タイムフリーが終わる前に♪9の音粋(＃キュウオン)「オリコン最高3位特集」2022,3,14つまみ聞き

オリコンチャートブックがパイナップルになるDJとオリコンなんとか会員のDJ2人の音楽トーク番組。bayfm9の音粋（＃キュウオン）月曜日。2022,3,14「オリコン最高3位特集」タイムフリーが終わる前に是非お聞き下さい！ここではちょっとつまみ聞き。DJはスージー鈴木（スー）ミラッキ大村（ミ）
スー）はい第102回でございます。今晩は、お口の恋人スージー鈴木でございます。そして。　　ミ）ミラッキ大村です。よろしくお願いします。
スー）102回まで行きましたね。102というのは３の倍数でございます。という訳で今回はオリコン3位特集ということで。去年2月に最高2位特集やりましたんで、3月なので最高3位特集を…。　　ミ）こじつけましたね。一生懸命（笑）　
スー）1位2位にもなれなかった、渋い曲という感じかなあ。
ミ）そうですね。登り詰めて3位まで行ってそっから上には行かなかったのかとか、初登場3位でそっから上には行かなかったとか、いろんな最高3位があると思います。
スー）うん。えーと、オリコンなんとか会員のミラッキさんは、データをピシッとエクセルかなんかに入れて3位がパッと出て来るんですよね。
ミ）僕エクセルは使えないのでワードで紙にまとめて来ましたけど。
スー）私はもうアナログと言いましょうかチャートブックを1ページ目から見て、3位のトコにポストイットを貼って行く。チャートブックがポストイットだらけでパイナップルみたいになりましたけど（笑）　ミ）ハッハハハハ。
【ロックン・ロール】
スー）情報量多いんで早速行きますね。まずはロックン・ロールから山口百恵『ロックンロール・ウィドウ』1980年の3位から、横浜銀蝿ファミリー『ジェームス・ディーンのように』Johnnyこれも3位です。日本歌謡史上最もギターが鳴ってる矢島賢さん弾きまくりの『ロックンロール・ウィドウ』でございまして。いつかかけた『曼殊沙華』『遠くで汽笛を聞きながら』で弾きまくってる矢島さんがここでも弾いてますね。ほぼ3コードでオリコン3位というのも凄いと思います。あとレッドツェッペリンの香りもするんですけれども。ミラッキさんに調べてもらいましたが‘80,6/23付で3位まで行きましたけど、上にいるのが2位『昴』1位『ダンシングオールナイト』！
ミ）はい、そうなんですよ。初登場17位でじわじわと上がって行き、4週目でやっと3位になると。
スー）まあもう引退の年ですからね。山口百恵もピークって感じじゃないんですけど、そん時にこんなロックン・ロールの曲作って、カッコいいなあと思いますね。『ジェームス・ディーンのように』なんて1位になってた感じなんですけど、3位なんですね。
2位が『ギンギラギンにさりげなく』1位が『悪女』中島みゆき‼
ミ）はい初登場3位でなんと！6週連続3位を記録しているんですね。
スー）ハッハハ。上が重かったんだろうなあ。
ミ）順位変動が全く無くて、1位と2位の入れ替えはあったんですけれどずーっと6週連続3位で、3位から落ちて4位になった時にまたマッチが新曲出して…。
スー）『情熱☆熱風☽せれなーで』。　　ミ）はい。それでやっと順位が動いた。
スー）『悪女』『ギンギラギンにさりげなく』『ジェームス・ディーンのように』深いなあ。このチャートアクション（笑）なんだろうなあ。日本のある意味黄金時代って感じしますね。　ミ）（笑）80年代ね。
スー）今回聞いてみたら『ロックンロール・ウィドウ』のギターが重い！ヘヴィメタル！対して『ジェームス・ディーンのように』音が軽い！ハッハッハッ。　ミ）ハッハッハッ。
スー）でも両方ともロックン・ロールで両方とも3位！
♪山口百恵『ロックンロール・ウィドウ』　♪Johnny『ジェームス・ディーンのように』
ディレクターも不敵な笑みを浮かべてますよ。今キングレコードの重役Johnnyさんの知り合いのディレクター、ハマノさん。音が軽い。いや演奏は別に下手じゃないんですけど、ミキシングが（笑）なんか自宅録音みたいな感じ（笑）
ミ）宅録感が（笑）ドラムがスットコトントントントンみたいな。
スー）ドラムにもっとマイクあてて…（笑）キングレコードですからね、レコーディングにもっと工夫していただければよかったと思いますけどね。
ミ）これだったらリズムボックスでもよかったんではないかと。ロックン・ロールって言ってますけど、どちらかと言うとプラスティックス寄り。ニューウェーブ感が、81年の。
