そして、わたしは共存する道を選んだ

去年疲れた心身を癒すために、とある田舎に引越した。

上京して10年以上過ぎてたとはいえ、わたしの生まれ育ちは
緑あふれる田舎なので正直、今住んでいるところの自然の猛威をナメてた。

家の周りにはわっさわっさと見たことないようなでかい木が立ち並び
家から歩いて5分のところには稲を中心に田園風景が広がる。

ほぼ週イチで道端で見かける、車に轢かれたヘビ。
車に轢かれてたものシリーズ中、衝撃で身がすくんだのは、鳩、カラス。
君たち、羽があるのにどうしたんだい(゚ロ゚)

でもいちばん怖かったのは、やっぱり生きた化石の異名を持つG。
引っ越してすぐ、コンバットなど友達と家族がオススメの置くタイプ、スプレー、ハーブ系のものを5月から部屋のあらゆるところに配置した。

7月になると、3日に1回は各部屋にゴキブリムエンダーを撒いた。

なのに。
なのにだよ。

去年は玄関で、2回とも死にかけのGが出たんだ..........。

小さい時からずーっと思ってたんだけど、
「せめて害虫と会話できたら!!」って思ってた。説得して、出て行っていただきたい(切実に)

なので今年はさらに、愛犬のためにダニ対策も併せて強化した。

そしたら今度はクモが!!
ベランダとマンション入口に出現(ノ_<)

人生初の「クモ退治スプレー」を2種類買い
ベランダと窓は、彼らの家が建てられることはなくなった。。。。

しかし、マンションの入り口は共有スペースだし
よくそこにたむろしてる野良猫や外飼いの猫も多い。
上の方とはいえ、野外用クモ退治スプレーをかけていいものかわからない。

しかも見たことない種類のでかいクモ。。。

コロナ自粛でも、最低1日2回は愛犬の散歩に行くから、必ずクモの家の下を通らねばならないのだ。

特にクモは益虫で、Gとか食べてくれるからそのままがいいと子どもの頃から聞かされていたので

わたしはマンションの入り口のでっかいクモに
「フランキー・B」と名前をつけた。

あと、よく道に落ちてる蝉。
散歩中に通りかかり、勢いよく鳴きながら回り出す蝉には「セリーヌ」と名付けた。

セリーヌって金髪美女のイメージじゃない?

セミファイナル時のセリーヌは、愛犬が動くオモチャ感覚で捕まえて食べようとするので
(犬は雑食だし、たぶん食べても問題ないんだろうけど)
捕食シーンの音も全てがグロい( ☉_☉)

なので「ダメ!」と言えば、今はペッと吐き出してくれるようになった。

それまでは手袋などで
口をこじ開けて取り出さなきゃいけないと思って必死_:(´ཀ`」 ∠):

そしてセリーヌ(蝉)さん、なぜ君はアスファルトで死にかけてる時にこっちに向かって飛んでくるの?

怖すぎて対処法を検索した結果、最も有効そうなのは日傘。

そして戦うには、相手を知らねばと思いGとフランキー(クモ)、セリーヌ(蝉)を好きになれそうな情報を探した、、、、結果。

セリーヌ(蝉)は、昆虫食愛好家からは
「カシューナッツの味がして、とても美味しい」
「実は1ヶ月〜2ヶ月生きる」

Gは、昆虫では珍しい?家族思いで寄り添って生きるらしい。
寄り添ってても構わないから、わたしの住環境には現れないで。゚(゚´Д`゚)゚。

あと元レペゼン地球のふぉいが、手掴みで生のまま、むしゃむしゃ食べてるYouTubeの動画みたら別次元すぎて、少し恐怖心がやわらいだ。

Gのことは「ブラウニー・Jr」と名付けた。

不思議なもので名前をつけると
苦手意識が少し薄れる。「虫!怖い!」ってならずに済む。

毎朝出会っても「お、フランキー、また大きくなって」「今日のごはんはセリーヌか」で終わる。

昆虫のが、はるかに地球の役に立っているんだろうから
嫌悪感から駆除するよりは、わたしは(家の中は無理)共存する道を選んだ。

田舎にずーっと住んでる人は怖くないのかな。。。。。

子どもの頃住んでた田舎は、カマキリとかバッタが多かったけど
今住んでる田舎ではめったに見ない。

不思議だなぁ、、、、、、

久しぶりの記事が「虫」( ˙-˙    )
でも、ゆるゆるアウトプット毎日更新していきたいな。

書きたかったのと全然違う記事できちゃった笑
あるあるなのかな、、、、



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