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プリズムのきらめきを見たか⁉

プリティーリズムレインボーライブ、KING OF PRISM(by Pretty Rhythm / -Pride the HERO-)を見てもうそのことで頭がいっぱいなので、感想を今のうちにまとめておきます。スッスッスも見ているのでこちらも近々……。


プリティーリズムレインボーライブ

レインボーライブとの出会い

 ちょうどYouTubeで全話無料公開が始まった2023年の暮れ、友人がRTしてくれた下記のツイートでムムム! となったのがきっかけ。

RTしてくれた友人とカラオケに行ったときにこの子たちの歌を歌っていた記憶もあり、せっかく無料なら見てみよ~となった。51話!? 思ったより長い。まあこの前スラムダンクとハンターハンター全巻大人買いした私に怖いものはないですが……。
 私はびっくりするくらい猫キャラに弱いので、ビジュアルの時点で森園わかなさんから目が離せません……になっていた。可愛すぎる~~~号泣。カラオケの映像ではこの福原あんって子と双子っぽい感じの立ち位置だったよね?(当時の初見感想)キャラクター診断はりんねさん。ジンギスカンって何?
 また、該当ツイートは見失ってしまいましたが、「レインボーライブはこんな作品が好きな人におすすめ」の中に『少女☆歌劇レヴュースタァライト』があったのも大きいです。私はスタァライトというアニメに一生を捧げているので、名前を出されたら見るしかない。

視聴開始~31話

 早速見るぞ! と感想をツイートしていたら、友人から「20話くらいまでギスギスしてるけどその後一気に面白いから」とフォローが入る。この指標がなかったら結構辛かったかも……ほぼ全員がドン底の状態からスタートしてるから、全員驚くほど余裕がない。限界具合がオッドタクシーみたい(アニメ『オッドタクシー』も、登場人物ほぼ全員のステータスにデバフがかかった状態で始まる)。あまりのギスギス限界具合に視聴中、まともなのってあんちゃん、カヅキ先輩、クーさんだけじゃない? などとのたまっていた。
 それはともかく、描写がすごく丁寧なアニメだと感じた。一話で言うと、なるが「身長が低い」と自分のことを紹介した後に通学中の電車が映されるのだが、隣り合う人たちに比べてほーーーんとうに小さいので、視覚的にも「かなり小さい」と理解する。プリズムショーが苦手だということに触れたあと、職業体験の話になり、そこに出てくるプリズムストーンの募集要項にはプリズムショーについてちゃんと映っているので、なるの両親が心配そうにしている描写が唐突じゃない。
 どれも些細なことではあるんだけど、言葉だけじゃなくてそういう紐付けをちゃんとしてくれているので、その後のトラブルシーンもしっかり治めてくれるんだろうな、という安心感があってよかった。

 この時点で、家で一人で見たり、友人とカラオケの大画面で見たりとかなり楽しんでいた。プリティーリズムレインボーライブって面白い! ライブシーンがあるのも嬉しさポイントが高い。
 友人とカラオケで見たのがちょうど、べる様がプリズムライブができない回で、痛々しい姿につらすぎてしゃがみながら見ていた(24話 ひとりぼっちの女王あたり)。でもこの次の話の「さよなら、べる」、ズルすぎる~~~~~~~!!!!!!!!!!!! って叫んだ。このタイトル、ズルすぎる。今感想を書くにあたってもう一度見てきたけど何回見ても涙が滲む。
 べる様とわかなの過去もすごく良い。べる様が絶対王者かと思いきや、べる様とわかなは幼馴染で、対等なんだ……「昔はありがとうって言えてたよ」の言葉が大好きでずっと覚えている。この言葉が出たシーンってべる様はギリギリの状態だし、セリフ自体もあたたかいものではないんだけど、「昔を知っている/現在に意を唱えられる」衝撃がすごくて。べる様が体調を崩しているときに、わかながおとはを呼ぶのもすごく良い。本当ならちゃんと出場を止めるべきだし、医者に行くべきだし、三人ともそんなことはわかっている。でも、それが許されない環境にべる様は身を置いているということを知っているから、そこでべる様を助けるのは仲間であるわかなでありおとはなんだ〜っっっ!!! 大人は本当に何をやっているんだ。
 31話まで見てここら辺でみんなのわだかまりもほぼ解消されたところで、うろ覚えプリリズをした(髪型、カラーリング等をなにも見ずに描く遊び)。レインボーライブを見始めてからほぼレインボーライブのことしか考えていなかったせいで我ながら結構精度が高い。ただ今見るといとちゃんの目の色とか諸々間違ってますね。


