タイムフリーが終わる前に♪9の音粋(#キュウオン)「いのちのうた特集part2」2023,8,14つまみ聞き

真面目・綺麗ごとに聞こえるかもしれないが若者に聞いて欲しい曲・言いたい事がたまには溢れ出る真摯なDJと「いのち=生きる」を語るのに自分方向に目線が行き過ぎたDJ2人の音楽トーク番組bayfm9の音粋(#キュウオン)月曜日。2023,8,14《いのちのうた特集第二弾》タイムフリーが終わる前に是非お聞き下さい!ここではちょっとつまみ聞き。DJはスージー鈴木(スー)ミラッキ大村(ミ)
スー)ラジオネームつよし2.0さんありがとうございます《イベント大成功!》という事で、イオンモールのイベントに参加された方ですね《トムセン陽子さんのドリカム問題の難易度が高過ぎてと思っていたら自分が大好きな『ひさしぶりのI Miss You』のイントロだ!と分かったので手を振ったら見つけて頂きました》何かあったんですか?ミラッキさん事件があったと聞いてますが?
ミ)8/12(土)bayfmサマーキャンぺーン“90の音粋”(幕張イオンモールにて)、トムセン陽子さん(9の音粋火曜DJ)藤田太郎さん(水曜DJ)と私でやったんですけど、イントロクイズで3人とも少しずつ傷ついたという…。
スー)あ、音楽評論家のスージー鈴木です。
ミ)ミラッキ大村です。
【21:00台前半 [家族といのち]】
スー)《いのちのうた特集part2》という事で、明日が終戦記念日、先週に広島・長崎の原爆忌がありましたので、広い意味でのいのちを考える2時間にしたいと思っています。湿っぽい曲もありますけれども、楽しくやって行きたいと思っております。まず9時台前半は「家族といのち」という選曲をして参りました。家族を考える機会であるかもしれません。お盆ですし。
奥田民生『息子』行きたいと思います。’95当時奥田民生ブームみたいな感じだったので、この曲の歌詞とかあんまり嚙みしめる事なかったんです、私も若かったんで。今聞いたら痺れますね。こんないいフレーズがあります《ほら目の前は透明の広い海だ その腕とその足で戦え》父親から息子に言うんでしょうね《ほうら目の前は紺碧の青い空だ 翼などないけれど進め》。
♪奥田民生『息子シングルver.』
スー)たくさんメール来ております。猫耳さんありがとうございます《昨年末に母の米寿の祝いをした時に、昨年の「いのちのうた特集」でスージーさんからご紹介頂いた、竹内まりや『いのちの歌』を、子供孫ひ孫総勢約30人で歌いました》と。
ミ)すごいですねえ。
スー)ねえ、いい話だなあ《少し耳の遠くなった母はどこまで届いたのかわかりませんが、にこにこと笑顔で手拍子をしながら聞いていてくれました。》神戸市の方ですね《明日にも台風が直撃しそうな神戸より》という事で、お気を付けて下さいね。
次は母親への愛という事で、去年もそういう話をしたんですけれども『アンマー』沖縄語で母親という曲。こういうベタな母親へのメッセージっていうのは、若い当時苦手だったんですけれども、母を亡くした今は沁みるんですよね。かりゆし58、’06の曲でございます。パンチラインはですね、エンディングがいいんですけれども、その前に《アナタの背中に負われながら眺めた八重瀬岳の夕陽は 今日も変わらず茜色に街をそめる》八重瀬岳、低い山らしいんですけれど、調べたら本島の南端で戦争の時にアメリカ軍に対する、最後の防衛ラインが敷かれた小さな山だと。それに向かってアンマー母親への愛を切々と歌う。こういう曲もたまにかけていいと思います。
♪かりゆし58『アンマー』
スー)いい曲でしたね。
ミ)’00代屈指の名曲だと思います。
スー)メール来ております、どら焼きさん《12日のイベント。トークで選曲がかぶらないように各曜日で連絡し合ってるんです。クリスさんは他の曜日の選曲を見て被らないようにしていると、裏話が出た後、月曜のスージー鈴木さんて人は何回同じ曲をかけても気にしないと。会場が爆笑した》と。
ミ)そうですね。
スー)ありがとうございます、使って頂いて。さあ今日はムーンライダーズがかかるかな?(☆スージーさんはムーンライダーズ「カメラ=万年筆」のアルバムをコンプリートする勢いでかけている^^;)
ミ)アハハハッ!
