タイムフリーが終わる前に♪9の音粋(#キュウオン)「オリコン最高11位特集」2022,11,7つまみ聞き

素晴らしい曲が素晴らしいDJで流れ続けるよう願いを込め“オールナイト・チバ”で糸居五郎を降臨させたDJとオリコン大好きテンション爆発のDJ2人の音楽トーク番組。bayfm9の音粋(#キュウオン)月曜日。2022,11,7「オリコン最高11位特集」タイムフリーが終わる前に是非お聞き下さい!ここではちょっとつまみ聞き。DJはスージー鈴木(スー)ミラッキ大村(ミ)
スー)11月7日でございます。136回今晩はスージー鈴木でございます。
ミ)今晩は、ミラッキ大村です。
スー)激動の世界情勢、ウクライナ、円安、中間選挙。そんなものを全く関係なく我々は今、オンエア前に‘80年代のタモリの話で盛り上がっていました。
ミ)そうですね、主にスージーさんしか喋ってなかった。
スー)ハハハッ、あーそうですね。もうあの頃のタモリが好き過ぎて。前回は1990年特集ですっごいメール来まして盛り上がりましたね。ありがとうございました。年代物はテッパンと言いましょうか「キラキラギラギラ」という批評的な視点も加えて良かったですよね。で、その方向で続けたら、もっとメジャー路線に行くのかなと思いつつ、今週は「オリコン最高11位特集」。調べるのも大変、予想メールもそんなに多くないです。
ミ)はい、そうですね。
スー)調べられないでしょ、これね。オリコン11位。だから(メール)来てるのが、常連の方々がよくもここまで、どうやって調べたんだっていう。
ミ)どうやって調べるんでしょうね。アーティストのウイキペディアを見るとか。安室奈美恵さんが1個だけ11位の曲があるんですよ。
スー)それ、moonyさんが言ってる『ALARM』じゃないですか?
ミ)そうですね。引退発表した後にそれを10位以内にしよう、みんなで買おうというのがありました。
スー)きっくんさん(※超常連リスナー、月9公式記録員)がすっごいリスト作ってまして、ほぼ入ってます。ハハハ。なので全部きっくんさんきっくんさんってなりますので、1回だけしか名前呼びませんけどね。フフフ。私はね、凄くアナログで「オリコンチャートブック1968-1997」を1ページ1ページめくって行ってポストイット貼って行くという、おっそろしく途方もない作業もして来ました。
ミ)コツコツコツコツ。
スー)もっとデジタルとかでできないのかな、と思うんですけど。
ミ)ま、オリコン最高11位ばっかり聞きたいなんて、こんなニッチな考えをする人がいないんですよ。
スー)「だいたい〇分特集」の時は、iTunesでパッと秒数でソートしたらガッと出て来るんでね、めっちゃ早かったんですよ。これは時間かかりました。それも11位。
ミ)今日は9の音粋でしか知る事の出来ない情報ばっかりです。ハッキリ言って。
スー)ハハハハッ。だからもし日本に5人くらいいる“11位マニア”の方にとっては、垂涎の特集ですよ。もうすぐトップ10だったのに、って事ですね。ハハッ。その、あと一歩の残念な感じも味わいながらでございます。見つける事はポストイットで出来るんで、それをどう組み合わせるかという、コンセプチュアルなものを考えて参りました。
まず最初の30分はアイドルシリーズ。
【アイドル11位シリーズ】
☆天下の筒美京平を持ってしてもベストテンに届かなかった11位メドレー。
☆‘84,11発売。サビがちょっと猪木ボンバイエ^^;10位原田知世『天国に一番近い島』moonyさん予想
♪松本伊代『ビリーヴ』
☆’73,1発売。きっくんさんリストに入ってました。吉田拓郎がベタ褒めした、筒美京平のコード進行とメロディ。10位麻丘めぐみ『女の子なんだもん』同じく筒美京平で共食い^^;
♪南沙織『早春の港』
スー)前回も使いましたけど、「どうかしてるリスナー」ってのは褒め言葉ですからね。Twitterどうかしてるふるきゃんさん《松本伊代『ビリーヴ』はザ・ベストテンでも最高11位だった、10位は『長良川艶歌』だ》と。非常に重要な情報を頂きました。フフッ。
ミ)ほお、ベストテンマニアの方もいますからねえ。
スー)私も知らなかったですが、まあハハッどうでもいい話のような気もしますけれども。フフフッ。どうかしてるなと思いますけれど、ありがとうございます。
☆竜真知子による作詞11位メドレー。あずさ11位メドレー。(ちなみに『あずさ2号』は最高4位)次の曲『春一番』3位への踏み切り台?10位桜田淳子『ゆれてる私』えみコペンさんリクエスト。’75,12,5
♪キャンディーズ『ハートのエースが出てこない』
☆清水のmasakiさん《河合奈保子『17才』『ムーンライト・キッス』『ラブレター』みな11位なので、河合奈保子は“ミス11位”と呼んでいい》ハハハッ。10位もんた&ブラザーズ『desaire』’81,12,5⇒12,5は11位の特異日だ^^;
♪河合奈保子『ラブレター』
スー)『ハートのエースが出てこない』はテンポ遅いですねえ。この前の解散コンサートライブ版はめっちゃビートがきいていて、別の曲みたいに聞こえます。河合奈保子『ラブレター』歌が上手いなあ。ディスコだディスコ。アイドルシリーズ最後は、和田アキ子。
ミ)アイドルっ⁉
スー)『笑って許して』
ミ)ハハハッ!アイドルっ⁉
スー)ハハ、アイドル。オチだ、って言ったら失礼だなフフ。今回の為に聞いたんですけど、カラオケがいいんですよ。多分一発録りでね、スタジオでホーンもドラムもベースも一緒に
録ってるっていう’70代の感じ、音がいいですよ。
☆70,3発売。10位『ドリフのほんとにほんとにご苦労さん』
♪和田アキ子『笑って許して』
スー)ギターがいいですよ。♪フワワ、ワワワワ~。ワウワウギターがジミヘンが日本に来るとこうなります。ハハッ。
☆大好評10時台1曲目クイズのヒント。スージーさん中学時代のニシダ先生のモノマネ^^;
「現在完了やで、現在完了の疑問形やで。Rainbowじゃなくってrainやで」

