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私がフィットネスインストラクターを続けている理由

もともと運動苦手だった私が、
どうしてインストラクターを続けているのか?


それは結論から言うと、
"やりがいを感じているから"

ですね。

前回の
「インストラクターになった理由」
という記事を読みたい方はこちらからどうぞ💁‍♀️

https://note.com/grand_coyote5162/n/n4186164fcb7a

私のような運動苦手だった人が
インストラクターになって、
正直ね、練習しながらも
自分のセンスのない動き方に絶望したり(笑)、
人と比べてしまうこともあった。


インストラクターデビューまでの話。

インストラクターとしての1番初めの研修は、
所属していたスポーツクラブでの
プールプログラムでした。

30分クラスなんだけどね、
それまで、インストラクターから
グループレッスンを受けた事の無かった私。

(あ、見たことはあったよ!
専門学校の時にバイトしてた先でスタジオレッスンがあって、カリスマインストラクターみたいな感じの人がレッスンしてる様子を見て、
"うわぁ😧酔しれてるなぁ💦😅"
とか思ってた)

真面目一筋で生きてきた私には、
"エンターテイメント"みたいなことを
するのが、恥ずかしくて苦痛で。

大きな声を出したり、
オーバーリアクションで褒めてみたり、、、

自分をもっと出して!
殻を破って!
歌とか歌ってみて!

とかそれまでの私には苦痛な
無理難題に思える要求をしてくる
研修担当の店長…笑

レッスン担当出来るようになるには、
模擬試験を受けて、合格する必要があったのだけれど、周りの子はどんどん合格がもらえている中、私は何度も何度も不合格😂

悔しくて何度も泣きました笑

もうやりたくない!
と本気で思った。

殻を破るところまでは
いけなかったのに、他の部分でカバーして
やっと模擬は合格。

いよいよ、参加者がいる状態でのデビュー!

そん時のことはもう、真っ白になってしまって
正直覚えてないんですよね😂

でも必死で30分頑張った!

そのデビューもきっかけにして、
少し自分に自信がついたのか?

私は他のレッスンへもどんどんチャレンジ
していったのです😳

私の指示で参加者が一斉に動いてくれて
終わったあとは
「楽しかったよー、ありがとう」
の言葉が嬉しかった。

もちろん、毎回うまくいくわけじゃなく、
失敗する事もあったけどね…

それでも、たくさんの人が一緒に動いてくれて
尚且つ、感謝される
という事で、自分への自信もついてきたし、
自分が認められている、求められている、
という自己肯定感もそこではUPしていたと思う。


私のレッスンの特徴


インストラクターとして活動していると、
どんどん体のことについて勉強したくなり、
動きの指示の内容や、アドバイスなども
体のしくみなども含めて詳しく説明するのが
得意になってきた。

それっていうのも、
もともと私が運動苦手だったから
っていうのもあって、
体の使い方や、出来ない、
という感覚の方の気持ちが分かるから
動きの指示だけではない
わかりやすい説明を心がけているからだと思う。

レッスン参加者のご意見を聞いていると
「わかりやすい!」
「初めてでもストレスなく動ける」
みたいなお声が多い。
これは最高に嬉しい。

だって、私は私自信がそうだったように
もともと運動センスがあったわけじゃないから、
誰が私のレッスンを受けても、
"動けた"
という感覚を持てたり
"私でも出来た"
と自信を持ってたくさんのレッスンに参加してもらいたいから。

そんな中、パーソナルトレーニングも担当させてもらったり、色々なレッスンに挑戦させてもらいました。

・アクア系レッスン
・エアロビクス
・ステップ
・バランスボールや青竹などのツールを使ったレッスン
・バーベルやダンベルなどの筋トレ系レッスン
・エクササイズ系のレッスン
・ ZUMBA
・ヨガ

どれも大好き❤

けれど、若い時はパワー系で、
知識・勉強不足だったこと、
今までの運動音痴が祟って自分の体の使い方が下手だったこと、
も原因となり、途中で椎間板ヘルニアになり
立つのもしんどい状態になってしばらく入院したりもしました。

そこからは自分の体を無理矢理使うのをやめて、
勉強しながら自分を労ること、
そして正しい知識の中で、正しく体を動かす事を自分自身も気をつけた!

だからこそ、
参加者の方にも
楽しい!ってケアなしで、闇雲に体を動かして欲しくないなぁ、とも思う🥹

だって、フィットネスは健康のためのものだから。
動きまくって怪我したり、障害につながってしまうのは本末転倒、だよね。

若いうちはなんとなくでも無理して体は動かせた。
でも無理に体を動かす事が、なんの効果も生まない事を知っているから、
正しく"安全に"フィットネスを楽しんでほしいと思う😌‼️

そんな中、レッスンを受けて体の感覚だけのお声をいただく訳ではなくて、もっと別の話を聞く事もあるんだよね

参加者の笑顔、言葉

レッスン中、参加の皆様、
楽しそうに動いてくださったり、
真剣😳にこちらをみてくださったり
と様々です。

スタジオやプールでのレッスンが終わり、
出入り口で"ありがとう"の挨拶をしながら見送りますが、
出て行く時に

"楽しかったー🥰"
"スッキリしたー"
"効いたわぁー"
"元気が出たよ"

など様々な感想をお聞きできます。
みんな笑顔で話してくれて、
体だけではなく、心も充実した時間に
なっていたかな?

ストレスなく、レッスンの時間過ごせていたかな??

という所も気にしているので、
お声がけいただけるとめちゃくちゃ嬉しい‼️

中にはこんなお話しをしてくださる方もいます。

"こんなに楽しくてスッキリするなら、もっと早くに来ればよかった。
実はね主人が1か月くらい前に亡くなって、
生きる希望もなく、家で塞ぎ込んでいたの。
今日も来るつもり無かったよ。
でも久しぶりに来てみて、先生のレッスン受けたら、楽しくていろんな事を忘れて、気分が落ち着いた。
来てよかった。
参加してよかった。
先生、笑顔でレッスンしてくれてありがとう。
あなたの元気に私は救われたよ。"

涙ながらに手を握って話してくれた方がいました。

私は体の専門家ですが、
このフィットネスインストラクターという仕事が
体だけではなく、心へも影響を与える仕事だということに気付いた瞬間でした。

私が元気に動くだけで、
笑顔でいるだけで、
誰かが元気になれる。

そう思ったら、
私の胸も熱くなり
この仕事を続けていてよかった…
と心から思えました。

社会で私のような人間も必要とされている

この感覚が、今も私がフィットネスインストラクターを続けている理由かな。


フィットネスインストラクター
って運動神経のいい人がなる職業でしょ?


いいえ、相手の事を思いやって、
相手の心も体も元気にするための
心配りが出来る人の職業です。

運動神経いいだけの人には、
絶対にインストラクターにはなれない。

"伝える"ことに私は誇りを持っています。


次回は
私がフィットネスを伝えたい人
をテーマに書いてみたいと思います(^^)


読んでくださってありがとうございます✨

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