嵐を呼ぶ レコーディングで使うマイク小全集

わーい わーい
わーい わーい
みんなも、一緒に 
わーい わーい
元気満々な25歳児 GPPです
二丁目の観光バーのママぐらい元気です
まあ、空元気ですけどね
普段はFXで100万溶かした男と同じ目をしてる
堅実に生きましょう 真面目に仕事してさ
たまに遊んで、のんびりいこうや
そんなこと頼長 藤原
失礼 そんなことより、お前たちはレコーディングをしたことはあるのかい?
うんうん ある人もない人もいると思う
そこで、今回はレコーディングで使うマイクの小全集を作ってみた
これを見れば専門学校に行かなくても、バカ高い参考書やカタログ買わなくてもレコーディング用マイクのことが分っちゃうぞ
ネットで調べれば正確な情報が手に入るとか正論並べられても、このブログは止まることを知らないのだ では、Let's スターティン

まず、マイクは大きく分けて2種類存在する
ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの2つ
ダイナミックマイクとはムービングコイルと言う部品で可動している電源から電気を供給する必要のないマイクのこと
コンデンサーマイクはファンタム電源と言う48Vと決められた電気を供給しないと可動しない静電動型のマイクのこと
だいたい、この世のマイクはこの2つが締めていると言う認識でOK 牧場
互いの代表的な使用例をメッチャ簡単に言えばダイナミックマイクはライブでボーカリストが使ってるマイクでコンデンサーマイクはレコーディングでボーカリストが使用しているマイク
とか言うと、それだけじゃないし曖昧なこと言ってると野次られるけど 分かりやすく説明したいので今回はこれでいかせてくれ
それでは、ここからがマイク小全集です
読むこと…死んでもやめんじゃねーぞ


・SHURE SM57
メーカー/SHURE
指向性/単一指向性
音質/中音域がハッキリと聴こえる
周波数特性:58とほぼ一緒
相変わらず画像は載せないが文章で説明しよう
見た目は"黒くて短い棒"
黒くて短い棒=57で覚えれば問題なし
レコーディングでは主にスネアのトップとボトム、つまり上の皮と下の皮の音を録る時に用いるダイナミックマイクである
他にはギターやベースのマイク録りをする時にアンプに向けて立てることもある
指向性は単一指向性で横からのノイズ等を拾わずカットしてくれる
みなさん、SHURE SM58はご存知だろうか
世界で一番使われてる超オーソドックスなマイクでみんながマイクの絵を描けと言われたら描いちゃう形したアレ
アレは基本、ボーカル用マイクなんだけど、そのアレの楽器用マイクがコレ
さっきからコレとかソレとか多いよな
あーいとぅいまてぇーん
だがしかし、たまに粋なボーカリストがボーカル用で使うこともある
そして、比較的雑な扱いをされているマイクなのでヘッドがよく凹んでいる
あと、極太マッキーと形が似てるので、よく分かってないヤツに渡せば騙せる 次


・AKG C451B
メーカー/AKG
指向性/単一指向性
音質/中高音域をカバーしてくれる繊細な音質
周波数特性:20Hz~20kHz
次はアカゲの愛称で知られるAKGから名機
C451Bをご紹介 これは元々定番マイクとして存在したC451の復刻版
見た目は"金色の短い棒" 調べてみ そうだから
57は黒くて短い棒だけど451は金色の短い棒
まず、コンデンサーマイクである
つまり、ファンタム電源が必要なヤツです
基本的にはドラムのシンバル等の金物を録るのに適しているマイク
機能として三段階のローカットフィルターがついていてフロアノイズとかを抑えてくれる
ちなみにこのマイクは丁寧に扱ってくれ
もちろん、他のマイクも丁寧に扱うべきだし、基本マイクは大事にすることがルール
しかし、このマイクは一本3万近いのでドラムセット分だけで本数的に9万近くかかってる
くれぐれも451を縦に並べてドミノ倒しとかするなよ するなよ するなよ?
あと、サイリウムにサイズ感が似てるので、これでヲタ芸カマしてミックスとか打ってるヤツいたらシンプルに怒られます
何事もシンプルに怒られるのは笑えません