【ミラッキ・ゾーン  チャートフリーク・ミラッキさん爆発】
スー)このゾーンは‘90代半ば「オリコンウィークTHEイチバン」を毎週買っていたミラッキさんの選曲です。
ミ)私は’90代(1990-2000)のオリコン最高11位を全部調べて来ました。その結果31作品、29アーティスト。CDバブル期最も売れた年は’97(年間シングル販売数1億6千7百82万7千枚)’98(年間アルバム販売数3億293千枚)。
☆売れていたけれど11位CDバブル2曲メドレー。ハマノミクスも聞きどころ。
☆大阪の歌姫。‘97,10,22発売。6万枚売上げても11位。7位から上は全部10万枚越え。
チャートの話に興奮してまくしたてる^^;ミラッキさん。スージーさん「あなたチャートの話するの楽しそうやね」。
♪UA『悲しみジョニー』
☆MISIAデビューシングル8㎝盤が最高11位。当時オリコンは8㎝盤と12㎝盤を別集計していた。2万枚。
♪MISIA『包みこむように』
☆1994年最高11位の曲が無かった。スー)ハハだからなんなんだーハハハ。
☆’93最高11位多発地帯。アサヒスーパードライ!
♪HOUND DOG『日はまた昇る~THE SUN ALSO RISES』
☆‘00,9,4~6週連続。最高11位多発地帯その2。
♪鬼塚ちひろ『月光』

