Twitterアカウントと個人を紐付ける方法について

 「更新の予定はない」とプロフィールに書いておきながら、こうして更新していることをまずはお許しいただきたい。
 また、勢いのままにTwitterアカウントを削除してしまったため、Kutoo本裁判の経過を記録していたtogetterを途中放棄したかたちになってしまったこと、あらゆる意味で困難な裁判を終えたはるかちゃん氏と小沢弁護士(小沢弁護士は私をご存じではないと思うが……)に結局何もご挨拶等していなかったこと、それから仲良くしていただいた(と私は思っている)方にも不義理なことをしてしまったこと、たいへん申し訳なく思う。
 ただ、もうTwitterを続けていたら、私はきっと、嫌いになりたくない色々なものを嫌いになると思ったので、アカウントを復帰させて上記を果たす気力は無い。私の都合です。ごめんなさい。

 掲題の件である。

 随分と話題になっているらしいcolaboの会計や活動への疑惑については、簿記二級レベルの知識しか持ち合わせのない私にとって理解しがたい状況となっているようなので説明は省く。
(親族一同が某新興宗教の信徒であり、某党を応援させられていた身としては、あれが「政治活動」でなければ何なんだ、と言いたい気持ちはあるが)(一応書き添えておくと、「某新興宗教」とは統一教会ではない。)
 私が知りたいのは、引用させていただいたnoteの中にもあるが、「発信者開示請求以外の方法で、どうやって空白(暇空茜)氏(以下、「暇空氏」とさせていただく。)=水原氏の根拠を得たのか?」という点だ。
 上記noteにもいくつかコメントがついている通り、どうやら水原氏という方は裁判をされていたそうで、氏の住所(それが最新のものかは存じ上げないが)を入手する方法はあるらしい。
 しかし、水原氏と暇空氏を結びつける方法が、私の拙い検索技術で探した限りでは、「暇空氏が自称している」以外に見つからなかった。
 裁判をするわけだから、相手の言い分を鵜呑みにして「暇空氏=水原氏」と決めつけた、ということは無いように思う。仮に暇空氏がなりすましをしていた場合、全然関係のない人相手に訴訟を起こしてしまうことになり、七人も弁護士をつけて記者会見まで開いたのだから、そんなことを起こすとは考えがたい。
 だが、暇空氏の推測のように、懲戒請求時の住所氏名を流用されたというのも、なかなか信じがたい話である。
 暇空氏の発言を信じるのであれば、開示請求は出されていないという。
 そして、確かに、暇空氏がTwitterアカウントで「某弁護士に懲戒請求を出した」とツイートし、水原氏から懲戒請求が来たのならば、「暇空氏=水原氏」の図式は成り立つだろう。
 しかし……

 今のところ経験も予定もないが、私が将来、どこかの弁護士に懲戒請求を出す可能性が無いとはいえない。
 その時は当然ながら、私と相手弁護士との仲は険悪であるだろう。
 そして、その弁護士に対して、これまた私と険悪であろう仲の相手が「猫柳(私)を訴えたい」と依頼したとする。
 そのとき、開示請求なりといった手続きを挟むことなく、私の住所氏名を利用してよいのだろうか?
 それは恐ろしいことのように思うのだが、私の感覚がおかしいのだろうか?

 某裁判で、被告と親しい間柄の人間が、「原告の住所氏名を知っている」といったようなツイートをしていたことがある。
 なぜだか(これは性差別であるが、原告が男性であったためかもしれない)あまり話題にならなかった印象があるが、その時も非常に恐ろしいと感じた。
 裁判の相手、被告と弁護士にこちらの住所氏名が渡った、それは裁判をする以上仕方がない。
 しかし、被告の周囲の人間に住所氏名を知られるのは、仕方がないとは私には思えない。
 あるいは、私が住所氏名という情報に価値を置きすぎているのだろうか?

 私としては、本当に恐ろしいと思ったので、この記事を書いた次第である。

 最後になるが、colabo関連の話は、どうも毎日のように進展があるようで、最新の情報を追い切れているとは言い難い。
 もし、懲戒請求時の情報流用以外の方法で、Twitterアカウントと住所氏名を紐付けられる可能性がすでに発見されているのであれば、安心できるので、その旨教えていただけるとありがたく思う。
 あるいは私の感覚が間違っていて、それらの流用は何ら問題がないということであれば、それはそれで仕方がないので、その際もご指摘いただければと思う。