4/4 泣きたくなる日曜回顧

昨日の夜友人に勧められて、いままで敬遠していたウマ娘をダウンロードしたのだが、先に言わせてもらう、サイゲームの皆様、すみませんでした。擬人化ってだけで敬遠してた自分が恥ずかしいです。

マックイーンとスズカを手に入れたので、それぞれ育成は最後までやり遂げたのだが、スズカが天秋を1着で走り抜けた時は、比喩じゃなく本当に涙が出た。ネタバレになるので詳しい説明は省くが、あの沈黙の日曜日を知っている人なら間違いなく心に響くものがあるだろう。

さて、前置きはこのくらいにして日曜日を振り返るのだが、まず予想もする気もなく昨日は寝た。ダービー卿の結果がショックだったのもあるが、土曜の朝時点でやるのは11Rだけと決め、予想も済んでいたからこれ以上考えてぐちゃぐちゃにする必要もないかと、予想を放棄したのである。で、迎えた中山11R。当然、私情99%の③ダブルシャープから単勝300円と馬連を①ヒシヴィクトリー、⑥アンティシペイト、⑧ウィナーポイント、⑩バリングラ、⑪バレーノロッソ、⑫サトノエルドール、⑬ルビーカサブランカへ。

レースは⑧ウィナーポイントが単騎で逃げ、③ダブルシャープはいつものごとく中団から。この条件でくすぶり続けて1年経つのだから、そろそろ捲り切って勝ってくれよと願って見つめると、800mのあたりで⑥アンティシペイトと一緒にスルスル進出。この時点で既に頼む頼む頼むと私の喉はボルテージMAX。4コーナーで抜け出した⑫サトノエルドールへ襲い掛かると、後は叩き合い。大丈夫、2歳の頃はあのタワーオブロンドンすら競り落とした根性だ。勝てると思って頑張れ頑張れと叫び続けるのだが、相手もしぶとくなかなか落ちない。そうこうしてるうちに外から⑬ルビーカサブランカがやってきて、2番手争いに割って入ってこようとしている。バカバカ武史。君はせめて3着で我慢してくれ。勝てないまでも2着なら馬連が当たるから、悔しさは半分で済むのに君が差したら悔しさ倍増じゃないか。やめろ。って言っているのに神様は、どうしてダブルシャープの首が上がったところにゴール板を置くんですかね。結局ダブルシャープは残れず、横山兄弟でワンツー。馬連3170円と単勝1500円は塵となり、オープン昇級の夢も破れ、うなだれるばかり。

この時点で既に戦意喪失に近い心情だったのだが、10分後には大阪杯。もしかしたらワンチャンスはここかと気を取り直してレースを見る。本命は再三言っていたように⑫グランアレグリア。一時は単勝ぶっ込みまで考えたが、そんなことをするには軍資金が足りないし、何より2.8じゃリスクが高い。1万円入れても3万弱。しかもこの道悪じゃ何があるか分からないと思い直し、3連複は変更。グランはアモアに勝ってる馬だし、去年の宮記念を見返しても道悪は◉だ。こいつが3着以下に落ちることはまずないだろうと1列目に⑫グランアレグリア、2列目に道悪実績がある①モズベッロ、⑥ワグネリアン、⑨クレッシェンドラヴを置き、3列目にこの4頭と、②サリオス、⑦コントレイル、⑧レイパパレを追加。

2列目の馬さえくれば当たるだろうと踏んでの購入。ガミはないし、この馬場未経験のコントレイルもサリオスも、もしかしたら吹っ飛ぶかもしれないと淡い期待を抱いて立ち直っていた。

レースは⑧レイパパレが単騎先頭。⑫グランアレグリアはルメールが流石の絶好位につけ道中が進む。4コーナーで⑦コントレイルと①モズベッロと共にグランアレグリアが上がってきた時は、「取った！！」と狂喜乱舞の心地だったが、ここでなんとレイパパレが後続を突き放す。え、想定外。だけれど2番手争いが4頭。サリオスとコントレイル、モズベッロを相手にするようならグランは抜け出す。大丈夫だと思っていたら去年の秋のような切れ味が全くない。遠く離れたサリオスは競り落としたが外からモズベッロに交わされ、コントレイルと3着争い。おいおい。嘘だろルメールさん。頼むから。3着には残ってよと祈るのだが、やはり私の祈りは神様ではなく死神に届くらしく、最後はコントレイルに競り負けて4着。モズベッロを狙い撃ちできてようが1円にもならない馬券の出来上がりである。

しかしレイパパレ、強かった。圧勝が馬場のせいなのか、はたまた展開か実力か。次走試金石になるだろうから、注目したい一頭である。道悪適正はクロノジェネシスに匹敵するのではなかろうか。コントレイルは馬場が…と言う言い訳だけは少し残念。グランは東京ならキレ負けることはないだろうから、以前マイル路線では大本命のままだ。

そして頭にきて手を出した最終は、中山はノリポツンにn回目の敗北を喫し

崖っぷち阪神で魂の③コカボムクイーンー⑨サダムスキャットの馬連1点勝負をかければ

最後の最後に⑧ソーラーフレアにサダムスキャットが差され、全てを失った日曜日であった。泣きたくなる。