【22:00台 洋楽がチャートを占める・陽水拓郎】
スー)金曜「スジ太郎のイベント」(☆スージー鈴木×藤田太郎、略して「スジ太郎」の’80年代を“美爆音”で聞くイベント。11/11南青山BAROOM)、月曜スタッフ総結集、ハマノさんオカベさん、ナコちゃんも来るかな?ミラッキさんがちょっと仕事の都合でね。
ミ)そうなんですよー。仕事が入っちゃったんで行けないんです。
スー)太郎さんと腕によりをかけていいイントロ用意しましたんでね。まだギリギリ入れるかもしれませんので、是非検索してみて下さい。
で、先ほどの「1曲目クイズ」正解者いましたよ、良かった。理想的な回答Tweetでそう言えばっていう方《CCR、CCBではなく》。あーいいですよね、これ。CCRと言うのが正解のバンド名なんです。今回の豪華ステッカー当選者はラジオネーム、ラサさんにします。《初めてメールします》ありがとうございます。《モノマネヒントから想像、『Have you ever seen the rain』》という事で現在完了の疑問形なんです。“英語のニシダ先生”で洋楽という信号が出てます。“現在完了疑問形”『雨を見たかい』。もう1個“rainbowじゃなくって rain”これは、渡辺美里『虹を見たかい』その元ネタといいましょうか、レインになっている。なんとなく前回から「洋楽多いでっせ」と言って、信号も送ったつもりですけどフフ10名くらいの方が正解でした。ラジオネーム・ラサさん51歳おめでとうございます!この人凄いのが《洋楽禁止だったら田中一郎さんver.どうでしょう》ありがとうございます。CCR本物行きます。
’70年代まではとにかく洋楽がオリコンチャートに入っておりました。洋楽のシングル盤’80年代にはほとんど売れなかったんですけど、’70年代くらいまでは本当によく売れておりました。’71『Have you ever seen the rain』邦題『雨を見たかい』クリーデンス・クリアウオーター・リバイバル、略してCCR。これがクイズの正解です。当時反戦歌と言われて、アメリカでは放送禁止になりました。「雨」っていうのがベトナム戦争のナパーム弾(※油脂焼夷弾。極高温で燃焼、広範囲を焼尽破壊する)を想起させると言う理由でそうなったらしいです。オリコン10位阻んだのも洋楽。ご存知、かな?リン・アンダーソン(LynnAnderson)『ローズ・ガーデン』。南沙織『17才』の元歌と言われる曲なんですけれど、あれが10位です。ホントに洋楽のシングル盤が売れていたという事ですね。続けましてもう1曲洋楽を、’67『キープ・ミー・ハンギン・オン』(『You Keep Me Hangin’ On』) ヴァニラ・ファッジ (Vanilla Fudge)。フフッこれ、発売翌々年3月3日付けオリコンで11位。これいいんですよぉ10位がマンチェスターとリバプール『Pinky & The Fellas』12位がピンキーとキラーズ『恋の季節』(※邦楽)。ピとピに挟まれてヴァニラ・ファッジ。ハハハッ。どーでもイイ、私も同じかチャートで喜んでる。という訳で当時の洋楽2曲なんですが、さすがに邦楽選曲番組でそのまま洋楽かけるのは、どうかと。かけてましたけどハハハッ。で、せめて当時に日本で洋楽がどう聞かれていたかという空気を再現すべく、伝説のDJを呼びました。題して、オールナイトチバ!
♪オールナイトニッポンのテーマ(Bitter Sweet Samba)はい!夜更けの音楽ファン今晩は、朝方近くの音楽ファンご機嫌いかがですか?君が踊り僕が歌う時、新しい時代の夜が生まれる。太陽の代わりに音楽を青空の代わりに夢を。新しい時代の夜をリードするオールナイトニッポン!ゴーゴーゴー! (☆あの伝説のDJから普及の名台詞)
♪Creedence Clearwater Revival『雨を見たかい(Have you ever seen the rain)』
♪(※ジングル)ビバーヤングビバーヤング!そしてまた伝説のDJナレーション。
♪Vanilla Fudge『キープ・ミー・ハンギン・オン(You Keep Me Hangin’ On)』

スー)’60年代末~’70年代前半はこんな感じのラジオだったんではないか、と。私は世代的に糸居五郎のラジオを聞いた事はないですけど。上品なDJですよね。日本のDJの元祖で。この音源は「DJ糸居五郎黄金のレイディオ・ヒッツゴー・ゴー・ゴー」って言うCDが出てるんです。当時の洋楽のコンピレーションなんですけれど、その合間合間に糸居五郎のDJのパートがあるんですよ。それかけたら“オールナイトチバ”ができんじゃないかと、前から思っておりまして。で今回、やってやろうじゃないかと。
ミ)お、腕を奮って。
スー)はい。「DJ糸居五郎黄金のレイディオ・ヒッツゴー・ゴー・ゴー」さっきのような音源がもしお好きでしたらどうぞ。糸井嘉男でもなく遠井吾郎でもなく糸居五郎。阪神ファンは間違えやすいですね。ハハ。
ミ)ハハハハッ!
スー)『キープ・ミー・ハンギン・オン』は工藤静香の『恋一夜』みが少しありますけどね。じゃ、邦楽に戻ります。天下の拓郎・陽水も11位ヒットを出しております。両方とも凄い大ヒットがあって、その余波で何とか11位まで行ったと。さっきのキャンディーズの次に大ヒット、ブレイクの導火線とは逆ですね。
☆二人ともザ・アルバム・アーティストの感じだが、ちゃんとシングルヒットも出している。
☆’74,4,1 意味不明のジャケット^^;前作『心もよう』位。10位を阻んだのは夏木マリ。イントロが「この木なんの木」感がある。その後のギターは「あ、ブライアン・メイ?」
♪井上陽水『闇夜の国から』 
☆‘72,12 ひらがな表記時代。前作『旅の宿』7位の余勢をかってる感。10位梶芽衣子『恨み節』
♪よしだたくろう『おきざりにした悲しみは』
☆“オリコン”が流通して行くのは’70年代後半。「ぎんざNOW」「夕焼けにゃんにゃん」その他番組にオリコン社長小池聰行が出演していた。

