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e-ZUKA(飯塚昌明)シグネチャーモデルギターまとめ

はじめに

今回は、GRANRODEOの"e-ZUKA"こと飯塚昌明さんが使っているギターを紹介していきます。


最近ロデオや飯塚さんのことを知った人、楽器に詳しくない人にとっては、分からないことも多いギターのこと。

この記事では初心者の方向けに、主に飯塚さんが使っている、シグネチャーモデルのギターについて簡単にまとめていきます。

もしより深く知りたい方は、ESPのサイトにまとまっていますので、参考にしてみてください。

参考:e-ZUKA | ESP GUITERS 
https://espguitars.co.jp/artists/3894/


💡飯塚さんのあだ名「まちゃあき」「ちゃーき」から使用ギターは「○○ちゃき」と呼ばれることがあります


①RODEO holic

通称:こげちゃき

茶色で木目のあるボディ。仕上げる時にバーナーで焦げ目をつけています。名前の由来はここから。

2010年3月に飯塚さんが初めて出したオリジナルシグネチャーモデルのギターです。HORIZON-II CLASSICをベースにしています。

GRANRODEO初の武道館ライブだったG5 ROCK☆SHOWの前に発表されました。
「We wanna R&R SHOW」のMV中もこのギターが登場しますよ。

②RODEO holic -FLAME ROSE BROWN-

通称:ばらちゃき

①こげちゃきの半年後、2010年10月に出されたのがこちらのギター。名前にROSEとある、深紅色のギターなので "ばらちゃき"。

こげちゃきのカラーバリエーションモデルです。形は自体は一緒ですが、ハーフスキャロップ(速弾きやビブラートなどをしやすくする)加工が施されています。

GRANRODEOでバラといえば「ROSE-HIP-BULLET」。
MVの中で弾いているのもこちらのギターになります。


③RODEOholic -Metamorphosis- 

通称:おれちゃき

全体的にオレンジがかった明るい茶色のギターです。
色は「Amber Sweet」というカラーになります。

楽曲「Urban Sweet」もこの時期発表されています。「RIM FIRE」のカップリングですね。

こちらは2012年6月に日比谷野音で行われた「Can you Do the SUMMER!?\(^o^)/」で初お披露目されました。

holicの名前がついていますが、先二つとは細かい仕様が異なります(よく見るとヘッドやブリッジに違いが分かります)。

④CRACK STAR SPLASH

通称:あおちゃき

さわやかな青の色味に細かく縞の入ったギターです。カラーは「SPLASH BLUE」。

仕様に関しては、③で紹介した"おれちゃき"と同じところもある反面、一部マイナーチェンジも施されています。

こちらも2012年、日比谷野音で初お披露目されました。その後同年10月にアルバム「CRACK STAR FLASH」が発売。

「The Other self」「Treasure Pleasure」のMVで見ることができます。


⑤RODEO holic “eZ burst”

通称:バースト

こちらは2014年7月に発表されたギターです。時期的にはMAGICAL RODEO TOURの後ですね。

ブラウンのボディに周りを焦がしたような塗装がシックで大人なデザインになっています。
仕様は①のこげちゃきと同じで、holicシリーズのカラーバリエーションモデルです。

MVだと「Punky Funky Love」「カルマとラビリンス」「メモリーズ」「Glorious days」などで使われています。

⑥7th SUPER NOVA

通称:ななちゃき

こちらはholicシリーズの次に作成された新たなシグネチャーモデルになります。7弦ギターなので "ななちゃき"です。

名前は4thアルバム「SUPER NOVA」から。2011年に発表されたもので、時期的には③おれちゃきより先にあたります。

ボディはフライングVを元に、アシンメトリーなデザインにこだわったギターになっています。
フレット(弦を抑えるところ)にLEDが埋め込まれていて光らせることができます。

ちなみに本来のSUPER NOVAは6弦で弾く曲です。

⑦ 7th SUPER NOVA -BIG SUN RED-

通称:赤ななちゃき

2017年6月に発表された、⑥7th SUPER NOVAのカラーバリエーションモデルです。
仕様は全く同じという訳ではなく、スケールが少し短くなっている等マイナーチェンジが施されています。

名前は同年2月に発売された、シングル「Glorious days」のカップリングである「BIG SUN」から。
「move on! イバラミチ」のMVで見ることができます。