スー)ハハハッ!9時台前半最後は、私が全曲解説を書きました 鈴木蘭々さんのベストアルバム「All Time Best~Yesterday&Today~」('23,7,26発売Sony Music)からのベストトラック『Mother』という曲でございます。’20に配信リリースされた曲で私は全曲紹介でこう書きました《テーマは認知症の母親と親子との絆。蘭々さんの友人とその親の厳しくも素敵な関係が歌われる。鈴木蘭々いわく「この詩のモデルになった親子のように命終わる時、また終わった後まで有難うと感謝しあえる心を私も持ち続けたいという私自身の理想も半分込められています」》鈴木蘭々さんの詩ですね。パンチライン的には《人生はどんな色?もっと話せば良かった 頬を伝う涙 ちゃんと誤魔化しきれた》特養とか老人ホーム、もしかしたら病院かもしれませんけれど、認知症のお母さんと会う時の気持ちというものを蘭々さん本人の詞、そしてまた平井夏美こと川原伸司さんの素晴らしいメロディでございます。アルバム発売されております。そん中でのベストトラックだと思います。
♪鈴木蘭々『Mother』
スー)旧TwitterのXでジョーさんが《『泣かないぞエ』のイメージしかないのでなんか新鮮》でしょ?なんかそんな感じするかなと思ったんです。いわゆるテクニックが上手いとかなんとかじゃないんですけど、素朴ないい歌でね、いい声で~。さっきTweet・Xで全曲解説の画像を送りましたけれど、そんな感じで全曲書いてますし、こんな感じの曲入っている鈴木蘭々「All Time Best~Yesterday&Today~」是非、手に入れて貰えればと思います。
ミ)そうですね、はい。
スー)という訳で、「家族のいのち、への愛」って感じでしたけれど、10時台は変わって行きます。10時台1曲目クイズのヒント出します。もし当たったら素晴らしいサイン入り赤いステッカーが貰えると。10時台前半はちょっと社会派という事で、もう少しギャンギャンした曲もかかるかなあと思うんですけれども。去年の曲で沖縄の女性ラッパーがですね、沖縄普天間の空に向けて叫ぶようなラップを1曲目かけようと思います。
ミ)去年の曲ですか。
スー)今の鈴木蘭々も2020年、(※急に囁き声で)新しい“いのち”を考えております。
 
【ミラッキ・ゾーン いのち=生きる】
スー)bayfm9の音粋月曜日、今日は《いのちのうた特集第二弾》こっからはミラッキ大村さんよろしくお願いします。
ミ)はい、いのち=生きるという事で選曲しました。
☆共感はしないまでも共振する。独白、叫びがグッと来る。
♪野狐禅『札幌処刑台』
☆当事者性の歌。フローに注目。
♪般若『素敵なTomorrow』
☆ミラッキさんリピートするミュージシャン
♪中村一義『主題歌』
☆疲れているのをチェックするバロメーター
♪真心ブラザーズ『RELAX~OPEN~ENJOY』
スー)ホントそうだな、RELAX~OPEN~ENJOY。
ミ)指差し確認するのがイイかと思います。
スー)ああ、サラリーマン時代思い出すわ、ホント!いつの間にかテンパるんですよ。ハハッちょっと違う話になってますけど。あ、詳しくは私の本読んで下さい(☆スージー鈴木著「幸福な退職」新潮新書)。
 
【22:00台前半 [戦争といのち]】
【告知タイム】
△ミラッキさん:9/1(金)トークイベント「三人寄れば無駄な知恵」代々木woofer