31話まで見た後描いたうろ覚えプリリズ

 序盤のわかな、宮廷道化師って感じで良い(王に物申せる感じが)。実のところ親友、大親友より大大大大大親友でしたけども。あとモモが中身ペンギン(?)、人形態ではメカなのロマンがありすぎてめちゃくちゃ好きになっています。

31~40話

 私が無料公開期間中に見られたのはここまでです。
 愚かにも公開期間を勘違いし、40話までしか見ることができませんでした。ここからだってのによぉ〜。でもプリズム年末年始ができたのは最高でした。一月一日の0時過ぎにヒロの「グッドイブニ~ング♪ 」を見て大爆笑したりしていた。夜や朝だけじゃなくてそういうパターンもあるんだ。

プリズム年末年始

 みんなのデュオショー、曲もデュオが決まるまでの出来事も全部よくて、今まで見てきてよかった……とすでに全員のことが大好きになっていました。最近はずっとレインボーライブのアルバム聴きながら通勤しているんですけど、ALIVEが流れるたび号泣する不審者になっています。歌の入り方も気持ちいいし、このアニメってもしかして最高曲しか出てこねえのかな? 話は変わりますが、デュオショーを決めるにあたっておとはが取り出したプロフ帳、一時停止して舐めるように見ていたあれが10周年の展示会で展示されていて嬉しさで気絶するかと思いました。

一旦キンプリが挟まる

「41話以降が見られない⁉ 一体どういうことですか⁉」「すまない、公開期間を勘違いしていてYouTubeの無料公開はちょうど終わってしまった……」

 レインボーライブを配信しているサブスクに入るかBlu-rayを買うかの二択になってしまったわけですが、その前にキンプリを見ることになりました。
 友人がキンプリのBlu-rayを購入したということで、「本当はレインボーライブ完走後に見て欲しいんだけど……」と渋る友人を押し切りKING OF PRISM by Pretty Rhythymを見ることに。
 いや、面白。
 冒頭ライブのシュールさにまず笑いが止まらない。コウジがめちゃくちゃ嫌(良いという意味)……彼女のことを匂わせっていうか直接嗅がせてくるんだけど……。
 シンちゃんの「世界が輝いて見える!」のシーン、4DXではシャボン玉が出たんだよ〜と友人が教えてくれ、プリズムの輝きってシャボン玉なんだ(嬉)となる。
 ユウくんが声変わりしていることに衝撃を受けつつ、登場するのが嬉しくてこの映画ってずっと嬉しい……っ!! と感動していた。
 ジュネ様がいるけど引退してるっぽい……? コウジ、ヒロ、カヅキ三人とも顔とか体つきとか大人になってる……シンくんへの説明がされているシーンで、そんなことが!? になり、レインボーライブを完走しないままキンプリを見ていることに若干後悔の念を抱き、早く最終話まで見ようと決意。キンプリにも女子のその後が出てくるの嬉しすぎるし、「逃げるのか?」ってヒロを焚き付けたカヅキ先輩がアレクに「逃げるのか?」って言われたときに勝負を受ける決断をしたのめちゃくちゃ良い……。男女平等プリズム空間も出るし、彼女と同じジャンプをしながら「まだまだ行くぞ!(ドスの利いた声)」をするコウジも出るし……。モモが抱いてる赤子は何? 友人もわからんって言っててウケちゃった。何!?
 色々感想は沸きつつ、完全応援上映用の諸々に「応援上映、行ってみた過ぎる!!」と思いました。大事なのは格!☝️ 彼はまだ小物です……👇 の愉快なペンライト振り付けも教えてもらった。次回予告も気になることばかりだし、早く次も見たいよ……っていうか、30分くらいしか見ていないつもりだったので、EDが流れたときに「これがOPかあ。OPが中間くらいで流れる映画の構成わりと好きなんだよな」などと本気で思っていた。EDだった。
 大和アレクサンダーVS香賀美タイガのEZ DO DANCEと十王院カケルのOrange Flamingoは、友人とカラオケに行ったときに映像だけ見ていたので把握していました。アレク達の曲にはわかなの虎が出る(わかなの虎ではない)。
 実際に映画などで該当ショーを見る前のツイートもあります。