スー）（笑）ですよね。逆に『ロックンロール・ウィドウ』がめっちゃヘヴィ。レッドツェッペリンが弾いてるのかと思いましたよ。
ミ）（笑）この2曲並べるのは、ハハちょっと悪意がある。ハハハ。
スー）（笑）横綱と小結みたいな。あ、個人的な意見でございます。
【これかけるのが嬉しい系】
スー）久々これかけるの嬉しい系です。『内心、Thank You』『パープルモンスーン』級ですねえ。「毎度おさわがせします」パート３を主演しましたところの立花理佐の『キミはどんとくらい』ええ曲なんですよ♡全く顧みられない。3位まで行ってる感じしなかったんですよ。ミラッキさんに調べてもらったら、1位風間三姉妹『リメンバー』2位『難破船』中森明菜で3位立花理佐って一瞬行ってるんですよ。初登場！
ミ）初登場3位翌週13位3週目38位とガンガン順位を下げているんです。
スー）でもねえ、いい曲なんですよ～。
☆ミラッキさんゲーム系詳細エピソードでの立花理佐解説。
スー）曲がいいんですよ。ただね、ヴォーカルはね、ファーストテイクって感じ（笑）
ミ）アハハ。どういう意味のファーストテイクですか（笑）
スー）木村カエラにカバーして欲しいなと思うんです。曲、ホントにいいんです。山川恵津子さんの作曲素晴らしい曲なんで、是非もう1回世に問いたい名曲だと思っております。1987年初登場3位でした4.1万枚。立花りさの「さ」は「さんい」の「さ」！
♪立花理佐『キミはどんとくらい』
スー）ちょっとエンディングのコードもなぁ…。フフ。予想も来てるんですよ！今回ね、ニュースター登場。S-Sさんていう方。なんとメールで出力して8枚！A4 8枚。ほぼオリコン3位全部書いたんじゃないかっていう（笑）そこに立花理佐『キミはどんとくらい』。
ミ）ハッハハハ。書いてありましたねえ！…これおニャン子以後なんですよね。だから初登場3位があり得る状況。
スー）だからね、ミリオンセラーの時代じゃないですからね。でも私が今日ご用意した曲の中では一番売れてませんね。4.1万枚。ミリオンセラーも後で出て来るかもしれませんよ…ミス3位って方がいるんですよ。私もチャートブック見てあッ！と思ったんですよ。ずらっとシングルが3位3位3位、一番続いてる所っていうのが中山美穂でございます。チャート界のミス3位。今日はね『愛してるっていわない！』って曲をかけるんですけれども、1位がBz『愛しい人よGood Night』2位がリンドバーグの『ROUGH DIAMOND』なんですけど、チャートブックで見ますと『セミスイートの魔法』から『Mellow』まで全部3位。
ミ）7作品連続で3位だというのも、やひこ・かくださんもメールで送ってくれてます。
スー）皆さんよくご存じですよねえ。
ミ）久々の第1位が『世界中の誰よりきっと』だったと。WANDSと一緒に歌った。
スー）貯めに貯めたマグマがそこで爆発したって感じですね。いやあここで曲見てて、やっぱり渋めって言いましょうかね。1位になってくると時代を席巻したパワーみたいのがあるんですけど。でもこの『愛してるっていわない！』は36.1万枚ですから、割と堂々とした3位って感じですね。
ミ）そうですね。発売日のタイミングってのもあるんでしょうね。
スー）そうなんですよ、相対的なもので。後である歌手が1位と3位を行き来するんですけど、3位の方が売れてたりするんですよ。『愛してるっていわない！』「すてきな片想い」ってドラマ…見てたなあ！の主題歌でございます。中山みほの「み」は3位の「さん」！☆中山三穂⁈^^;
♪中山美穂『愛してるっていわない！』
スー）立花理佐から中山美穂はドラマ「毎度おさわがせします」流れですね。あと、Johnnyさんはキングレコードで中山美穂担当していたんで、もしかしたらこのディレクターやってるかもしれませんよ。「もっとドラム重く！」言ってるかもしれません。自戒を込めて（笑）
ミ）ハハハ。自分が軽かったから。
☆リスナーさんからの指摘。スージーさんは気が付いていないゲーム繋がりの選曲に「意図しているんですよ（笑）」
スー）次ミラッキさんの1曲目、私がかけるような曲なんです。ハハハ。
ミ）そうですね。もうだいぶ。何年前だろうという。
【ミラッキターン】
スー）令和のこの世にJohnnyの話でこんだけ盛り上がってるのはこの番組だけじゃないですかね。人生まるごと抱えて行きますからね。このゾーンは90年代のオリコン育ちミラッキさんの選曲でございす。