△スージーさん:8/29(火)南青山BAROOM19:00スージーさん月イチイベント「レコード研究室」《イントロの音粋『レイト’70’sVSアーリー’90’s』feat.藤田太郎》イントロクイズ付のイベント。注)難しいイントロクイズは出題しませんハハッ。
 
スー)私のクイズも難しくなかったようです。いつもよりも正答者多いですね。た・と・え・ば清水のmasakiさんいつもありがとうございます《Awichの『TSUBASA(feat.Yomi Jah)』ではないでしょうか。子どもの頃ドル紙幣の沖縄切手に違和感を持った世代です》おーなるほど。コメロンの浅漬けさん《明日が終戦記念日なんですね。戦争無くならないなあ!》って書いてありますね。(ステッカーは)この方にしたいと思います常連さんですけどね。流山のクマクマクマさん《昨年NHK沖縄返還50周年関連番組でAwichさん特集を見ました。小学校に(米軍)ヘリコプターの部品が落ちた事から書かれた曲と、テレビでやってたと思います。ステッカー当たりますように》おめでとうございます。
この30分は「戦争といのち」というテーマで行きたいと思います。ちょっとヘビーなんですけど、できれば聞いて下さい。日本で身近な戦争的な事柄と言いますと沖縄の基地問題かと思います。Awichという女性シンガー・ラッパーがいます。沖縄那覇の出身でございまして、30代。ポンキッキーズのスチャダラパーを見て、ラップに目覚めたと。
ミ)へえー。
スー)という世代でございます。メールに書かれていたように去年NHK沖縄特集を見てひっくり返りましたね。凄い曲だな『TSUBASA』という曲でございます。娘さんのYomi Jahさんと歌ってラップしております。こんなフレーズがあります《負けないように大声で歌うけれど 引き裂く音が遮る言葉 かき消されたありがとう》と。引き裂く音って言うのは、おそらく米軍基地の米軍機の音じゃないかと思いますね。しかし最後の最後で意味が転換されます《(沖縄の)この美しさをいつかあなたにも見せたい こだまするbeatsどんな爆音にも負けない》と。これが沖縄の現実かと思います。
♪Awich『TSUBASA(feat.Yomi Jah)』
スー)メール来ました。埼玉県はにこさん《昨年予想して外れました元ちとせ『死んだ女の子』を予想します。私の祖母は横浜生まれで戦時中箱根強羅の旅館に疎開していました。横浜市の小学生は主に神奈川県西部、箱根小田原二宮辺りに集団疎開した。しかし家族が恋しいあまりに徒歩で横浜に戻った子もいたそうです。まもなく祖母は90歳。戦前戦中戦後の経験を語ってくれる人は祖母以外には身近にはおりません。聞ける事は全て聞いておきたいです》ありがとうございます。
『死んだ女の子』というですね、トルコ出身の詩人ナーズム・ヒクメットという方が、広島原爆の悲惨さを歌詞に書いて、原爆の日に焼かれてしまった女の子に成り代わって書き綴ったという作品でございます。なんと申し上げましても編曲坂本龍一。原爆投下から60年2005,8,6TBS「News23」で原爆ドームの前で行われた坂本龍一と元ちとせのパフォーマンスがあった。鬼気迫るアレンジになってますプロデュースも坂本龍一でございます。ちょっと歌詞の中に鮮烈な歌詞がある事を先に御了解して聞いて貰えればと思います。アルバム「ハナダイロ」2006から。
♪元ちとせ『死んだ女の子』