【ラスト・ゾーン 未来に向けて伝説のDJ再び】
☆やっと本家がかけられると喜ぶスージーさん。10位サザン『ボディ・スペシャルⅡ』の並びにも喜ぶ。‘83紅白で歌った時、ジュリーの軍服のような衣装を見て、司会タモリが「歌う日露戦争」と言った^^;作曲:大沢誉志幸・編曲:大村雅朗
♪沢田研二『晴れのちBLUE BOY』
☆作詞作曲の手島いさむのインタビュー(ベースボールマガジン)によると、始めは坂上二郎でなく村山実(元阪神ピッチャー)に打診したが、断られた。10位ユーミン『ANNIVERSARY』
12位プリプリ『Diamonds』。
♪坂上二郎とユニコーン『デーゲーム』
☆2曲とも不思議な曲。無国籍感。ジャングルビートでコード楽器が無い。こんなアレンジあるか、と。

☆’92,6,8に11位。上が強かった。(☆ここでミラッキ・アナウンサーが1~10位を読み上げ)B’z→槇原敬之→米米CLUB→観月ありさ→織田哲郎→工藤静香→TUBE→平松愛理→チェッカーズ→10位織田裕二『あの夏が聞こえる』
♪竹内まりや『マンハッタン・キス』
スー)いやあ、素晴らしいですね。最後はまた洋楽です。天下のサイモン&ガーファンクル『明日に架ける橋』がなんと最高11位でございますね。
ミ)ええっ。
スー)1970年度レコード・オブ・ザ・イヤー、アルバム・オブ・ザ・イヤー、ソング・オブ・ザ・イヤー、グラミー賞三冠王!1970年音楽シーンの村上宗隆。2001年同時多発テロの時に、ジョン・レノン『イマジン』ルイ・アームストロング『この素晴らしき世界』などと共に放送禁止になりました。今、世情が不安ではございますけれども、この素晴らしい曲が放送禁止なんかにならずに、素晴らしいDJによって紹介され続ける時代が続いて欲しいという願いを込めまして、もう一回“オールナイトチバ”!
♪(※ジングル)オ~ルナ~イト、チ~バ~。(糸居五郎)さあ、今晩の選曲いかがでしたか?…
♪サイモン&ガーファンクル『明日に架ける橋』
スー)洋楽で失礼しましたが、この時のチャート、3位ショッキング・ブルー『ヴィーナス』7位ビートルズ『レット・イット・ビー』6位ハーブ・アルバートと、洋楽で占めています。’70,4,27日付なんでお許し下さい。サイモン&ガーファンクル『明日に架ける橋』名曲でございました。
来週は《トメ・キメ・メモリアル特集》ときめきメモリアルじゃないですよ。音楽の止め、ブレイクですね。ダカダカダカダカダン!曲の中で無音になる瞬間を活かした曲の特集です。もう、行くトコまで行きますね。
ミ)はい。
スー)そして、再来週は久々に総選挙やりまーす!
ミ)みなさーん投票してくださーい。
スー)題しまして《長い音-1グランプリ》ロングトーンとかですね。声とか音とか同じ音を長ーく伸ばしてる曲をメールで投票して下さい。TwitterでもOKです。ランキングを作ろうと思います。美しさとか面白さに加えて、長さ。総合飛形点で判断します。もし良ければフフッ何秒かを測定して、あ、測んなくてもいいですが、測ってくれると助かります。
ミ)オリジナルよりライブ版の方が長いという場合は、そのタイトルを教えて下さい。
スー)もうとにかく、どーでもいい情報でね、このキナ臭い世の中っていうのを楽しくしましょう!
===終了===

み★筒美京平でもベストテンに届かなかったアイドルソング、CDバブル期は数万枚売れても11位。’70年代は洋楽が占めていたオリコンチャート。アルバムアーティスト陽水、拓郎はシングルヒットも出していた。日本のラジオDJの元祖、糸居五郎さんの上品で軽快な語りを2022年“オールナイトチバ”で復活させたスージーさん、ここは永久保存版にしたい。2001,9,11同時多初テロで放送禁止になった素晴らしい曲のいくつか。《素晴らしい曲が素晴らしいDJに紹介され続ける時代が続いて欲しい》スージーさんのメッセージはリスナーの願いでもあります。

☆サイン入り番組特製ステッカー贈呈・謎かけ大賞:68歳男子スペシウム光線さん
☆来週(11/14) 《トメ・キメ・メモリアル特集》音楽の止め、ブレイク。ダカダカダカダカダン!曲の中で無音になる瞬間を活かした曲の特集。
☆再来週(11/21) 《長い音-1グランプリ》総選挙。声、音など同じ音を長ーく伸ばしてる曲。美しさとか面白さに加えて、長さ。総合飛形点で判断。何秒かを測定して書いてくれると助かる。
〆切11/18(金)中。⇒メールcue@bayfm.co.jp ツイート⇒#bayfm月9

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