・SENNHEISER MD421MK2
メーカー/SENNHEISER
指向性/単一指向性
音質/中低域を強く感じる
周波数特性/30Hz-17kHz
次は"くじら"の愛称で知られるMD421の後継機
見た目がその名の通り"くじら"
黒くてぶっといヤツ
作り方を間違えた恵方巻きみたいなヤツ
コイツの利点はダイナミックマイクであること
ファンタム電源を必要としないのが楽
用途としてはドラムだとタムに立てることが多くて、時たまボーカルマイクにも使用する
低域をコネクタ部分で5段階調節できる機能もついており、中低域もちゃんと拾ってくれるSENNHEISERと言うメーカーはSHUREと双璧をなすブランドなので老舗としての信頼もある 本来はワイヤレスマイクに力を入れているメーカーではあるがシンプルなダイナミックもなかなかのクオリティ
そんなことより、昔くじらってピン芸人がいてアングラー(釣り師)のマニアックなモノマネを披露してたんだけど、それがメチャクチャ面白い  
ああ言う細かいモノマネする人って、すごい物事に対して拘りがあると思うんだよね 次


・NEUMANN U87ai
メーカー/NEUMANN
指向性/指向性切替式(無指向 双指向 単一指向)
音質/全音域に対応した高級感
周波数特性/20Hz-20kHz
次がNEUMANNのU87ai
元々60年代頃に製造された87の最新機であるai
とにかくボーカルマイクの定番中の定番
だいたい、レコーディングのボーカル録りはこのコンデンサーマイクで決まり!って感じ
逆にこれがオーソドックスなので、87以外でボーカルRECしている人はよっぽどマイクに拘りがあるんだと思う
ローカットスイッチが搭載されていて、録音時に不要な低域をカットしてくれる機能
他にもパッドスイッチがあって、録音する時にマイクが耐えられる音量以上のレベルを録ろうとするときに10dB感度を落としてくれる
さらに、指向性は切り替え可能で3パターンに選べる仕様にもなっている
が、しかし 先に言っとくがとにかく高い
定価で30万はくだらない 音楽日曜大工ことサウンドハウスで買っても27マン近くする
さらにサスペンスホルダーは別売り
そして、コンデンサーマイクでもあると言った庶民のことを全く考えてない感じ
すげえ良いマイクで業界最水準だから、CDとほぼ同じ音質でボーカルやその他の楽器も録れるけどなかなか手が出ない 北斗無双で何回大当たり出せば買えるのかって話
あと、ジャグラーなんかいくら打ってても買えないからそこは悪しからず


・audio technica ATM25
指向性/超単一指向性
音質/低域強めのドンシャリ
周波数特性/30Hz-15kHz
5本目に紹介するマイクはATM25
日本を代表するオーテクの代表作だ
音質としては低域強めでアタック感抜群な感じ
周波数的にはドンシャリ気味で、ドラムのキックを録る専門とも言っていいマイク
もちろん、ベース等の他の低音楽器の録音にも使われるが基本的にバスドラ=ATM25と言っていい それぐらいベーシックなモノだ
女子大生の留学=男漁りぐらいベーシック
そして、指向性はスーパーカーディオイドなので、ものすごい音を拾う範囲が鋭い
単一指向性ってのは音を拾う範囲が狭いって意味なんだけど(指向性が単一)このマイクはそれに超が付くので周りのいならい音を拾わない
つまり、かぶりが抑えられるので優秀
ドラゴンボールもドラゴンボール超の方が何かと読んでて優秀だろ つまり、超はすげぇ
あと形状的にマイキングしやすい
写真は意地でも載せないので、宇多丸的に言えば「せめてお前がいつもいじってる
その機械で調べとけよバカヤロウ」だが
見てもらったら分かるけどシンプルなデザイン
下から上に向けてマイクアレンジしたり、外から内に向けたりも出来て自由自在
これも抑えておく重要なマイクである


