ようこそ 犬語の世界へ 犬同士の挨拶は慎重に相手を選ぼう。
秋ですね～
秋になりましたね～、はぁああ、風も爽やかでお散歩日和の日が続いています。
今まで朝４時～５時台のお散歩は終焉し、やっとやっと9時台でも良い感じに歩けるので犬飼にはホッとする季節を迎えたことになります。
この日は自宅を出てすぐに見慣れないペアに出会いました。
距離はありましたので、チェシアは「ふーん、誰かな？...んーだれでもいいや？」という感じで地面の臭いをかぎだし、川辺に向かう道を選択しましたが、見かけないペアのシュナウザー？が大声を張り上げこちらに近づいてきます...吼えているんじゃなく、大興奮でよくわからない声ですw
首輪なのでゼコゼコと飼主さんのオロオロに、どうしたわけかチェシアが「あれ？チーちゃんと挨拶したい？いいよ👌」というサインを出し始めたのです。
シュナウザーの飼主さんが「あのあのあの💦近づいても良いですか？」と、「あ、こんにちは❗はい、ゆっくりとぉ...」と伝えようとしたのですが、シュナウザーはすでに先行。
その距離10mほど...チーちゃんなら失敗をさせないだろうと任せ、リーシュを伸ばしチェシアを先行させました。
シュナウザーは飼主さんの強いリーシュ抑制を受けているので二本足走行になってしまっています。
そしてチェシアより遥かに早い速度ですっ飛んで来たかと思うと、チェシアに体当たりしました。
ひゃーっ、リデルならブッ飛ばし後、組伏せられるレベルだぜっ😅と、思いつつもチェシアはそれも受け入れています。
シュナウザーの飼主さんが「ごめんなさい❗噛みましたよね？ごめんなさい❗」というので、チェシアを見ると噛まれたよ😞という表情もなく、噛んだように見えるのは鼻先で強くつついたのじゃないかと思われます。
シュナウザーさん、もうもう大興奮で自分でも何をチェシアに伝えたいのかわからないぐらいの大騒ぎですが、チェシアはゆっくりと頭を下げたり、シュナウザーの耳の後ろを嗅いでみたりと対応しています。
シュナウザーの飼主さんにはリーシュは緩めたままで、犬の動きに合わせてくださいとお伝えしました。
チェシアの身体のあちこちを思う存分嗅がせてもらったシュナウザーさんは、だんだんと落ち着き、チェシアから2mほど離れていた自分の飼主さんの足元に戻りました。
その間５分ほど...シュナウザーの飼主さん、ビックリ👀
「うちの子、嫌われるのです...」
「ああ、動きが大きいから、相手がビックリか怖がっているのでしょう」
「犬飼うのはじめてで、夫が買ってきてしまったんです...私犬が初めてで...」
『ダメ夫だな...ｺｺﾛﾉﾂﾌﾞﾔｷ』
「こんなに穏やかに挨拶できるなんて...いつも吠えられるか逃げられるかでケンカみたいな騒動になるかで...」
シュナウザーはRちゃんという名前で1歳で夫が買ってきちゃった犬で、奥さんは猫は飼ったことあるけど、犬は初めてで少し怖いけどRちゃんはかわいい...という話でした。
そしていろいろわからず、近づけて良いのか？うちのは大丈夫で近づけてくる人もいて、大丈夫だというので近づけたらケンカになりそうに...という犬飼🔰あるあるでした。
ちょっとお節介かもと思いながらも、犬同士挨拶させなくても良いし、挨拶させたいのなら同じ興奮する同士はやめた方がいいし、興奮している犬は避けられるのが犬の社会です。...とお伝えして、ご近所ならうちの犬とは知り合いになれたので、またご挨拶できますよ、と伝えるとニコッと安心した表情になりました。
Rちゃんは再びチェシアに近づいて来ましたが、興奮は収まり、静かにチェシアの後ろの臭いを嗅いで、チェシアが振り向くとヒャッという感じで離れたりしています。
好奇心はあるけど、恐怖心もあってのあの大騒動な犬なのでしょう。
落ち着いた相手との場数を踏めば、犬の挨拶ができるようになるでしょう。
毎回言いますが、犬は初対面が大事です。
メンチ切りするような犬同士で何事もなく終わったから、それで良いというわけはありません。
人も初対面から「今日はこのぐらいにしておいてやろう」とけんか腰の挨拶を良しとはしませんよね？
Rちゃんは一見勇ましく見えますが、その実後ろからのアプローチが多いのを見ると本当は繊細さのある犬であることがわかります。
自分から離れることもできるのでケンカをしたい犬でもないでしょう。
犬は常に環境からの影響を良くも悪くも受けて学習していると言われています。
犬と会わせていれば犬の平和的な言語を学習できるわけではなく、やはり会わせて交流する相手を選ぶか、飼主やトレーナーがその環境を調節できることは大事なことですね。
良い挨拶、良い別れが次回の挨拶も自信に満ちてできるようになるのですから。
今回はチェシアのTeaching Dogとしての働きが💯でした(^-^)
ありがとう❤️チェシア❤️
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