スー)ベース、ピアノ、ストリングス。坂本龍一だと思うからかもしれませんけれど、まぁ凄いアレンジだなあと言う風に思いますね。広島の原爆投下絡みでもう1曲。ASIAN KUNG-FU GENERATION『No.9』という曲があります。これは朝日新聞某記事で、後藤正文氏がですね《炸裂 目も眩む熱さで何もかもみんな吹き飛んだ 深いバケツ満たす僕の青さをブチまけたみたいな空だ》っていう歌詞について、広島で感じた事を歌にもしていますと書いてあります。確かにスッゴイいい天気だったって言いますよね。私なんか「はだしのゲン」を読んだ世代ですけれども。
ミ)今は中々触れる機会が…。
スー)ですよね。こういう歌詞で歌のタイトルが『No.9』ですから、憲法第9条の事かもしれませんね。あと歌詞で何度も出てくるのが「ミスター・パトリオット」っていう歌詞なんですよね。パトリオットってのは愛国心っていう意味で、ここで言う「ミスター・愛国心」が日本人の事なのかアメリカ人の事なのか誰の事なのか、若しくはこれ2008年の曲なんですけれど、アメリカでパトリオット・ミサイルっていうのがありました。そういう愛国心っていう言葉の意味っていうのを考えながら聞くのもいいかもしれません。当然意味は類推してますんで、いろんな解釈があっていいと思います。ただそういう風な事も考えながら聞くと、この時期8/14としてもいいのかなあと思いまして選曲さして頂きました。アルバム「ワールドワールドワールド」から。
♪ASIAN KUNG-FU GENERATION『No.9』
スー)いいですねえ。
ミ)後藤正文さんの世代が歌う事に意味がありますね。
スー)ああそうですよね、世代問題ありますよね。大学紛争とかもっと言えば戦争を知ってる世代から時が経って行って、中々若者がね、若者っていう言い方もアレですが、こういう事に関してあんまり関心を寄せない。もっと言えば「フェスで政治語るな」のようなムーブメントがある中で、こういう曲は鋭いですよね。
このパートの締めはやはり清志郎で行きたいんですけれども、ミラッキさんと同じく最後はあまり重くドーンとしない曲を。RCサクセション『空がまた暗くなる』という曲を選んで参りました。これを’91の広島ピースコンサートで清志郎は歌うんですけど、中継番組の中で、清志郎はこう語ってますね《昔ウッドストックとかさあ、そういうヒッピームーブメントなんかの時にはよくありましたよね。反戦のコンサートとか。そういうのって日本でやると、なんかカッコ悪いみたいな風潮でずっとあったんですけど、決してメッセージを歌うっていう事はね、カッコ悪い事じゃなくって、最初のロックはみんなそうだった訳でございまして。どんどんやって行けばいいと思いますね。こういうコンサートを》って言ってます。歌詞は別に露骨に反戦というのではないんですけれども、こういう歌詞があります《おとなだろ勇気をだせよ おとなだろ知ってることが誰にも言えないことばかりじゃ 空がまた暗くなる》まあ言えない事とか忖度とかありますけれども。フフッこれ’90の曲ですけれども、清志郎は今の世の中を見通したような。
ミ)ホントですね、今の方がなんなら響くんじゃないかという。
スー)です。私の大好きなアルバムRCサクセション「Baby a Go Go」から、ホントに今を予見したような『空がまた暗くなる』。
♪RCサクセション『空がまた暗くなる』
スー)うーん!
