2024/07/27

OMORIコンサートin仙台、夜公演に行ってきました!
もう2日前だということが信じ難いくらい未だにごちゃごちゃの頭で、ごちゃごちゃの感想を書こうと思います。


2024年3月2日、待ちに待ったOMORI3周年コンサートの配信日、唐突に発表された仙台公演!
3周年コンサートの半年後に!?仙台で!?!?仙台フィルさんによって!?!?ととにかく驚いたのを覚えています。
2023年5月5日、2024年11月22日、2024年7月27日と連続してほぼ半年ペースでコンサートが行われているということ、すごすぎる。しかも日本で!!

後の河合さんによる同時視聴配信で指揮者ありでの演奏になることもお知らせされたりと、MUSICエンジンさんの演奏とはまた違った、新しいOMORIのコンサートになりそうでわくわくしていました。

まだまだ半年後……と思っていたらいつの間にか目の前に迫っていた7月27日。
本当に仙台で……??とフワフワの頭で仙台に到着、牛タンやずんだを食べまくりつつあっという間にコンサートの時間に。

コンサート会場の近くに木がもりもり生えていて、雰囲気がかなりハルバルでした。電線の感じや、日が暮れる前と暮れたあともかなり!!!

仙台にもこんなにもたくさんのOMORIファンが!!と感動しながら自席へ。
数列前にお掛けになる、とてもとても見慣れた方。
か、河合晃太さんだ……!??!??!!?!?!!?!?!!?!
い、いらっしゃる……本当に……河合さんが……
びっくりしすぎて頭から地面に突き刺さりました。
同時視聴配信で「客席にいるので〜」と仰っていましたが、こんなにも目の前にいらっしゃるとは思わず……………めちゃくちゃ動揺してしまいました。
時々、通りかかった観客の方が気づいて(!?!?!!!)という顔をしているのを何回かお見かけして面白かったです。

パニックになっていたらいよいよコンサートが開演。心の準備が出来ていなくても18時は、来る。

M1
何度も聞いたTitle。このシンプルなフレーズだけでたくさんの思い出が頭を駆け巡り、一気に「OMORI」の世界に引き込まれます。
WHITE SPASEやBy Your Side.はシンセの松崎さんやピアノの川村さんなど、いつものメンバーの方々の演奏で安心と嬉しさがありますね……


M2
Trees…は、フルートの音をなみなみさせる方のバージョンで演奏されていて、より原曲に近く感じました!このバージョンもヒロビロ森のそよぐ風や流れる雲を感じれて好きです。程よく揺らすの難しそう。

イセカイの曲は本当にオケ映えして大好きです!!

今回全編を通して、とにかく音のバランスが素晴らしいな〜と感じていました。ホールとかの関係もあるのかもしれません。
聴きたい音がしっかり聴こえて、裏でひっそり鳴っている音との関係もちょうど良くて感動しました!!
そして、全体的に原曲に忠実に、良い意味でフラットに演奏されていたように思います。
MUSICエンジンさんの前回公演では解釈や想い、願いのようなものを強く感じてとても好きだったのですが、今回の仙台フィルさんの演奏はフラットなぶん、受け手側により多めの余白が残されているように感じました。一番の違いはそこかなと思っています。
どちらにもそれぞれの良さがありますね!!

M3
スペボのゾーンだ!
ミックステープのラジカセ、コンマスさんの付近に置かれていないけどどうするのかな……と思っていたら指揮台の裏からスッと……!
2ループ目が流れてしまうトラブルがありましたが、指揮者さんが頭をポリポリかくジェスチャーをして会場が和んでいました。
音に合わせて揺れていたのもかわいかったな……

指揮者の神成さん、とにかくエンターテイナーで、ご本人が音楽と物語を楽しみつつ、観客を最大限楽しませてくださる振る舞いを終始なさっていて大好きになってしまいました。
OMORIのコンサートの指揮ってこうなるのか……!と、見ていて新鮮でしたし、視覚的にもOMORIの音楽を楽しめて面白かったです。