⑧7th SUPER NOVA -Pierrot Green-

通称:みどりななちゃき

こちらも⑧7th SUPER NOVA -BIG SUN- と同時発表されたモデルで、カラー以外の仕様は同じです。

こちらのカラーは「Pierrot Green」で、同年3月に発売された7枚目のアルバム「Pierrot Dancin'」から来ています。

こちらは「セツナの愛」「Question Time」のMVで見ることができますよ。

⑨RODEO DECADE

通称:ディケイド

GRANRODEO10周年に作られたのがこちらの限定モデルDECADEです。
こちらは2015年10月に行われたG10でお披露目されたものです。

10周年にちなみ、10本のみの限定生産で販売されました。形はギブソンのレスポール トラディショナルがモデルになっています。

記念モデルらしく、ヘッドのところには10周年のロゴが刻まれています。10周年で作られた楽曲「バラライ」のMV中でもこのギターが使用されています。

⑩SNAPPER e-ZUKA Custom "ZUKAPPER"

通称:ヅカッパー

こちらのモデルは2018年5月に発表されました。
ちょうど十日町凱旋ライブが行われた時期になります。

青と白のカラーリングが、爽やかさと格好良さを兼ね備えています。
この色味は、若い頃にお金が無くて手放してしまったギターを模しており、初心に返る気持ちで作ったのだそう。

「M・S COWBOYの逆襲」「Welcome to THE WORLD」のMVでこのギターを見ることができます。

⑪SNAPPER-7 e-ZUKA Custom "ZUKAPPER-7"

通称:ヅカッパー7、ヅカ7

こちらは2020年4月に発表されたモデルです。黒がメインのシックで重厚なデザインですね。
シングル「情熱は覚えている」と同時期になります。

⑩の"ヅカッパー"は6弦ですが、こちらは7弦のギターになっています。弦数以外にも違いは多々あり、名前は似ていますが仕様は異なるギターです。

元々e-ZUKAカスタムのモデルは弾きやすいのが特徴ですが、特にこのZUKAPPER-7は6弦と持ち替えても違和感なく弾くことができます。

⑫RODEO Phoenix

通称:フェニックス

2020年11月23日、GRANRODEOの結成15周年記念番組で発表されたのがこのギターです。
この時も15周年にちなみ、限定15本の生産となりました。

ギブソンのファイヤーバードがモデルで、飴色のボディに縦に入った木目が美しいデザインです。

この時期はウィルスの流行で音楽業界やミュージシャンが大打撃を受けており、GRANRODEOもライブが中止や延期に追い込まれました。
それでも「またいつか不死鳥のように蘇る」という願いを込め、フェニックスと名付けられました。


 ⑬らぶちゃき

瀧田イサムさんTwitter(@RISINGMOON136)より


2018年2月22日に、飯塚さんの誕生日祝いとしてFCであるロデオ組から贈られた特製のギターになります。
プレゼントですので非売品 Not for sale です。

同年5月に十日町凱旋ライブを行った時は、なんと飯塚さんがこのギターで「Infinite Love」を弾き語り。参戦したファンは思い出深いのではないでしょうか?

もし映像で見たい場合は、アルバム「FABLOVE」初回限定盤についてくる、2018年宇部凱旋ライブの「バラライ」で弾いていますので是非チェックしてみてください。

愛称は"らぶちゃき"。正式名称は不明ですが、RODEO holicのカラーバリエーションモデルのようです。
黒いボディに白のラインが細かく刻まれているクールなデザインとなっています。

2022.4.9追記
YOUNG GUITER 2022年5月号の機材紹介にて、名称がESP AMOROUS-CTMと掲載されていましたので追記させていただきます。



もっと興味が湧いたら

ESPの店舗では実際にギターを見たり、試奏をさせてもらうことができます。また定期的に開催されるフェアで、飯塚さんご本人が使用したギターの展示なども行われています。

ギターによってはコストパフォーマンスモデル(見た目はほぼ同じで求めやすい価格のモデル)も販売されていますので、これからギターを始める人にはこちらもおすすめです。




2022.4.9追記
YOUNG GUITER 2022年5月号の企画として、飯塚さん本人によるギター・機材紹介動画がアップされました!

シグネチャーモデルのうち、バーストとディケイド以外は全部紹介があります。さらに、ペダルボードやアンプと言った機材も紹介していますので是非ご覧ください!


おわりに

いかがでしたでしょうか?
飯塚さんのギターも気付けばかなりの本数に。
初期に使用していたギターや、アコギ、特殊仕様のものなどを合わせるともっとあります。

ライブやMVを観るときは、是非ギターもチェックしてみてください!

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