・SHURE BETA 91A
指向性/半球指向性
音質/パワフルなローエンド音
周波数特性/20Hz-20kHz
次は少し変わったマイクをご紹介しよう
何故、この流れでこのマイクなんだよってツッコミを入れてる野郎はマイクヲタクなんで近寄らない方が良いに決まってる
このマイクはバウンダリーコンデンサーマイクと言いマイクスタンドで立てずに、地面に置くタイプのマイク
基本的にはバスドラの中に入れ込むマイクでお馴染みで指向性も半球なんで360°の音を録ることは出来ないのが特徴的
見た目も遊戯王のストラクチャーデッキぐらいの厚みとサイズ感で面白い
ただ、珍しくてユニークなマイクなので紹介してみただけだ


・Electro-Voice ND46
指向性/超指向性
音質/明瞭でクリアかつ、抜けのあるサウンド
周波数特性/70 Hz-18 kHz
そろそろこの小全集も佳境に突入したところで
ドラムやギターに最適なダイナミックマイクを
ご紹介しておきますか
このマイクはコンパクトでデザインもシンプル
僕はドラムのタムのリムに取り付けたことがあるんだけど、他のタムもいける
あとは、ハンドリングノイズを低減してくれて
低周波数の振動ノイズもシャットアウト
なんだかすげえマイクよ かなり優秀
音質的には非常にヒルナンデスのファッションバトルなみに抜け感がある
すごい音の粒が立ってて明瞭なイメージかな
レコーディングでどれだけこのマイクが使われているかが微妙だけど、確かな信頼はある
しかし、このマイクには嫌な思い出もあって
専門時代に46のマイクケーブルを本来回線図としては違うマイクポケットにセットしてしまい
フェーダー上げても音が鳴らず、講師の人に勝間和代なみに怒られた過去がある
みんなもレコーディングする時は配線を間違えないようにしましょう
勝間に怒られます あの勝間にです


・BLUE 全機種
最後はボーカル用コンデンサーマイクの帝王
BLUEと言うメーカーのマイク全機種
これは僕が人生で一度で良いから
使ってみたいマイクなので記載しました
まず見た目がカッチョいい
ぶっとくてカラーも原色を使っていて、ヘッドの向きを下にして吊す形でセッティングして使う、とても派手なマイクである
そして、高い Bottle Mic Lockerってのは
6万近くする 尚更使ってみたい
しかも、真空管コンデンサーが搭載されていて
指向性は装着するマイクカプセルによると言った縦横無尽ぶり なんだか泣けてくる
ラッパーもレコーディングでこのマイクをよく使用しており、滑らかな高域までもキャッチするのでボーカルにも最適な一本となっている
厚みのあるオープンなサウンドで音像もハッキリした聴こえ方で音質としても申し分ない
なんとかして手に入らないモノか…
僕が前澤社長ならバスキアなんか落札しないでBLUEのマイクを大人買いするなぁ〜
それにしても剛力彩芽も吹っ切れた感じだね
ランチパックのおかげかな 旨いもんね
ただ、個人的には二枚だと少ない
三枚は欲しい ってなんの話してんだか


ってことでこのブログ終わりたい
みんなもレコーディングするときはマイクのアレコレを気にして欲しい
マイクの知識が増えると音楽は楽しくなる
もちろん、楽器の特性もそうなんだけど
マイクはそれを越える面白さに満ち溢れているかもしれない 最高な世界じゃない?
今は宅録文化が普及して、あまりレコーディングスタジオに意味をなさなくなってきた感じがるけど、是非、誰かに録られる感覚も持って欲しいです 日本だって、マイクもエンジニアも素晴らしい環境がちゃんとある
じゃあ、ここらへんで お開きです
バイバイ



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