Trouble - NEVER/ALWAYSは、何度聞いてもシンセとドラムと弦楽器たちのリズムの組み合わさり方がすごくてビビりますね……
You Were Wrong. Go Back.のティンパニが爆発していてすごかった!!!!ティンパニであってますか!?!あんなにも爆発出来る楽器なことを知りませんでした。迫力と圧がとんでもなかったです。

指揮者さんがメインとなるパートに向かってビシッと指差すように振ると、まるでそこにスポットライトが当たっているように感じて、なんだか素敵でした……


M4
外の世界だ……
セトリは前回と同じであることが分かっていても、一応パンフレットは読まないようにしていたので、扉を開けてくれたことに安堵しました。

Where We Used To Playのピッコロとクラリネットが一緒に奏でるメロディ、かなり原曲に近くて驚きました。息がとても合っていて1つに聞こえましたし、バランスも素晴らしかったのは同じオケの奏者さんならではのパワーなのかな?と思いました。

Just Leave Me Aloneのぎゃんぎゃんギターは何度聞いてもビビりますね。コンサートホールであんな大暴れを聴けることはなかなか無い。
指揮者さんがCram It Wadのアップのリズムの所で、地面を突き刺すように振っていたのがなんだか印象的でちょっと面白かったです。


M5
スイハさんのゾーン。
サックスが本当にかっこいい……
Eternal Dungeon、やっぱりティンパニさんの圧がすごい。緊張感を感じるピチカートも好きです。
スイハ城内の曲はどれもストリングスが美しくてオーケストラで聴ける喜びを噛み締めてしまいます。


M6
すっかりオモコン名物となった、苗モグラことオタマトーンさんたちの大合唱。
東京から大量のオタマトーンが箱に詰められて仙台まで輸送されたんでしょうか。その様子を想像するとなんだか面白い……
既にタイムラインのあちこちでも話題になっていますが、今までの苗モグラに比べてややトマト投げをミスっていて可愛かったです。めちゃくちゃウケていた。本来の苗モグラたちの合唱に近いのはこちらだったかもしれませんね。
曲の始まりでフライングしてる苗モグラがいて、指揮者さんが客席にむかって(ごめ〜ん!!)のジェスチャーをしてそれもウケていましたね……!

そして始まるWorld's End Valentine。かっこよすぎる〜〜!!!!
これで終わらずに、I Just Love The 50s!!!で前半を締め括るの、本当に物語を大切にした素敵なセトリだなぁと毎回思います。



ここで前半が終わり休憩時間へ。いつもこの20分間、感動と驚きで全く動けずに終わってしまう。
今回はというと、演奏を噛み締めてしおしおになりつつ、本当に河合さんがずっと目の前にいらっしゃるなぁ………………………と心臓がティンパニばりにドゴドゴ鳴っておりました。
時々話しかけに来ている方もいらっしゃって、それを後ろから見ているのが楽しかったです。


M7
そして後半へ。
川崎公演の感想noteでも同じことを書きましたが、休憩を挟んで少し現実に戻ってしまった頭を優しく、けれど確かにOMORIの世界へと引き戻してくれるLost Libraryが大好きです。なんて素晴らしいセトリ……

Swirly 1000xを経て、Dear Little Brother...で締め括られるM7。ピアノで始まりピアノで終わる、いよいよ真実へと近づいていく予感をさせるセクションだと感じていて、とても好きな部分です。


M8
サイゴノ楽園の音楽、どれも楽しくてだ〜いすき!
ノリノリになっちゃいます。
サイゴノ楽園に来るまでの浜辺〜海〜桟橋の不安感から、井戸を降り、ラジカセをONにして音楽が流れて、ケルにまた出会えたあの安心感を思い出しました。


M9
Underwater Highwayはオーケストラでやる上で一番好きな曲かもしれない!波が揺れる様子が目に浮かびます……

いつかH20:HCLもやってほしいなぁ……なんてハープを見るたびに思っています……!

