失敗しない部屋探し 基本編1(お部屋探しの流れを確認!)

「良い部屋を・いかにお得に・いかに効率よく見つけるか」のノウハウをご紹介!業界裏話もあります!


『初めての部屋探し・お部屋を借りるにはどうすればいいの?』

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こちらを読んで頂いている方には、「部屋探しをしたことがない」「不動産屋に行ったことがない」という方もいらっしゃると思いますので、今回はそういった方向けに、お部屋探しの基本的な流れをざっと書いていこうと思います。

※すでにお部屋探し経験のある方は飛ばしてもらってもいいと思いますが、復習や確認の意味で読んで頂けると嬉しいです!


1・住みたい場所を選ぶ

学生なら学校、社会人なら勤務先まで通いやすい場所で探す人が多いと思います。

「会社までドアtoドアで30分以内」「○○駅まで乗車時間20分以内」みたいな感じですね。

座って通勤したいから始発駅がいい、なんて人もいます。

または純粋に雰囲気が好きで住んでみたいと思う場所で探す人もいますよね。
まずはざっくりでいいので、住みたい沿線やエリアの候補を絞り込みます。


2・お部屋の希望条件をリストアップする

お部屋を選ぶにあたっての、自分なりの条件をリストアップします。
「バストイレ別がいい」「2階以上がいい」「寝室は7帖以上ほしい」みたいな感じです。


このとき「必須条件(絶対必要)」と「希望条件(あればいいな)」で分けると、基準が明確になって良いと思います

(必須条件)
・バストイレ別
・2階以上
・フローリング
・駅から10分以内

(希望条件)
・オートロック
・独立洗面台
・日当たり良好

みたいな感じでしょうか。
これを明確にしておくと、のちのち不動産屋に相談するときに、不動産屋の人もあなたの希望条件の優先順位をすんなり理解してくれると思います。


3・不動産ポータルサイトで検索してみる

スーモやホームズなどの有名不動産ポータルサイトで、上記1と2で候補に挙げたエリアとお部屋条件で検索してみます。

まずは「必須条件」と「希望条件」をすべてチェックして検索してみます。それで10物件程度のヒットがあれば、あなたの希望条件は実際の相場とそれほど離れていないことになります。

ヒットが0件だったり、あっても少ないようであれば、あなたの条件はちょっと無理があるかもしれません。「必須条件」は残して、「希望条件」をひとつずつ外しながら、再度検索していきます。

自分の希望のお部屋がそのエリアで見つかるのかどうか、相場感覚がこれで分かると思います。

ちなみにこういった物件検索サイトは、あくまで相場感を知るためのものという程度に使ったほうが良いと思います。物件情報ひとつひとつを時間をかけて念入りにチェックしても、実はすでに成約していたというケースも少なからずあるので、時間の無駄になります。


4・問い合わせをする

ある程度希望に近いお部屋がヒットしたら、情報を掲載している不動産屋に実際に問い合わせをします。

問い合わせは電話またはメールで行います。

同じ物件情報を複数の不動産屋が掲載している場合は、ランダムでもいいので複数の不動産屋に問い合わせをしてみると良いと思います。


5・不動産屋を選ぶ

何件か問い合わせをした中から、実際に来店する不動産屋を選びます。

このときはお部屋基準ではなく、不動産屋そのものの対応で選ぶと良いと思います。電話で問い合わせをしたのであれば、言葉遣いや質問への回答の仕方などで判断します。メールの場合は大体の会社が定型文を使っているので文面では判断しづらいと思いますが、問い合わせに対しての返信の速さが基準になると思います。返信の早い会社のほうが対応に信頼がおけると思います。

またはホームページをチェックすることも、その不動産屋の信頼性を測る良い基準になると思います。スタッフ写真が載っていたり、成約したお客様との写真が載っていたり、情報をオープンにしている会社は比較的信頼できます。

Googleなどの口コミを確認するのもいいですね。


6・不動産屋に行って物件を見せてもらう

実際にお店に行って、問い合わせのお部屋の資料を見せてもらったり、希望条件を伝えて店頭で新たな物件情報を見せてもらいます。そこから実際に見たい物件を絞り込んで、現地に案内してもらいます。

実際に行く不動産屋は1社に絞れればそれに越したことはないですが、もし絞り切れなければ2~3社行ってもいいと思います。
基本的に扱える物件はどの不動産屋も同じなので(詳細はまた追って説明します)、一番対応の良い会社で最終的に契約するのが良いと思います。


7・申込み

気に入った物件があれば入居申し込みをします。

具体的な作業としては、専用の申込用紙に氏名・住所・職業などの必要事項を記入し提出します。免許証や保険証などの本人確認書類も提示します。

ちなみにこの時点ではあくまで「申込」であって、まだ「契約」ではありません。この後の入居審査をパスしないと契約には至りません。

ちなみに、契約に至っていない段階であれば申込はキャンセルでき、違約金等の費用も一切かかりません。

8・入居審査

申込書類を元に、物件のオーナー等が入居審査を行います。
申込書の記載通りの職場に本当に在籍しているのかという確認や、きちんと家賃を払っていける人なのかという収入面をチェックしたりします。
審査書類として収入証明(源泉徴収票・給与明細等)や、新社会人であれば内定通知の提出を求められることもあります。

入居審査は一般的に数日~1週間ほどかかります。


9・契約

入居審査が無事完了したら、重要事項説明を受け、契約に進みます。敷金礼金等の契約金の支払も行います。


10・鍵渡し

契約書の取り交わしが完了し、契約金入金も完了すれば、鍵を受け取れます。
鍵は通常入居日の前日または当日に受け取れます。


11・入居

ようやく引越し・新生活のはじまりです!



ほんとにざっとですが、お部屋探しのおおまかな流れを書いてみました。

次回も基本編として、部屋を借りるのにどれくらいお金が必要なのか、どんな準備をすればいいのかといった話を書いてみようと思います。

それ以降は応用編として、それぞれの場面での注意ポイントや、うまくお部屋探しを進めるためのコツなどを、より細かく書いていこうと思います!

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