アレクの名前を知らない頃
動物が何故か縦置きされているオレンジフラミンゴ

キンプラも挟まる

 次回予告が気になりすぎて、キンプラも見ることに。
 ルヰくんは声が高めだからヒロよりキーが高くされてるんだよ〜と教えてもらう。ヒロ結構低いもんな〜。クーさんがあやしてるのは一体誰と誰の子なんですかね? 千里さんにそっくりな先生もいるし、詳しく教えて欲しいところがあまりにも多い。
 この時点ではヒロのお母さんが介護施設的なところで働いていることまでしか知らなかったので、ヒロとぎこちないながらも親子しているのを見てこれ絶対レインボーライブ見てから見た方がいい奴!! となる(n回め)。
 三つの場面が同時に展開するの気持ち良すぎる〜コウジ、いとちゃんの技全部使うの面白い。「わがままヒロに愛想つかした!」←この見出しちょっと好き。あとカヅキ先輩の欠場の可能性に対してアレクだけは「逃げる気か!」って言ってるのも好き。仁の意向的にはどんな手を使ってでも勝ちをもぎ取りたいわけだから、出場しないならそれで問題はないはずだけどアレクは直接対決でカヅキ先輩と勝負をつけたいんだなと思ったので。
 タイガの選出、実際の人気投票結果を元にしてるって聞いていいな〜!! と思った。そういうライブ感がある作り方されてるの嬉しすぎる。
 ストリート系だけなんか世界観違う気がするけど歌唱力と見応えがすごい。アレクのショー、みんなが悲鳴あげる中一人だけ大喜びしてるファンいるの最高。アレク(本体)以外が散っていくのも面白いし、ジョージがガチ喜びしてるのも面白い。カヅキ先輩のショーもかっこよすぎる。アレクのショーに対する返歌みたいなものだし……。
 ポルプリを見ていたので、ルヰくんのショーにポールダンスが出るって聞いてすごく楽しみにしていたんだけど、ポールダンスはもちろん布の物理演算がすごすぎる。あと急に回想で強気なりんねちゃんが出る。記憶がある声をしている〜……。ルヰくんがシンちゃんを刺したのと同じ構図の回想シーンが流れたので、ルヰくんもりんねちゃんもシンちゃんのかつての姿(?)もジュネ様もプリズムワールドの住人なんだろうなとフワッと理解。
 prideはすごい。イントロでもう優勝じゃない? 誰よりも早く曲がprideだと気づく仁も最高だし……なるとべる様の間を通って降り立つのもべる様のバイオリンが入るのもアツすぎる!! 仁がギリギリまで抵抗するのも大好き。
 もぜ〜んぶ作り終えたよ⭐︎←天才アーティストすぎる……。EDに出てくる記事が全部景気良くて嬉しい。コウいとのデートに一緒に行ってるおとは、身長が伸びてるなるなどにジーーーンと来ていたらアンコールオバレ嬉しい!! 最初のライブとは相手役の配役変わっててちゃんと配慮がある! コウジはもう完全に名前を言っていて隠す気ゼロすぎるけど……。
 キンプラ、面白かった。レインボーライブ見終わったら絶対もう一回見ます。

地球は黄色かった……!

ようやく41〜51話

 ニコニコ動画のdアニメストアに恒常的に加入しているのですが、どうやらこの中にレインボーライブがあるようだと気づきました。これは僥倖と早速見始め、もっと早く見ればよかった……! と頭を抱えました。
 以下は、ヤバい!! と叫びながら見ていたシーン。
 ヒロが「ノロマな亀さん……」とコウジ・カヅキに言うシーン。うさぎと亀の話をしているんだろうけど、あの話ではノロマな亀が勝ってうさぎが負けるよなあと思い、この人最後には負けるつもりなんじゃないかなと思う。
 りんねはこの世界に来る際には、本当は姿を変えるという話、りんねの曲giftの歌詞「夢がどんな姿で貴方の側に来るか 分からないけどだから 素晴らしいの」っていうことなのか!?
 45話、44話での次回予告のタイトルコールがべる様で、タイトルが「薔薇の革命」だから完全にべる様回と思っていたのでいい意味で裏切られた! ここからキンプリが始まってるんだね。