そしてUnderwater Prom Queens、ティンパニがまたしても大爆発している!!!空気がぐわぐわ震えていました。


M10
いよいよブラックスペースへ……

こちらもオモコン名物となったフライパンによるWelcome Again.
これも東京から楽器として運ばれたんでしょうか……
ブラスペ曲の楽譜を初めて見た時の仙台フィルの皆様、一体何を思ったんでしょう。

56-12-2に対して、毎回「本当に勘弁してくれ!!!!!」と心の底から叫んでいます。ヒ〜〜

Do You Remember?くらいから涙を浮かべていました。マリちゃん……


M11
お墓でのピクニックのBy Your Side.あたりからたくさんの思い出が蘇り泣いてしまって、何も考えられなくなりました。

この編曲のA Home For Flowers(Daisy)とCrossroadsは、祈りを感じずにはいられず、胸がいっぱいになります……


M12
ここのTitleは、"TitleがTitleである理由"を感じる演奏で大好きです。

Remembrance.、OMORI、DUETは前回との違いを一番大きく感じた部分でした。

中でもOMORIの1音目は、川崎バージョンはそれを聞いたあとに原曲を聞くと驚くくらい、感情や文脈を強く感じると思っています。
それに対して、今回は原曲に近いフラットさがあったように感じました。

Good Morningは本当にこの編曲のことが大好きでたまらないですね……

OMORIというゲームは人によって感じ方が全く異なり、それが面白い作品だと思っています。
今回のコンサートでは、その違いを楽しむことが出来て非常に楽しかったです!
指揮者の有無、演奏者さんによる感じ方、演奏の仕方、感情の乗せ方などなど、本当にたくさんの違いがあって、また新しいOMORIの見え方がありました。


そしてアンコールでは三鷹ぶりにFlouring With YouとBREADY STEADY GOを聞けて驚きました!!!
アンコールなにやるんだろうと思っていたらヨミジャムオが飛び出してきてトーストになりました。
両方ともオケ映えする曲で素晴らしい……

そして最後に、My time。
歌無しのバージョンはこちらも三鷹ぶりで、ピアノとバイオリンの二重奏から始まる様子はマリとサニー、の文脈を感じずにはいられませんでした。 こちらのバージョンもやっぱり大好き。
指揮者さんが(おやすみ)を口パクしていたのが印象的でした。
あと夜公演、HANDS!!ニキがいらっしゃいましたね!強者だ。
HANDSが響き渡った瞬間、指揮者さんが振り返り、ニキに向けて大きく 👍のポーズをしていらっしゃいました。なんてお優しい……! 本当に終始エンターテイナーで素晴らしかったな……

そうしてあっという間に終わってしまったコンサート。
カーテンコールで拍手をパートごとに、そして河合さんにも送れたことが嬉しかったです。 いくら拍手してもし足りません。
いつもコンサートの度に、筋力が足りず拍手の途中で腕がヘロヘロになってしまい悔しいので、もっとフルパワーで拍手をし続けられるよう、腕の筋力を強化していきたいと思います。

エントラスに出たら、河合さんがお客さんたちのお見送りをしていて、改めてなんて温かで丁寧で観客想いな方なんだろう……と感動しました。
ファンのことをとても大切にしてくださるMUSICエンジンさんだからこそ、心地良くコンサートを楽しめるなぁと思っています。


仙台公演、とにかく楽しかったです!!!
新たな発見があったり、改めてOMORIという作品に向き合うことができました。
たくさんのOMORIファンの方々と交流出来たことも嬉しかった!!
4年目に突入してもなお人気も盛り上がりも増しているOMORI、これからも楽しいことがたくさんあるといいなと思います!

仙台フィル様、MUSICエンジン様、公演に携わった全ての方、そしてこの長い文章を読んでくださったあなたも!ありがとうございました!!!!

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