つ圧迫してしまい、ルックルーナを序盤から使えないというデメリットを抱えることになった。

基本的に、ルックルーナを序盤から使いますか?が焦点となる。
ルックルーナを序盤から使う=キルターンを早めるということにつながるため、結果的に採用するカードの指標にもつながると思われる。

まとめ

結果的にこういう感じになった

図9:おいくらするんです?これ

ルックルーナを序盤から使いまわしたいという欲望の元フランセットとユイカを7枚投入。これによって序盤の走りやすさもガン上がするだろう。
ルックルーナをたくさん使う=デッキ内のノーマルユニットが消える。と同義なので確定でノーマル扱いにするリーヴォラを少し採用。それでもソウルを使うため、ニノンを採用。ユートでもいいかもしれない。

図10:これもソウルを増やしてトップチェックできる

汎用カードをやたらとぶち込むことになってしまった結果になるが、上記であげている通り、要は手札に来た1枚を使いまわせたほうが安定するよね。という話であって、そもそも使いまわすことを前提にしなければもっと違う構築を目指せると思う。そういった構築ももちろん正解だし、なんなら個人的にはフランセットやユイカは(値段が高いため)あまり採用したくないと思っている。正直なところ、フランセットやユイカを使わないで構築できる理由を探したまである。

メディエールは可愛さや行うことの派手さもあって人気の高いユニットだと思っている。筆者も大好き。
今回はここまでとするが、今後も研究を続けていきたいと思っている。
御清覧ありがとうございました。

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