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4月24日 児島市民交流センター

朝がきて昨日までの雨は上がっていた。
朝から電車に乗り込み、本州、岡山へ。

今日歌う場所は岡山県倉敷市の
児島という街にある。
児島市民交流センター。

鹿児島交流センター
と空目しそうな名前である。
(実際そういうリプライがツイッターできた)

ちょうとこの日は
児島フェスティバルという祭りが行われてて
街は賑わっていた。

そして児島市民交流センターに到着。

交流センター前でも出店とかたくさん並んでて
活気があった。今日こそ休肝日にしようと
思っていた僕を誘惑する出店からのいい匂い。

交流センター視聴覚室ホール
今日のライブの場所だ。

到着すると藤本たからちゃんがリハをしてた。
Pさんこと南部さんもギターで参加してる。
(2016年2月11日note参照)

今回のライブ、鳥取の藤本たからちゃんも
一緒なのだ。というか、たからちゃんが
今日岡山でやるから、Pさんに言って
僕も混ぜてもらったのだ。感謝。

楽屋で再会トーク。
人間ってやっぱり2ヶ月ぐらいじゃ
久しぶりだねってならないね。

今日のライブはお昼の部、夜の部
とツーステージ。
夜の部では、たからちゃんと一緒に

わかまつごら
(これも2.11のnote参照)

再結成して一緒に手紙を書く癖を歌った。

この日はトリの吉永拓未来君以外
みーんな女の子でアイドルや
シンガーや、きゃぴきゃぴした楽屋に
ぽつんと旅するおじさんひとり。
(タクミ君は遅れてきてた為)

だけど、面白そうだから!
面白そうだからという理由で
アイドルの子達と写真を撮らせてもらった。

S-QTY:R with NEO
my♪ラビッツ
Ayu
わかまつごう

ツイッターに乗っけたら、にやけてる!
ごうさんやらしい!エロス!
などなどのツイートが浴びせられた。

違う!アイドルの中におじさんがひとり!
それを楽しんでもらおうと思って
僕は勇気を出して話しかけたんだ…

でもいい子達でした(ニヤけ顏)

本番写真撮影禁止だったため
歌ってる画像なし。
リハの時のわかまつごら ならあった!

セットリスト
お昼の部
・ゆー
・街に響くラブソング
・つたえうた
・いーのか、いーんだ

夜の部
・うたはしなない
・手紙を書く癖(わかまつごら)
・きせつ

いーのか、いーんだ
聴いて泣きました!と共演のChiiちゃんと写真
(これもニヤけとるな…)
出番終わって物販行ったら、泣きながら
話しかけてくれたChiiちゃん。
素直に嬉しかった。

それにしても
Pさん周りのお客さんやスタッフって
とても独特で、みんな
お客、スタッフ、演者
垣根なくとても気さくに喋ってる。
それがとても新鮮で面白い。

こんなに早くたからちゃんやPさんと
再会できると思ってなかったから
嬉しかったなあ。

GO

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4月24日note完!


…とはいかないのである今日は。
ここからまた奇跡が起こる。

僕は25日、つまり明日
九州 長崎でのライブだ。
それも、平戸市という
けっこー端っこの街まで行かなきゃいけない。

移動時間も経費もなかなかかかる。

今日の22時。岡山駅から出てる
高速バスに乗らなければ間に合わない。

22時の岡山駅まで行くためには
20時には児島駅からの
電車に乗らなければいけない。

ライブ夜の部は18時スタート。
僕の出番はトリの前の20時から。
もっと調べておくべきだったが
まさかそんなに早く出ないといけないとは。

共演者、主催のPさんにお願いし
夜の部、僕は出番を
トップバッターにしてもらった。
ライブを最後まで見届けずに
ここを離れるのはとても申し訳ないし
最後まで居たかった。

ライブのMCで
お客さんにその旨を伝える。

「僕は40分後くらいにこの会場を出て
バスで長崎に向かいます!
なのでCDとか欲しい方は
早めに声かけてください!」

出番が終わり、出発する準備やらをしていた所
共演の吉永拓未君が声をかけてくれた。


僕、ライブが終わってこの後、深夜

2トントラックで熊本・大分に

物資を持っていくんですが

九州まで一緒に乗って行きますか??

え!??

こんなことがあるだろうか。
こんなことがあるから旅は面白い。

奇跡だ。

いやでも、もう一人乗るから
トラックに三人狭くてバスより
乗り心地悪いかもしれないけど?と拓未君。

いやいや、岡山からわざわざ九州に
物資を届けてくれるだけでも有り難いのに
僕も乗せてってくれるって
もう何とお礼を言っていいのやら。

かくして、僕はライブ会場にずっと居座った。
僕がいつまでたってもウロウロしてるのを見て
「あの人帰るんじゃなかったのか」と
思われていたに違いない。

ライブ終了後、片付けを済ませ
共演者の皆さん、Pさんらに
挨拶をして別れる。
また世話になってしまった。
きっとこれからもなるだろう。

飄々としててでも内心ちゃんと熱く
楽しむことを忘れないPさん。
(Pさん、と書くとなんか力抜けますね)
その縁でまた、新しい友達が増えて
なんなら今からその人と一緒に九州へ
トラックで旅立つなんて。
今日の朝は想像もしてなかった。
何度も言いたいけど
これがあるから面白い。

かくして、拓未君と
トラックのある場所まで行き
僕の荷物もトラックに詰め込んで出発!

積み込む拓未君。

拓未君の事務所の後輩
アッキー君も途中で乗り込み
男三人トラックの旅スタート。

左が拓未君
(カメラ目線しないで前見てください)
右がアッキー君
(真ん中の席ってきついよね、すまん)
写ってないけどさらに右に僕がいる。

男三人、ミュージシャン。
音楽の話をたくさんしながら西へ西へ。

飄々としたイメージの拓未だったが
かなり真剣なトーンでアッキー君に
いろいろ聞いていたり
そもそも2tトラックを
運転しそうな顔じゃないのにスイスイ乗りこなしてて
すげーなー、と。

明日もライブなんで寝てください、
と言う言葉に甘えて途中寝つつ

道中いろいろ喋れてよかった。

物資を運ぶ、というとネット上では
偽善、物資は足りてる、などなど
いろいろな文章が目につく。

だけど拓未君御一行、ちゃんとちゃんと
調べて、どこに何がない、何が必要などの
情報を調べて熊本のある病院を目指してた。

拓未くん自身、いろんな人から助けられて
トラックも借りれたし物資も集まったと
言っていて
その行動力もさることながら
皆から愛されてる慕われてるんだなーと
思った。

拓未君自身、ライブバーをやっているらしくて
次はそこで一緒に歌いましょう、と約束した。

福岡・天神でわざわざ高速を一旦降りてくれて
天神にて、お別れ。

拓未くん達は南の熊本へ。物資を届けに。
僕は西の長崎へ。歌を届けに。

どうか無事で。
再会を願う握手を交わし別れた。

夜の明ける前の天神の街。
まだ誰も手をつけてないような
新鮮な朝の空気。
キャリーケースのコロコロ音が街に響く。

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