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スターになるあなたへ

(サムネイルは前に某ショを訪れた際に立ち寄ったPayPayドーム。いつか美 少年のコンサートで来られますように)

 スターになる、と彼はよく口にしている。
 私にとっては、ファンにとってはもうすでに岩﨑大昇は大スターだが、この1年はその未来をよりたしかなもののように感じられた。

 岩﨑大昇さん、入所9周年おめでとうございます。毎年書いているように私は大昇のキャリアを最初から見ているわけではないけど、それでも大昇がアイドル10年目であること、私が応援し始めてから4年経っていることに新鮮に驚く。
 毎年入所日は「アイドルとしての誕生日」としてその1年を振り返ることにしているが、2023年は非常に濃密で、何から書けばいいかわからないくらいだ。私は「少年たち」や「Act one」を見ることは叶わなかったのでそこについては各誌から得られた情報以外記述を避ける。とはいえ、それを除いても、この1年は濃いものだった。

 昨年のアリーナツアーと「わっしょいCAMP!」にかけて、大昇がひとつ先のフェーズに進みつつあることを目の当たりにした。もちろんそれまでだって最高に輝いていたが、さらに強い、揺るぎないものを感じるようになった。もちろん元々の優しさや柔らかさは保ったままで、覚悟とか意志とか、そういったものの強さを感じるようになった。技術の向上、顔つきの変化、彼の中で何かが変わっているのを感じる。雑誌で「考え方の変化があった」というふうに語っていたので、理由とか何がどうとかは想像だけで語ることはできないし本人も言わないだろうからわからない。「言わないけどね。」とも言っていたし。それでも、それが大昇に良い変化をもたらしているのは彼を見ていて常々感じていて、頼もしく思っている。

 アイドル9年目の彼を語る上で、「ラヴィット!」は外せないだろう。
 昨年の3月、シーズンレギュラー卒業回のボヘミアンラプソディを見て大感激し、「またラヴィット呼ばれてほしいな〜!」などと思ってたらその後も少し間を空けてほぼ隔週で出ていた。ほんでその後2回シーズンレギュラーなるんかい。3回目のシーズンレギュラーって何? しかも1〜3月の水曜日→4〜6月の月曜日ってどういうこと? 昨年、8周年記念noteで「怪獣の花唄(Vaundy)が歌えていますように」と書いたが、まだ歌えてなくて面白すぎる。最近は負け顔の面白さを発揮し始めた。個人的に大昇の可愛いところとして「負け顔が良い」があるのでそれはそれで嬉しいが、怪獣の花唄は個人的に好きな歌で、ずっと大昇に歌ってほしかったので本当に歌ってほしい。にしても中島みゆき「ファイト!」の1番を丸ごと、安全地帯の「悲しみにさよなら」をフルで歌わせてくれて6月の卒業回ではMrs. GREEN APPLE「僕のこと」を合唱するのも確定しているのに怪獣の花唄は勝たないと歌わせてくれないの変すぎて面白い。
 なんにせよ、週に1度生放送でリアルタイムの大昇を見れること、たくさんの人に彼の素敵なところを知ってもらえる機会があることがすごく嬉しい。めちゃくちゃな多忙の中で朝からチャーミングな笑顔を見せる彼を見ると明るい気持ちで1日を始めることができる。週始めの月曜や中日の水曜など、ちょっと憂鬱な日の朝を楽しみにしてくれてありがとう。そもそも私は早起きが苦手なので、生活リズムを整えるモチベーションになってくれていることもありがとうと言いたい。
(帰りの車で落ち込んでいる日もあるみたいなので、無理せず気にせずいてほしいなと思うばかり)

 また本日、5月2日は美 少年Arena Tour2024 Gates+のオーラスでもある。舞台の稽古や他の仕事もしながらのアリーナツアーお疲れ様でした。私は4月27日の福岡公演を見た。ツアーも後半なのでレポや評判は聞き知っていたが、やはり生で体感する美 少年のコンサートはキラキラして幸せで、あたたかい空気に包まれた空間だった。パフォーマンスはもちろん、MCや空気の作り方も昨年に増して充実したものになっていて、グループがとても良い状態であると感じた。
 語りたいことはたくさんあるが、やはり自身で作詞作曲を手がけた大昇のソロ曲がなんといっても印象的だった。そもそも作詞作曲に挑戦したことが何より嬉しかった。ずっと先、いつかの話だと思っていたから。いつかやってほしい、今じゃなくても、と思っていたから。
 しかも、贔屓目なしに良い歌詞で良い曲だった。彼から生まれた素直な言葉で歌っていると感じた。飾らない美しさと包みこむような優しい強さがあり、彼がこの先どう在りたいかを示しているような歌だった。
 スポットライトに照らされて花道を駆け抜ける大昇、黄色いペンライトの海を背に歌う大昇はまごうことなきスターで涙が出た。大昇のことばや歌で大丈夫だと思えたことが何度もあるけど、実際に「大丈夫」と歌われるとほんとうに救われたような気持ちになる。

 スターになる、と彼は言う。でも、ずっと前からあなたは私にとって唯一無二のスターなのだ。

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