ミ)メールしょうじメアリーさん《今夜の放送はズシリと心に響きます…。》
スー)ジルさんメール《いじめと戦争は大きく括れば同じもの》そうだ。《強者が弱者を叩く。無くさなければならない、私にはそんな力などないけど》と。
ま、ちょっといつもとは違う感じのトーンになってまして、当然この番組の内容とか選曲に関していろんな意見があるかもしれませんけれども、いろんな意見歓迎でございます。重いTweetとかありますけれど、そういうのは書けない人もいるでしょうし、読みたくない人もいるでしょうが、その辺はよしなにして頂いて。ただまぁたまにはこういう感じで音楽を聞いて行くのもありかなあ、と思いながら10時台後半に向かって行こうと思いまーす。
 
【ラスト・ゾーン [若者のいのち]】
スー)清水のmasakiさん《ウクライナを北朝鮮を中国を、どうしたら止められるんだろう、あまりにも自分が無力過ぎる。でも音楽の力を信じるからこの放送を聞く》と。で、さっき(清水のmasakiさんを)年上かなって言ったんですよね、私の1こ下だそうですフフッ失礼しました、私の方がジジイです。
ミ)フッフッフッ。
スー)最後は「若者のいのち」。若者はあんまり聞いてないかもですけれど、もし聞いているとするとこの番組を聞いてる若者は、多分繊細な方が多いじゃないかと思います。正直、今かなり繊細に自分のいのちの事とか考えてる人の気持ちを、充分に分かる訳ではないんですけど、巷にあるような“頑張って生きようよ!”っていう感じじゃないメッセージがあるかなあと思って、知ってる範囲で探した曲を最後かけて行きたいなと思っています。1曲はまたブルーハーツなんですけれど(☆スージーさんの選曲でブルーハーツも多い)、『ロクデナシ』っていう歌があるんです。基本的にはロクデナシでも頑張って生きようぜっていう、ある意味ではさっき言った“頑張って生きよう”に近いんですけれども、中盤にねぇ間奏の所で、これ歌詞カードに無いんですけれど《生まれたからには生きてやる》って絶叫するんですよね。これはさっきの独白って言うですかね。ブルーハーツの曲って一見メッセージソングに見えるんですけど、ヒロトの独白やんっていう所があって。
ミ)うんうん。
スー)仰るように、そこがグッとくる感じもありますね。’87,11アルバム「YOUNG AND PRETTY」に入っております。
♪THE BLUE HEARTS『ロクデナシ』
スー)中村一義氏もブルーハーツ・チルドレンであると。
ミ)中村一義著「魂の本」に《昔のテレビ番組で甲本ヒロトさんが「俺達はサザンオールスターズの次の世代だから歌詞をハッキリ歌うんだ」って言ったんですよ、それを見て、だったら俺はブルーハーツの次の世代だからハッキリ歌ってるんだけど歌詞がわからない歌を歌おうと思ったんですね。僕はブルーハーツに恩があってそこで得たものを返さなきゃ返さなきゃっていつも思ってたんです》。
スー)ハハッ「ブルーハーツに恩があって」っていいですよね。ありがとうございます。
しっとりした曲でございますけど、ある意味歌で突き放してますんで、こういうのもいいのかもしれません。若者がどう思うかは分かりませんけれども。予想として夏知らずさんから頂きました、森山直太朗『生きてることが辛いなら』。シングルのカップリング弾き語りver.でお届けしようと思います。一番始め、めっちゃ突き放すんですよ歌詞で。それで一瞬それで問題にもなったらしいんですよ。でも是非最後まで聞いて頂けると、森山直太朗氏の歌おうとした事が分かって頂けるんじゃないかと思いますね。2008年でございます。
♪森山直太朗『生きてることが辛いなら(弾き語り)』
スー)《生きてることが辛いなら嫌になるまで生きるがいい 歴史は小さなブランコで宇宙は小さな水飲み場 生きてることが辛いならくたばる喜びとっておけ》頂きました。
同じくしっとりした感じで大御所にもメッセージを頂きましょう。『いのちの理由』さだまさし2009年アルバム「美しい朝」。予想リクエスト来てます村ちゃんさん、moonyさんは《『いのちの理由』さだまさし・岩崎宏美・コロッケ》と。フフッ前回のモノマネと繋がる。
歌詞で個人的にグッと来たのはここですねぇ《私が生まれて来た訳は何処かの誰かを傷つけて 私が生まれて来た訳は何処かの誰かに傷ついて 私が生まれて来た訳は何処かの誰かに救われて》そして《私が生まれて来た訳は何処かの誰かを救う為》と。ああそういう感じもあるかなぁとかって思っております。2009,6アルバム「美しい朝」から。
♪さだまさし『いのちの理由』
スー)いろいろメール来ておりますピアノで猫ふんじゃったさん《いのちのうた特集part2終戦記念日を前にしていのちの有難みを感じながら拝聴しています。この時期のいのちは普通の死を意味するよりも戦争で亡くなったご先祖様のいのちの意味が強いと感じています》ま、そういう事ですよね、明日が終戦記念日でございます。
今年の最後の曲はですね、アントニオ井之頭さんブルートパーズさんから予想もらったこの曲にしようかなと思っております。が、その前に水道橋博士の名著「芸人春秋」という本から2006,11にTBS某ラジオ番組で流れたピエール瀧と伊集院光の会話というのがあるんで御紹介したいと思います。私がピエール瀧でミラッキさんが伊集院光で読みます。
《瀧:今さぁ巷で昨今のいじめ問題とかあるじゃないですか。いじめる奴いじめられる奴。あのね、そいつらに言いたい「お前ら将来伸びるから、今死んじゃダメ!
