新・聖書セミナー➂「ペトロの手紙一を読む」石田 学 牧師

＊この記事は、過去のGrace-onlineのマガジンへも「新講座のお知らせ」として2021.5/16追加されています）

今年のGrace-online聖書セミナーは、先日、聖書協会の理事長に就任された石田学牧師（小山ナザレン教会牧師）を講師にお迎えして、ペトロの手紙第一を学びます。

石田先生は、１９５３年生、神奈川県小田原市出身。
クリスチャン・ホームで生まれ育ち、単立キリストの教会で森渓川牧師から受洗し、後に森渓川牧師の推薦で千葉ナザレン教会に転会。ローマ6:12-14の御言葉により召命を受けられました。アメリカ留学（オリベット・ナザレン大学、シカゴ大学神学院）後、1982年から小山ナザレン伝道所（７年後に自給教会）で開拓伝道に従事、伴侶の摂子牧師と共同牧会で現在に至っておられます（今年で３９年目）。途中、アメリカ改革派教会のウェスタン神学院で神学修士（Th.M）、牧会博士（D.Min）。三人の息子さんたちはすでに独立しておられ、現在は二人暮らし。

日本ナザレン神学校教師、教団書記、教団理事長、神学校校長を経験。
現在は：小山ナザレン教会牧師
　　　　日本ナザレン神学校教授（新約学、教会史、説教学、宣教学他）
　　　　日本キリスト教協議会教育部理事長（旧日曜学校協会）
　　　　日本聖書協会理事長

ご著書には『日本における宣教的共同体の形成』（新教出版社）、『宣教ってなんだ？』（共著、キリスト新聞社）、『エフェソ書を読む』（新教出版社）その他があり、訳書にはエドガー・グッドスピード『古代キリスト教文学入門』、ユージン・オスターヘーベン『教会の信仰』（共訳）、フスト・ゴンサレス『キリスト教史』上下巻、『キリスト教思想史』1, 2巻その他があり、どの書も大変用いられています。

ご趣味は　音楽を聴くこと、スキー、自転車、絵本収集、料理など

講師の石田先生による↑講座説明動画もぜひどうぞ（＾＾）

見識に溢れ、説教に講義に定評ある石田学先生から学べる絶好のチャンス！

８回のシリーズの学びとして組まれていますが、noteのマガジン機能を用いたオンライン講座なので、進め方はそれぞれのペースで大丈夫。1回ごとに編集された3-4本の動画とテキストコンテンツをメインに進められますが、zoom講座ではないので、視聴アクセスの日時に制約されることがありません。動画やテキストはスマートフォンで移動時間に繰り返し何度でも視聴・閲覧できるのも魅力です。講師への質問フォームも用意されます。

スタートは2021年5月17日を予定！全8回で8000円の破格の受講料！

上記QRコードをブラウズかクリックして、マガジンの購入すると受講となります。ぜひ、今からお申し込みくださり、楽しみにお待ちいただけると感謝です。

以下は、石田学先生から、本講座の展開内容とアウトライン（予定）です。

基本コンセプトは、日本のキリスト教徒にこの手紙が何を語り、どのように信仰を励ますかを読み解くことにあります。マイノリティーであった初期の教会の中でも、特にキリスト教徒がごく少数であった辺境の地で、困難と敵意に直面しつつ信仰生活を送る１ペトロの読者と、極端な社会的マイノリティーである日本のキリスト教徒には、とても共通点が多いと思います。その意味で、この手紙は日本のキリスト教徒にとって特別な意味を持っているのではないでしょうか。聖書は聖書協会共同訳を使いますが、他の聖書でも問題はありません。

１．序、１：１−１２　　３回 1:1-2, 1:3-9, 1:10-12
　　離散の民：各地に離散している寄留者の群れ

２．１：１３−２５　　３回 1:13-16, 1:17-21, 1:22-25
　　聖なる者：キリストを信じる者はどのように生きるか

３．２：１−１２　　３回 2:1-8, 2:9-10, 2:11-12
　　神の民：その正体はなにか

４．２：１３−３：７　　３回 2:13-17, 2:18-25, 3:1-7
　　キリストに倣う：現実の中での信仰者の願いと目標

５．３：８−２２　　３回 3:8-12, 3:13-17, 3:18-22
　　キリストを崇める：どのように生きることによってか

６．４：１−１１　　２回 4:1-6, 4:7-11
　　神の栄光を表す：恵みの管理者として仕えることによって

７．４：１２−５：７　　２回 4:12-19, 5:1-7
　　苦難の時：信仰の真価が表される時

８．５：８−１４　　２回 5:8-11, 5:12-14
　　恵みのうちにとどまる：信仰者の未来を望み見て
＊（新共同訳のWebバイブルは、ベーシックプランなら1年で500円＋税の利用料で使用できます）