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　定期的に化粧ポーチの整理をする。なにがどこにあるかわからなくなるし、何も考えずに新しく買ったものをそのまま放り込んでしまってグチャグチャになるから。
　雑誌の付録についてきたそこそこデカいコスメポーチに日常的によく使うコスメを、100均で買った道具箱にそんなに使わないものやサイズ的にポーチには入らないもの(何色も入ったアイシャドウパレットとか)を入れている。とりあえず手持ちのコスメを並べていると、所有しているアイシャドウやマスカラ、アイライナーに対してリップがやたら少なくて面白い。自分の顔の中で目はかなりお気に入りのパーツだが口元は長年コンプレックスに思っているのが無意識で反映されているのかもしれない。いや、完全にそうというわけではなく、リップは思った色と違ったら嫌だから買うのを渋ってしまうのが大きい(シュミレーションできるサイトやアプリはあるけど、あまり信用していない)。

　今年も短い秋が冬に変わり、うっすら心身の調子が悪い時期に入った。春までこうだと思うとげんなりするけど、楽しい予定を作ったり、手持ちのコスメで新しいテイストのメイクを試したり、料理や掃除などのタスクをこなしたりして「自分は生活のことがちゃんとできる人間なんだ」と錯覚させてうまくやっていくしかない。
　というのがおそらく先週あたりに書いた内容で、今週はだいぶ持ち直した。おそらく人生これの繰り返しだと思う。慣れたい。慣れたいし、毎度自分の事を責めて鬱々とした気分になるのもやめたい。
　今週は結構元気になったので、元気がなくてできなかったことを勢いでいろいろ片付けた。雑誌の整理とか、大学在学中から現在に至るまで放置していた書類や参考書の数々の処分とか。だいぶ片付いて、今まででいちばんと言っていいほど机の上がスッキリしている。いい気分だ。前述のように、「私は生活のことがちゃんとできる人間なんだ」と錯覚してかなりごきげんになっている。しかし、月の「心身の調子がいい時期」の作業ペースをデフォルトと勘違いすると「心身の調子が終わっちまってる時期」に辛くなるから今はマリオでいうところのスター状態くらいに思っておいた方がいいだろうし、気力がいる用事は今のうちに片付けてのんびりと年末年始を迎えたいものである。
　年末年始……？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？