伊集院:ホントに青臭い事じゃなくて、その一瞬お前ら敵に囲まれたと思うけど、その外側にもっといろんな事あるから!
瀧:今受けたそのヒドイ体験は今のお前にとって受け入れ難いかもしれないが、お前その経験をしとくと将来伸びるから、今死ぬな!伸びるから!って感じ。》との事でございます。
スー)という訳で今年の《いのちのうた特集》ラストは、命令形ではなく、第三者からのメッセージでもなく、「生きてて良かった、生きてて良かった、生きてて良かった、そんな夜を探してる」一人称で七転八倒するこの曲で締めたいと思います。
♪フラワーカンパニーズ『深夜高速』
スー)メールでtamatamaさん《チェ・ゲバラがこんな言葉を残してます「一人の人間の命はこの地球上で一番豊かな人間の全財産よりも100万倍も価値がある》ありがとうございました。
ミ)奥田民生『人の息子』には《せっかくの人生だ死ぬまで生きれる》という歌詞があります。
スー)今日はちょっと真面目な話とか、もしかしたら綺麗ごとに聞こえる話もしたかもしれませんけれども、私ももうすぐ60なんで若者に聞いて欲しい曲とか言いたい事がありますんで、たまには溢れ出るって事でございます。
来週も続いていのちのうたpart3ではなく、来週は、何だこれ?《納涼ディスコ天国》ホワホワホワホワ♪久々にノンストップディスコやお祭り盆踊りで流したくなるナンバーをたっぷりお楽しみ頂けます。また繋ぎまっせ~。また吉幾三出て来るかもしれません(☆過去回スジノミクスでは「テレビも無え」「ガッ!」「アソレ」など度々登場^^;)
「bayfm9の音粋お相手は、アシスタントディレクター岡部いさこ生きてて良かった、ミキサーかくやさん生きてて良かった、ディレクター浜野ツトムさん生きてて良かった、プロデューサー西宮ひろきそんな夜を探してる」
ミ)DJはミラッキ大村と。
スー)スージー鈴木も探しております。
===終了===
 
★みにょん:ラストゾーンでのスージーさん「正直、今かなり繊細に自分のいのちの事とか考えてる人の気持ちを、充分に分かる訳ではないんですけど、巷にあるような“頑張って生きようよ!”っていう感じじゃないメッセージがあるかなあと思って」選曲した。という誠意ある姿勢がこの特集を支えているとしみじみ感じた。
対して、ミラッキゾーンでのミラッキさんの自分語りは長く、あまりに独りよがり過ぎて、聞いていて苦しい人も多かったのではと思う。そして本当に苦しくなった人はメールも呟きも発信しない。生の自分語りの吐き出しでなく《いのちのうた》という番組テーマにもっと昇華した形で、楽曲で説得力を伝えて欲しいと正直痛感した。リスナーと楽曲をもっと大事にして欲しい。
独りよがりな語りでなく、ラストゾーンスージーさんのように楽曲や情報を、リスナーに送り出すという形でなければ、音楽番組として「いのち」という大きなテーマが損なわれると思った。
☆次週(8/21) 《納涼ディスコ天国》
☆サイン入り番組特製ステッカー:シェア大賞・ようすけさん なぞかけ大賞・十号さん
スー)なぞかけしぶといですねハハッもう終わったかと思ったのに。なぞかけ無理に続ける必要ないかもしれませんよ(☆リスナー呟きも賛同多し^^;確かに面白さを感じない)
ミ)ハハハッ。

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