ヒロがカヅキをアパートに招いた後の会話

 おとは、覚悟が決まっていてかっこよすぎる。わかなは逃げ癖、べるは思わず圧をかけてしまう(そんなつもりはなくても)という二人の悪いところが出ても、おとはは凛と前を見据えるんだね……。べるが圧をかけてしまうの、完全に母親の影響だよな〜。一日店長をしたときもそうなんだけど(「貴女のためを思って言っているのよ!?」というセリフなど)親から受けた態度は一朝一夕では消えずに残り続けるのがリアルでかなり好き。
 おとはのハットトリック、漢気すぎるのに直後のジャンプではとびきり甘い声のキラキラキラ〜ッ! が出るからかっこいいのか面白いのか可愛いのかもうよくわからなくなっていたけど、もう全部ひっくるめて最高だった。ALIVEでは優しい声でいとちゃんを励まして、でも優しいだけじゃなく芯のある言葉と行動でいとちゃんとコウジの背中を押したおとはが、今回のソロではメルヘンさはそのままにみんなを引っ張る側に回ったのがかっこよくてもう、もう……! Vanity❤︎colon、歌詞が夢みたいに可愛いだけじゃなくて傷とか嘘みたいな言葉が出てくるの良いよね。そもそもタイトルにvanityが入るのもすごいし。vanityに❤︎付けるセンス。
 みんなのショー、全部最高すぎて「最高」しか言葉が出ない。ここまでみんなの葛藤だとか成長だとか友情だとか家族との関係だとか、とにかくたくさんのことを描いてきて、その集大成だからもう泣いちゃうよね。

わかなが占いやり始めたのも、自分の決断を後押ししてくれる何かが欲しかったからとかなのかな?


 打倒ジュネの話が出たとき、「そんなの無理だ」と最初に声を上げたのはわかなで、わかなの中では無理なら逃げれば勝負しなくて済む、勝負しなければ直接対決で負けるわけじゃないっていう考え方がずっとあったんだろうな〜と思っていて、でもその逃げる癖があるわかなが逃げずに「成功 大成功より 大大大大大成功」を目指したのもう、かっこよくてアツくて……文章書きながら今人間の輪郭を保てなくなりそう。べる様のジャンプも、今までのことが全部糧になって形成されているジャンプという感じで、ここまでレインボーライブを見てきた人だったら目頭が熱くならざるを得ない。
 ラブリンがいなくなったときにすごく取り乱したなるが、りんねがいなくなったときに落ち着いていたのすごく良かった。話の構成としてもなるが一番に覚醒することで、「プリズムショーができなくなっている」という困難に集中できるし、ラブリンのときに成長したなるだからこそ、りんねが消えた今、自分のできることを模索できる、という……やっぱりこのアニメ、すごく丁寧に話が作られている……。
 最後みんなでプリズムライブをするところ、ジュネ様が指揮者なのこのためだったのかっていうくらいキマっていて嬉しかった。りんねのドレスに施された虹がずっと色を変えながら煌めいていたのも良かった……。
 りんねがなるにささやいた言葉、「いってきます」なのかな? さようならは寂しいけど、いってきますならまた帰って来れるから……。
 最終話はほっこり回かと思ってたんだけど、りんねがモモデザインの服を着て「はぴなる」って言った瞬間ここまで見てきて本当に良かった……と思った。一話と最終話が似た演出だけど確実に色々変わっているっていうの大好きだから、そこも嬉しい。オバレのライブはガヤがやかましくて楽しかった。あやねるの声、通りがいいから変なガヤもめちゃくちゃハッキリ聞こえて面白い。

 プリティーリズムレインボーライブ、見て良かった!! 全員の名前、頭文字でRAINBOWなの最高!! 不死鳥のように何度でも蘇る仁さんもいるし、キンプリの続きも絶対見る!
 レインボーライブを見たときあまりに胸がいっぱい、満足感に熟睡しすぎて次の日、初めて寝坊して遅刻しました。プリズムの煌めきに当てられてなんかもう会社に行ってる場合じゃなかったかも。

 全話完走後、10周年の展示会に行ったりキンプリの応援上映に行ったり色々したのでそれもまた別にまとめたいと思います。
 こんな楽しくて面白くてアツいコンテンツを知れて本当に良かった!!

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