ミ）はいもう90年代のチャートは頭に入ってたりするんですが、あえて1曲目は今から50年前のヒット曲です。
☆大ヒットCMソング。小林亜星ワークス。1位天地真理『ひとりじゃないの』2位小柳ルミ子『瀬戸の花嫁』
♪ハニー・ナイツ『ふりむかないで』
☆熟年驚愕！ミラッキさん「ここ50年て、皆さんお気づきじゃないかもしれませんが、ほとんどが平成ですからね」
☆ミラッキ本領発揮‘96　TK全盛。1位LUNA SEA『END OF SORROW』2位安室奈美恵『Don’t wanna cry』
♪globe FREEDOM』
☆おちサビで半音下がる大サビで元に戻る→YOASOBI『夜に駆ける』と同じ
♪fripSide『only my railgun』
☆1位EXILE TRIBE『BURNING UP』2位Linked Horizon『紅蓮の弓矢』
♪渡辺麻友『ラッパ練習中』
【オリコン草創期の3位】
スー）3位の世界楽しいですね。「ソングインソング※先週の特集」みたいなTHE月９みたいな特集もいいですけど、こういうシンプルでデータを見て行くと深みを増していく。
ミ）時代が見えて来る。
☆ホークスの中村晃に子をつけた中村晃子“ひとりGS”ビート感がきいてる。音にガッツがある。めっちゃガレージ。1位フォーククルセダーズ『帰って来たヨッパライ』2位黛ジュン『乙女の祈り』中村晃子は昭和の多部未華子。☆奥村チヨ『終着駅』曲の真ン中抜けてないか⁈1位ペドロ＆カプリシャス『別れの朝』2位平田隆夫とセルスターズ『悪魔がにくい』スー）あ～『悪魔がにくい』聞きたいなあ。♪お前が好きさ～好きなんだ…昭和の美熟女対決。昭和3位のセクシー姐さんメドレー姐さんの「さん」は3位の「さん」！
♪中村晃子『虹色の湖』　♪奥村チヨ『終着駅』
【オリコン3位の洋楽は邦楽】
☆‘67めっちゃ売れた洋楽。説明しにくいが、キュートでかわいいメロディを持ってる邦楽的な洋楽。ロック史的には全く振り返られない、全く思想の無い歌詞日本3位発祥の地。5人組なのに3位！
♪デイヴ・ディー・グループ『オーケイ！』
ミ）これ「たま」じゃないですかハハハ。
スー）いろんな楽器使ってね。思想の無い歌謡曲。無人島に置いていく曲。引っ越しの時に捨てて行く。言い過ぎ言い過ぎ（笑）
☆日本ではビージーズ！『マサチューセッツ』はオリオン1位52万枚。『メロディ・フェア』映画「小さな恋のメロディ」1位小柳ルミ子『私の城下町』2位南沙織『17歳』
スー）（海外でも日本でも大ヒットする洋楽に比べ）…ビージーズは日本で特化して売れてたんだなあと改めて思います。71年6月10発売で45.4万枚売れております。バリー、ロビン、モーリス3人組だから、3位！
♪ビー・ジーズ『メロディ・フェア』
スー）売れそう…。　ミ）これはみんな知ってる曲でしたね。これかと。
スー）3位ですもん（笑）今「ウエストサイドストーリー」リメイク版やってますけど、やっぱ映画とセットっていうか、洋画がヒット曲持って来る。映画見た帰りにレコード屋さんでシングル盤を買うっていうね。
ミ）なんかいいですね。映画のフィルムや画面は持って帰れないけど、曲を持って帰れば映画を思い出せるっていう。
スー）そうそう、追認できる。…71年の日比谷とかで見たいなあ「小さな恋のメロディ」。それで歩行者天国でマクドナルドのハンバーガー食べたいなあ。（笑）
☆新ルール制定！邦楽総合チャートの3位に入る洋楽は「邦楽」と決定‼
☆月９では珍しいCM開けにすぐ曲
♪キャンディーズ『春一番』
スー）ただいま76年の春でございます。2位山口百恵『愛に走って』そして1位はダニエル・ブーン『ビューティフル・サンデー』。
ミ）Twitterでこれ1位じゃないのというつぶやきが来てましたが。ただチャート1位取るのホントに難しい時代で、ファンの方当時を知ってる方はご存じでしょうが『微笑みがえし』でやっと1位を取って送り出せたというストーリーがあったんですよね。
スー）1位は遠かったんですよね。えーと作詞作曲編曲穂口雄右でギター弾きまくってるのが水谷公生。水谷公生、穂口雄右と言えばもう皆さんご存じのアウト・キャスト！歌詞がフォーク歌謡みたいでメロディがペンタトニックで拓郎っぽくて、ですます調もフォークっぽくはっぴいえんどっぽかったりして、新世代の歌謡曲。こういう曲があったから当時の大学生に受けたんじゃないかと思ったりします。
