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4月10日 下北沢ろくでもない夜

新宿に朝の7時半くらいにバスは到着。

道中、眠ったり、起きたりを繰り返して
だけどしっかりと京都から東京へ
移動できている。
深夜バス、さまさまだ。

暫し休んで、下北沢へ向かう。
今日のイベントは昼間のイベントである。

この、下北沢ろくでもない夜
元は下北沢屋根裏という
有名なライブハウスだった。

僕らボヤケルズは出たことはなかったが
上の屋根裏スタジオ、でいつも練習してた。
かごしまなまり、も
ときがたつってことは、もマーブルも
ここでバンドリハーサルを重ねた。

その屋根裏が去年3月で閉まり
上京してからずっと
通っていたスタジオが閉まり
ボヤケルズは路頭に迷った
(ちと言い過ぎだが)

そして今、新しいライブハウスとして、
新しいライブバーとして
生まれ変わり、今夜も誰かが歌っている。

その、ろくでもない夜、で今日はライブ。

DJダイノジの時にも会った
森森子君のイベント。
アンディモリナイト(昼間のイベントなのに)

アンディモリの曲を中心に楽しむ
DJパーティだ。
それの合間、休憩時間に僕は歌う。

日曜日の夕方、ここは凄く盛り上がってた。
アンディモリへの愛情が溢れてる。

森子君と出会ったのは2年前くらいだ。
鹿児島でのホームのSRホールの系列店が
東京青山に出来た。
そこで森子君がDJイベントを立ち上げた。
そのイベントに縁あって呼んでもらったのが
ボヤケルズだ。
(ちなみに、ホタバン藤田くんもいた)

僕は確か喉をカサッカサにやられてしまって
打ち上げに出ずに帰ったんだった。

森子くんはDJダイノジのダンサーでもある。
先日鹿児島のダイノジロックフェスで
再会した。

思いっきり動いて、盛り上げて
音楽がすきで
すきな音楽を広めたい、という
愚直な男だ。いいよね。

鹿児島で再会時の森子君(左のおちょぼ口)

昨日のフォークカフェメイビーも凄い人だった
今日の下北も昼間っからすごい。

フォークソングを歌う人
DJパーティで盛り上がる人
形は違うけど皆音楽が好きなんだ。
いいことも悪いことも生きてたらあるけど
少なくともこの瞬間に嘘はないんだ、と
フロアでビールを飲みながら
盛り上がる皆を見て勝手に一人
物思いにふけってニヤニヤしてた。

そしてDJ一旦休憩。
森子うたう。アンディモリカバー

そのあと、ぼくも歌う。

セットリスト
・すきすきマーチ
・街に響くラブソング
・1984(アンディモリ)
・ときがたつってことは
・うたはしなない

終演後、色んなお客さんと喋ることができた。
ライブハウスでばっかりやってる頃
よく話してたような
ライブがすきでライブハウスが好きな
バンドティーシャツで
ライブハウスにいりびたる
あんなかんじの。
いいよねー何だか少し懐かしくなった。

終演後、森子チームとご飯。
スーラータンメン、すっぱ美味しかった。
瓶ビールとコップを傾かせ
音楽の話に花を咲かせ
ぼくの今後こういうことしたい、とかも話して
話し足りないけど、後ろ髪引かれながら解散。

昔、DJのことを少しバカにしていた
(かなり昔です、尖ってたんですごめん)

うたえや!演奏せえや!と。

こないだのDJダイノジもそうだし
今日のアンディモリナイトもそうだけど

そのアーティストへの愛で溢れてて

そのバンドが解散してても
ボーカルが亡くなってても
音として、そこに生きていて
みんながまたそこで盛り上がれる。

私この体脱ぎ捨てて
歌になって生きていくわ。
人と人を伝ってずっと生きていける
何人も私を殺せない
おとを鳴らす
うたをうたう限り
うたはしなない

うたはしなないの歌詞そのままのことだった。
それを体現してるイベントなんだな
って今は思う。

わかまつごうナイト、ボヤケルズナイト
いつか誰かやってください。
踊りに行きますわ。

GO

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