見出し画像

カラードライフラワーについて(#2)

カラードライフラワーについて(#1)の記事ではカラードライフラワーの魅力を中心にご紹介しました。
こちらの記事ではカラードライフラワーの作り方、扱い方を中心にご紹介させていただきます!

ドライフラワーにする前に…

まずは染め花について少しお話させていただきます。

染め花とはその名の通り、お花を染めたもののこと。私たちが染めている染料はお花専用のものです。基本的には市場から仕入てきて水揚げをするのですが、お花を染める場合は、その水をカラー剤にしています。
花の品種や染める時期、室温によって色の出具合は全く異なってきます。


どんなお花が染まる?

基本的には花であればほとんどのものが染めることができます!
しかし、枝物だったり、スターチスのような花の額には染まりません。
(スターチスの花のように見える部分は実は花ではなく額になります。花は咲き終わってから出荷されます。)


おすすめの染め花

ドライフラワーにしやすいお花40選でもご紹介しましたが、バラ、スイートピー、エリンジウム、チューリップ、レースフラワーなどおすすめの染め花はたくさんあります。
その他、マトリカリアやワックスフラワー、ガーベラもかわいいです。

基本的には白いお花に色を入れる事が多いですが、赤いバラにあえて赤を入れたり、色付きのものにあえて違う色を吸わせることもあります。


画像はブルーファンタジアにピンクを吸わせたもの。ブルーファンタジアはドライフラワーになると白っぽくなるのですが、ピンクが入ることにより、また違った見え方になりました。


最近は染め花作りに力を入れている花農家さんも。こちらはケイトウの産地。パンチがありますね!!


染め花をドライフラワーにしてみよう

次はいよいよ、染め花をドライフラワーにするコツをお伝えします。

基本的にはドライフラワーの作り方と同じなのですが、気を付けていただきたいのが「染め花は手にカラー剤がつきます!」
茎に触れたり、葉の処理をしただけでもつくことがあるので気になる方は作業をする際に新聞紙を敷いたり、ゴム手袋をすることをおすすめします。

吊るす際は壁から離して。
壁にくっつけて吊るしてしまうと染色剤が付いてしまう可能性があるので
壁から離して吊るすようにしましょう。画像のようなサークル状のものがあると便利です。

カラードライフラワーになった後の変化

生花からドライになると花は縮み、少しくすんだようになります。
少しアンティークな雰囲気に。

吸わせ具合でも色の出方や雰囲気が変わってきます。どちらがお好みですか?

greenpieceでは、自宅でも簡単に作れる染め花キットを販売したり、「ドライフラワーになるお花の定期便」で染め花を入れたりしています。
クラフトなどの二次活用もしやすいカラードライフラワーを一緒に楽しみませんか?



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?