【中々1位になれないアーティスト】
スー）中々1位になれないアーティストっているんですよ。もうバンバンにデビュー曲から
1位だろうというサザンオールスターズは、サザンの「さ」は3位の「さ」でございまして。『勝手にシンドバッド』は3位なんですよ。初期のサザンは僕好きなんですけど、しばらく1位とれてなくって、桑田佳祐が1位をゲットするのはなんと『スキップ・ビート』ですよ。KUWATA BANDの。今からかける3位が『BAN BAN BAN』ま、BANが3回だから3位なんですけどね。『スキップ・ビート』が1位でこの曲は3位、ですが、『スキップ・ビート』は36万枚で『BAN BAN BAN』は45.1万枚、こっちのが売れたんです。サザンで一番初めのオリコン1位は『さよならベイビー』かな。桑田佳祐も1位に中々遠かったんですね。…続けて行きます。91年にもなると3位でも66万枚売れてまして、米米CLUB。
ミ）CD売れる時代に入って来ましたね。90年代ね。
スー）ですね。『ひとすじになれない』って僕好きな曲で91年9月発売ですね。チャート見てみましょうか。ハッハッハッ。
ミ）『BAN BAN BAN』の時はおニャン子クラブが強くて、2位が新田恵利『恋のロープをほどかないで』1位はおニャン子クラブ『おっとCHIKAN!』これダメじゃないかタイトルが。
スー）もう桑田佳祐の歯ぎしりが聞こえてきそうなチャートですね。
ミ）…次の週も2位が菊池桃子1位が福永恵規『風のInvitation』…3週連続含む合計4回の3位。
スー）『風のInvitation』だけは許しましょうか。ハハハハ。…『ひとすじになれない』は、あ～1位『SAY YES』2位『どんなときも。』3位『ひとすじになれない』いいチャートだ！上が重いなあッ！…米米CLUBは『浪漫飛行』もそうですけど、しつこいエンディングがいいんですよ。これも♪軽～く愛してるよなんて言～え～ないから、新しいメロディがポーンと入って来てなんかしつこい感じ。あ～J-POPの誕生って感じがしますね。
♪サザンオールスターズ『BAN BAN BAN』　♪米米CLUB『ひとすじになれない』
スー）最後はですね。ミリオンセラーなのに3位。123.6万枚売れたのに3位GAO
の『サヨナラ』チャートアクションどうですか？
ミ）凄いんですよ…発売が4月でやっと9月に3位になります。2位はとんねるず『一番偉い人へ』1位はドリームズカムトゥルー『決戦は金曜日』。
スー）なるほど～。一発屋的に無くはないんですけど、逆にあんまり消費されて無い感じがしてて、曲の真価をもっと問うてもいいかなと思います。僕一番好きなのはメロディで。歌い出しの♪ドド～レレ～ファファ～ミミ～ドド～レレ～シシ～ドド～。僕ね変な言い方ですけど、数学的なメロディっていうか幾何学的に整理された建築造形的に美しいメロディだと思うんですよね。あとねコード進行がちょっとやってみるんですけど（※キーボード弾く）ベースのルートがずっと続いてて、コードだけ変わって行くというこれも綺麗な進行で。ハウンドドック『ff』あたりから日本にこう（広まった）、通奏低音っていうんですけど。でもね使い方が凄く綺麗です。サビも含めて全部ね、たい焼きで言えばアンコがオシリの奥の奥まで入っている回転焼きって感じがしまして。　　ミ）回転焼きフフッ。
スー）曲として良すぎる感じもして、ホントだったらもっとベタな売れ方、もっと消費されてヒットして1位になるという話はあると思うんですけど。この曲はねえ、日本のPOPＳに残るアンセムだと思いますねえ。まぁこんだけいい曲でも3位だと。なんでかというと『サヨナラ』の「サ」は3位の「サ」。名曲！GAOで『サヨナラ』‼
♪GAO『サヨナラ』
スー）えーラジオネームムーニーさんからもリクエストもらってました。GAO『サヨナラ』け・だ・し名曲！あ～う～んと唸っております。我ながらいい選曲だと腕前を褒めてあげたい、なあんて。失礼しました。来週はリクエスト特集でございます。
☆歌謡曲全盛時代から特定クリエーターが上位を占める時代などが見える回でした。
ミリオンセラーでも3位^^;オリコンチャートってなんだった？と大きな疑問も抱きました。オンエアではもっと細かく詳細な情報がバンバン出てきますので、ぜひお聞き下さい！
★来週(3/21)リクエスト特集 #bayfm月９ 　cue@bayfm.co.jpで募集‼